収録途中で会長業務もしていたとか・・・
2020.06.07 08:49
将棋界のレジェントとも呼ばれる人々が、対局を見ながら声をあげて混乱することなど、そうはないかもしれない。将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Cリーグ第3試合、チーム木村VSチーム康光が6月6日に放送され、中堅戦でチーム康光のリーダー・佐藤康光九段(50)が、その独創的な指し回しで、チームメイトである森内俊之九段(49)、谷川浩司九段(58)のレジェントたち、さらには視聴者たちを驚かせた。
日本将棋連盟の会長職を務めることから、普段から棋士やファンにも「会長」と呼ばれることが多い佐藤九段だが、見るものを困惑の渦に陥れるその指し回しから、時には親しみを込めて「怪鳥」と呼ばれることもある。この日は、野月浩貴八段(46)との戦いにおいて、その怪鳥ぶりを大いに発揮するシーンが繰り返された。
まずは第2局。野月八段の踏み込みに予想外の対応をしたことに、作戦会議室で見ていた森内九段が「えー!」、谷川九段も「え、え、え、え、そうなんですか」と大慌て。2人とも永世名人の有資格者で、他の棋士の熱戦も数え切れないほど見てきただろうが、佐藤九段のたった一手に、一気に血圧が上がるといった様子になった。そのまま勝負は大混戦に突入。167手の激闘を佐藤九段が勝利すると、谷川九段は思わず「いやー、すごいドキドキさせてくれますね」と、ジェットコースターばりの興奮といった様子を見せていた。
最終第3局でも、見るものをハラハラさせる怪鳥流は全開だ。途中、自陣の角の動きが悪くなるような7七桂と飛んだシーンでは、谷川九段から「ひえー、いや、まさかとは思いましたけど」という声が。さらには終盤、受けの一手には「ぎゃー」という声まで会議室に響いた。
結果、1勝2敗と負け越した佐藤九段は「よく1勝できたなという内容だったと思う」と苦笑いしていたが、チームは佐藤九段が2局目にあげた勝利で予選通過が決定。決勝トーナメントでも、この怪鳥ぶりが相手も視聴者、そして仲間までも翻弄する。
持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行い、1回の対戦は三番勝負。3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝賞金1000万円。
◆出場チーム&リーダー
豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)
(ABEMA/将棋チャンネル)
情報源:会長にして“怪鳥”佐藤康光九段の独創性にレジェントたちが「え、え、そうなんですか?」と大混乱/将棋・AbemaTVトーナメント(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:会長にして“怪鳥”佐藤康光九段の独創性にレジェントたちが「え、え、そうなんですか?」と大混乱/将棋・AbemaTVトーナメント | ABEMA TIMES
会長にして“怪鳥”佐藤康光九段の独創性にレジェントたちが「え、え、そうなんですか?」と大混乱/将棋・AbemaTVトーナメント#将棋 #佐藤康光 #チーム康光 @TeamYasumitsu #AbemaTVトーナメント
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収録の合間に連盟に戻って仕事されていた会長はさすがに疲労の色が見えますね。#AbemaTVトーナメント
— 西尾明 (@nishio248) June 6, 2020
チーム康光
チーム木村
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ほぉ・・・