居残りで特打に励む鈴木(中央)ら野手陣(撮影・河合佑樹)

「開幕見えてきた」 練習に活気あふれる

このまま開幕できるのかね?


2020/5/17

居残りで特打に励む鈴木(中央)ら野手陣(撮影・河合佑樹)
居残りで特打に励む鈴木(中央)ら野手陣(撮影・河合佑樹)

広島は17日、「3勤1休」での練習を開始した。投手と野手が午前組と午後組に分かれ、ユニホーム姿で練習。鈴木は「今までのジャージーとは違う。キャンプインみたいで、そろそろ始まるなという感じ」。ナインは最短で6月19日の可能性がある開幕に向け、練習の段階を上げた。

活気があふれていた。午前組の野手は10人のうち鈴木、野間、メヒアら6人が居残って約20分間、特打に励んだ。ピレラは実戦を想定し、変化球を交えて打ち込んだ。上本は「これまでと気持ちの入り方が全然違う。アピールするだけ」と再び始まる競争に備え、精力的にバットを振った。

約1カ月続いた「1勤1休」を終え、ギアを上げていく。会沢はレガーズとヘルメットをかぶって内外野のノックで動いた。「徐々にやらないといけない作業。(防具を着ける)感覚を思い出していく」と準備に余念がない。

21日からは全体練習を再開する予定。段階を踏んでシート打撃、紅白戦と実戦モードに入っていく。佐々岡監督は「開幕が見えてきた。そんなに時間はないので、しっかりと集中して一日一日を大事にやっていこう」とナインに呼び掛けた。(川手寿志)

情報源:「開幕見えてきた」 練習に活気あふれる | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル


2020年05月18日 07時03分

プロ野球の広島カープは、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が広島県で解除されたことを受け、17日から練習のスケジュールを変えて練習量を増やし、全体練習の再開を目指していくことになりました。

カープはこれまで選手どうしの接触を減らすため、チームを2つのグループに分け、さらにピッチャーと野手の練習時間を午前と午後にずらし、1日交代で練習を続けていました。

今月14日に緊急事態宣言が広島県で解除されたことを受けて17日から2つのグループが午前と午後にわかれて3日練習して1日休むスケジュールに変更し練習量を増やしていくことになりました。

17日、接触を減らすため、野手は広島市のマツダスタジアムのグラウンド、ピッチャーは室内練習場で練習を行い、午前の野手の練習では、主軸の鈴木誠也選手や選手会長の田中広輔選手などがフリーバッティングを中心におよそ2時間半、汗を流していました。

カープは今後、状況を見ながら全体練習を再開し、今月末までには紅白戦を行いたいとしています。

田中選手は「1歩進んだという気持ちだ。開幕の日程は確定していないがしっかり調整していきたい」と話していました。

鈴木選手は「キャンプインのような、そろそろ始まるなという感じだ。これから実戦も増えると思うし意識しなくても気持ちの高ぶりは出てくると思う」と話していました。

情報源:カープ 宣言解除受け練習量増へ|NHK 広島のニュース


2020年5月18日 05:30

レガースとヘルメットを着用して練習する広島の会沢
レガースとヘルメットを着用して練習する広島の会沢

止まっていた時計が動き始めた。広島は17日、4班に分けて1勤1休で実施していた自主練習を、1カ月ぶりに「3勤1休」でAB2班の分離練習に戻した。広島県内の緊急事態宣言が14日に解除されたためで、会沢翼捕手(32)はレガースとヘルメットを着用し、“その日”を見据えて汗を流した。21日にも全体練習を再開する予定だ。

午前9時30分、10人のA班野手が約1カ月ぶりのユニホーム姿で本拠地グラウンドに集った。4月17日以来の「3勤1休練習」再開。佐々岡監督は、屋内で汗を流すA班投手の持ち場を離れ、野手陣に「一日一日を大事に集中してやっていこう」と声を掛けた。

新型コロナウイルス禍による緊急事態宣言解除を受け、一つ上がった練習のギア。格好に表れたのが会沢だ。レガース、ヘルメット着用でキャッチボールを終えると、そのままローテーションの内外野ノックに入った。

「徐々にやらないといけない作業。慣らすというよりも思い出させる。(レガースの有無で)全然違います。脚も重くなるしね」

気温25度。脚を動かして打球を追い、ヘルメットを付けた頭部からは幾筋もの汗が滴り落ちる。「一番は体のことを考えて。もう20代じゃないので、急にやると…ね」。32歳。死球禍による頸部(けいぶ)などへの影響を考慮したものだった。

投手と野手が午前、午後に分かれていた1勤1休の自主練習。この日は実現しなかったが、状況が許せば投球を受けることも可能になる。A班投手の状態は既にブルペン捕手に確認済み。「徐々に」投手陣とコミュニケーションを取る意向だ。

チームは休み明けの21日にも全体練習に移行する予定。シート打撃など実戦形式の練習が可能になり、月末には2試合の紅白戦を計画する。午後のB班も視察した指揮官は、帰途に就く際「野手は1カ月以上、投手の球を打っていない。実際の投球を打ってどうか」と先を見据える。

6月後半を目標にすることで一致している公式戦の開幕。最短19日、同じ金曜日の26日も候補に挙がり、次回22日の12球団代表者会議が注目される。

「一日一日をムダに過ごすことがないように、考えながらここまでやってきた。日程が見えたら、また変わってくると思う。その日に合わせ、やるべきことをやっていきたい」

表情を引き締める正捕手。球音が戻るその日に向け、少しずつ確実に前進する。(江尾 卓也)

情報源:広島 1カ月ぶり3勤1休!会沢 ユニホーム&レガース着用「全然違います」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:広島 1カ月ぶり3勤1休!会沢 ユニホーム&レガース着用「全然違います」― スポニチ Sponichi Annex 野球



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