ほぉ・・・
2020.05.28 12:13
将棋界における師匠と弟子の関係で、一躍注目を集めたのが木村一基王位(46)と高野智史五段(26)だ。昨年、木村王位が史上最年長で初タイトルを取り“中年の星”として話題となれば、高野五段も同年、新人王戦で棋戦初優勝。師弟そろって棋士人生における大きなポイントとなる1年になった。指定の関係のよさを示すようなエピソードがまたしても明かされたが、トークにも秀でた木村王位は、しっかりオチをつけてきた。
木村王位は行方尚史九段(46)、野月浩貴八段(46)という同い年の2人と、プロ将棋界初の団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」に出場する。気心知れた3人だけに、チームワークのよさは抜群。既に放送された他の対局では、対局を見守るチームメイトの様子がファンの間でも人気になっているが、このチームではさらに盛り上がると期待が膨らんでいる。
戦いを前に行われた決起集会では、3人のことを改めて知ろうというクイズ企画が行われ、その中で木村王位が最近した一番高い買い物について盛り上がった。答えは「スーツ」で、これは木村王位から高野五段へ、新人王戦優勝を記念して贈られたもの。金額は「6ケタ」で、対局だけでなくイベント、テレビ出演などスーツ姿が基本となる棋士にとっては、重宝するものだ。
棋士の服装としてもう一つ、よく知られるのが和服だ。通常の公式戦ではスーツ姿がほとんどだが、タイトル戦では和服で臨む。決まりになっているわけではないが、晴れ舞台での服装ということもあり、棋士にとっても和服を着てタイトル戦に登場するのが、大きな目標の一つだ。
スーツを贈ったなら、次は和服も…と思われるところだが、木村王位は「もう買いません(笑)自前でお願いします」ときっぱり。「今後は自分で活躍して、自腹でお願いしたいと思います」と繰り返した。とはいうものの、弟子思いの木村王位。着物は贈らないものの、自分がタイトルを保持しながら高野五段が挑戦者となり、師弟による番勝負の実現を心待ちにしていることだろう。
◆第3回AbemaTVトーナメント
持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行い、1回の対戦は三番勝負。3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝賞金1000万円。
◆出場チーム&リーダー
豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)
(ABEMA/将棋チャンネル)
情報源:木村一基王位、弟子にスーツのプレゼント 着物は「自前でお願いします」/将棋・第3回AbemaTVトーナメント(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
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チーム木村
チーム糸谷
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和服は本当に買ってあげないのかな?