ほぉ・・・
2020.06.01 10:17
今や“貴族”の異名を持つ名人経験者も、ベテラン棋士からすれば青年時代は「かわいいぼっちゃん」に思えたようだ。将棋の木村一基王位(46)が5月29日、特別番組に生出演し、名人3期の実績を持つ佐藤天彦九段(32)とは、高校進学とともに上京してきた時からの間柄で、当時の印象を振り返った。
佐藤九段は福岡出身で、奨励会時代は早くから頭角を現した。高校在学中、16歳の時にはフリークラスであれば四段昇段、プロ入りを果たせる権利を得ていたが、師匠である中田功八段(52)が三段リーグで同世代としのぎを削るべきという考えを受けて、これを辞退。2006年度の前期リーグで、全体2位の成績で晴れてプロ入りを果たしたことでも知られている。
佐藤九段の上京時から、練習将棋などでも顔を合わせていたという木村王位は「かわいいぼっちゃんだったというのは、過去形で言えること。こういう人が十数年経って、貴族と呼ばれるとは想像しなかった」と、その成長ぶりに目を細めた。
“貴族”の異名は、ファッションセンスや穏やかな口ぶりなどによるものだが、この点についても「彼はあんまり感情的にならなくて、のほほんとした感じは将棋指しっぽくない。負けてカッとなるとか、感情的になるのはどんな人でもあるけれど、彼は珍しくそうういところがないというか、出ない感じ」と、その人柄のよさを紹介していた。
この番組には、熱い性格で知られる師匠・中田八段も出演していたが、愛弟子についての話には、無言で優しい笑みを見せたまま聞き入っていた。
(ABEMA/将棋チャンネル)
情報源:木村一基王位、若き日の“貴族”佐藤天彦九段を語る 16歳のころは「かわいいぼっちゃんだった」(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:木村一基王位、若き日の“貴族”佐藤天彦九段を語る 16歳のころは「かわいいぼっちゃんだった」 | ABEMA TIMES
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秒単位で読んで決断しないといけないからな。
その決断に、経験によって培われた大局観が関わってくる。