藤井聡太七段、最年少でタイトル挑戦 師匠・杉本昌隆八段「将棋が指せる幸せや感謝の気持ちを忘れず」/将棋・棋聖戦

藤井聡太七段、最年少でタイトル挑戦 師匠・杉本昌隆八段「将棋が指せる幸せや感謝の気持ちを忘れず」/将棋・棋聖戦 | ABEMA TIMES

100手 6八角打まで、△藤井聡七段 が挑戦権獲得
タイトル挑戦最年少記録更新


2020.06.04 19:46

将棋の藤井聡太七段(17)が6月4日、ヒューリック杯棋聖戦・決勝トーナメントの決勝で永瀬拓矢二冠(27)に勝利し、史上最年少となる17歳10カ月20日でのタイトル挑戦を決めた。デビュー直後から数々の記録を作ってきた藤井七段だが、本人も目標としてきたタイトル挑戦が決まり、関係者からもコメントが寄せられた。日本将棋連盟・佐藤康光会長(50)は「大変な快挙だと思います」、挑戦を受ける渡辺明棋聖(棋王、王将、36)は「間違いなく将棋史に残る戦い」と語った。前記録保持者の屋敷伸之九段(48)、師匠・杉本昌隆八段(51)らのコメント全文は以下のとおり。

日本将棋連盟会長・佐藤康光九段

史上最年少の挑戦ということで大変な快挙だと思います。渡辺明棋聖との五番勝負、大変な話題を集めることとなりますが、藤井聡太七段の番勝負の中での日々成長、進化の過程に注目していきたいと思います。

現タイトル保持者・渡辺明棋聖

藤井聡太七段の初めてのタイトル戦という、間違いなく将棋史に残る戦いに出場することに大きなやりがいを感じています。注目される五番勝負になるので、期待に応えるような将棋が指せればと思っています。

前記録保持者・屋敷伸之九段

藤井聡太七段、タイトル挑戦おめでとうございます。タイトル戦でどのような将棋を指すか、楽しみにしています。

師匠の杉本昌隆八段

社会や日々の生活が大きく変化していく中、集中力を持続させて見事に新記録を達成してくれました。将棋が指せる幸せや感謝の気持ちを忘れず、五番勝負も全力で戦って下さい。師匠として楽しみにしています。
(ABEMA/将棋チャンネル)

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100手まで、藤井聡太七段が勝ちました。終局時刻は19時44分。消費時間は▲永瀬3時間59分、△藤井3時間59分。これにより藤井聡七段の挑戦が決まり、同時にタイトル挑戦の歴代最年少記録を更新する見込みとなりました。第91期棋聖戦五番勝負は6月8日(月)、東京・将棋会館で開幕する予定です。

情報源:ヒューリック杯 棋聖戦中継 plus: 藤井聡七段が挑戦権を得る


第91期ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦、永瀬拓矢二冠VS藤井聡太七段の対局が、6月4日(木)に東京・将棋会館で行われ、藤井七段が100手で永瀬二冠に勝ち、挑戦権を獲得しました。

藤井七段は自身初のタイトル挑戦となり、またこれまで屋敷伸之九段が持っていた最年少挑戦記録を塗り替えました。

渡辺明棋聖に挑戦する第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負は 6月8日(月)に開幕します。

◆第91期ヒューリック杯棋聖戦 決勝トーナメント表

情報源:永瀬拓矢二冠VS藤井聡太七段 ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦|棋戦トピックス|日本将棋連盟


2020年06月04日 20:20

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本日、6月4日(木)に東京都渋谷区「将棋会館」で行われた、第91期ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦で藤井聡太七段(17)が永瀬拓矢二冠に勝ち、挑戦権を獲得しました。これにより藤井聡太七段は17歳10ヶ月20日で最年少でのタイトル挑戦の記録を31年ぶりに更新します。

2020年6月8日(月)に開幕する五番勝負で藤井は渡辺明棋聖に挑戦します。

最年少タイトル挑戦ランキング
棋士名 生年月日 該当棋戦 挑戦日 初タイトル挑戦時
年齢
1 藤井聡太 2002年7月19日 第91期
ヒューリック杯
棋聖戦
2020年6月8日 17歳10ヶ月20日
2 屋敷伸之 1972年1月18日 第55期棋聖戦 1989年12月12日 17歳10ヶ月24日
3 羽生善治 1970年9月27日 第2期竜王戦 1989年10月19日 19歳0ヶ月22日
4 渡辺明 1984年4月23日 第51期王座戦 2003年9月2日 19歳4ヶ月10日
5 加藤一二三 1940年1月1日 第19期名人戦 1960年4月14日 20歳3ヶ月13日
6 中原誠 1947年9月2日 第11期棋聖戦 1967年12月19日 20歳3ヶ月17日
7 豊島将之 1990年4月30日 第60期王将戦 2011年1月8日 20歳8ヶ月9日
8 佐藤康光 1969年10月1日 第31期王位戦 1990年7月12日 20歳9ヶ月11日
9 谷川浩司 1962年4月6日 第41期名人戦 1983年4月13日 21歳0ヶ月7日
10 郷田真隆 1971年3月17日 第60期棋聖戦 1992年6月16日 21歳2ヶ月30日
11 三浦弘行 1974年2月13日 第66期棋聖戦 1995年6月19日 21歳4ヶ月6日

藤井聡太七段がタイトル挑戦決定した時の記録です
※挑戦日は該当棋戦の第1局1日目を計算

関係者のコメント

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日本将棋連盟会長 佐藤康光九段
史上最年少の挑戦ということで大変な快挙だと思います。渡辺明棋聖との五番勝負、大変な話題を集めることとなりますが、藤井聡太七段の番勝負の中での日々成長、進化の過程に注目していきたいと思います。

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渡辺明棋聖
藤井聡太七段の初めてのタイトル戦という、間違いなく将棋史に残る戦いに出場することに大きなやりがいを感じています。注目される五番勝負になるので、期待に応えるような将棋が指せればと思っています。

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屋敷伸之九段
藤井聡太七段、タイトル挑戦おめでとうございます。
タイトル戦でどのような将棋を指すか、楽しみにしています。

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杉本昌隆八段
社会や日々の生活が大きく変化していく中、集中力を持続させて見事に新記録を達成してくれました。 将棋が指せる幸せや感謝の気持ちを忘れず、五番勝負も全力で戦って下さい。
師匠として楽しみにしています。

情報源:藤井聡太七段、史上最年少でタイトル挑戦へ!|将棋ニュース|日本将棋連盟


決勝トーナメント

情報源:第91期棋聖戦決勝トーナメント


永瀬拓矢二冠 vs △藤井聡太七段(棋譜DB棋譜を見る

100手 6八角打まで、△藤井聡七段 が挑戦権獲得
タイトル挑戦最年少記録更新




 



今年度内に八段・もしかしたら九段昇段の可能性もあるんだよな。
棋聖戦の次は王位戦リーグ最終戦、王座戦の二次予選決勝、竜王戦3組決勝の師弟対決、王将戦リーグが待っている。