<王将戦第7局第2日>渡辺明王将(左)は広瀬章人八段を破り王将位を防衛する(撮影・西川祐介)

渡辺王将が防衛、通算4期目 王将戦第7局 通算タイトル25期に

153手 4八馬まで、▲渡辺明王将 の勝ち


2020年3月26日 19:25

<王将戦第7局第2日>渡辺明王将(左)は広瀬章人八段を破り王将位を防衛する(撮影・西川祐介)
<王将戦第7局第2日>渡辺明王将(左)は広瀬章人八段を破り王将位を防衛する(撮影・西川祐介)

将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第7局は26日、新潟県佐渡市・佐渡グリーンホテルきらくで2日目が行われ、先手の渡辺明王将(35)が153手で挑戦者の広瀬章人八段(33)を下し、対戦成績4勝3敗でタイトル防衛を果たした。終局時間は19時22分。

渡辺はこれで通算4期目の獲得。通算タイトル数は、竜王11期、王座1期、棋王8期、棋聖1期と合わせて25期となった。

▼渡辺王将 先にカド番に追い込まれた苦しい番勝負だったが、結果を残せてよかった。

▼広瀬八段 チャンスが全く無いわけではなかったのに、力及ばずだった。

情報源:渡辺王将が防衛、通算4期目 王将戦第7局 通算タイトル25期に(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:渡辺王将が防衛、通算4期目 王将戦第7局 通算タイトル25期に― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2020.3.26 19:46

将棋の第69期王将戦七番勝負(毎日新聞社など主催)の第7局が25、26の両日、新潟県佐渡市で指され、先手の渡辺明王将(35)が挑戦者の広瀬章人(あきひと)八段(33)に153手で勝ち、対戦成績4勝3敗で2連覇を果たした。王将位は通算4期で、獲得タイトルは通算25期となった。

渡辺王将は棋聖、棋王と合わせて3冠を堅持した。広瀬八段は初挑戦で初の王将位獲得はならなかった。

情報源:将棋の渡辺王将が2連覇(産経新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:将棋の渡辺王将が2連覇 – 産経ニュース


2020年3月26日 19時38分(最終更新 3月26日 20時32分)

新潟県佐渡市の佐渡グリーンホテルきらくで25日から指されていた第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第7局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、大阪王将特別協賛、佐渡汽船、和田商会、囲碁将棋チャンネル協賛)は26日午後7時22分、渡辺明王将(35)が挑戦者の広瀬章人八段(33)に153手で勝ち、4勝3敗で2連覇、通算4期目の王将位を獲得した。残り時間は渡辺8分、広瀬1分。渡辺は棋王、棋聖との3冠を堅持した。

渡辺は17日に棋王戦五番勝負で本田奎五段(22)を3勝1敗で退け、8連覇を達成したばかり。4月8日から始まる名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)で豊島将之名人(29)に挑む。【丸山進】

渡辺王将の話 先にカド番に追い込まれる苦しい番勝負だったが、結果が出せたのはよかった。

広瀬八段の話 今シリーズはいいところも悪いところもあった。力及ばずというところでしょうか。

情報源:王将戦 渡辺が寄せきり2連覇 3冠を堅持 – 毎日新聞


153手まで、渡辺王将が勝ちました。終局時刻は19時22分。消費時間は▲渡辺7時間52分、△広瀬7時間59分。この結果、第69期大阪王将杯王将戦七番勝負は4勝3敗で渡辺王将が防衛しました。渡辺王将の王将位獲得は2期連続4期目。タイトル獲得数は25期となりました。

情報源:大阪王将杯王将戦中継ブログ : 渡辺王将が防衛


(終局直後の様子)

【渡辺王将の談話】

――本局を勝利で終えた感想をお聞かせください。

「大変な将棋で、だいぶ後ろのほうまで分からなかった将棋でした」

――初日から振り返っていかがでしたか。

「飛車と角を切ったのは、ほかに代案がなかったのでいったんですけど、ちょっと駒損が大きいのかな、と指しかけのときは思っていました」

――大駒を全部渡すという展開になりましたが、あの時点ではどういった構想だったのでしょうか。

「大駒がなくなったときは基本的に自信がなかったです。千日手含みで粘れないかなと考えていました」

――そのあと大駒を2枚取り返す展開となりましたが、指せるようになったのはどの辺りだったのでしょうか。

「△8五歩(127手目)や△1一と(135手目)で駒損が回復した辺りで少しよくなったという感じですかね。ただ、入玉される恐れがあったので、勝ちと思ったのはだいぶあとでした」

――それは入玉を阻止できそうになった辺りでしょうか。

「▲5二桂成(145手目)と金を取ることができたので、その辺りで入玉を阻止できたかな、という感じでした。

――王将のタイトルを防衛されました。それについていかがですか。

「先にカド番に追い込まれる苦しい番勝負だったので、結果が出せたのはよかったと思います」

――タイトル戦でフルセットになったシリーズは、(最終局の戦績が)8勝2敗でした。何かフルセットに強い秘訣はあるのでしょうか。

「王将戦ではフルセットで負けてしまったこともありますし、今日の将棋も先手番で先に攻めていた分のよさが残っていた内容ではあったので、そういった運もあったのだと思います。

――4月からまたタイトル戦が続きますが、それについてはいかがですか。

「この七番勝負も含めて、しんどい戦いが長く続いていたので、ちょっと休んでから次のことは考えたいと思います」

【広瀬八段の談話】

――昨日、今日と戦いを振り返っていかがでしたか。

「攻めを呼び込む形になり、角も飛車も切らせたつもりではあったんですけど、なかなかうまいタイミングは発見できませんでした。本譜のような展開が妥当かなと」

――大駒4枚全て手にされましたが、そのうち3枚が守りの駒になっていました。

「展開としてはやむを得なかったのかなと思います。当然ながら、全て目標になってしまうので、なんとかしのげないかなと探ってはいたんですが、苦労の多い展開だったように思います。▲5六角成(97手目)としたところで、こちらの手番なので何かないかなと思っていたんですけど、そこでめぼしい方針が見えませんでした」

――フルセットに持ち込みながらも、残念ながら敗れましたが、全体のシリーズを振り返っていただけますでしょうか。

「チャンスが全くないわけではなかったので、力及ばずだったかなというところですかね」

情報源:大阪王将杯王将戦中継ブログ : 終局直後


渡辺明王将に広瀬章人八段が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦七番勝負の第7局が3月25・26日(水・木)に新潟県佐渡市「佐渡グリーンホテルきらく」で行われ、渡辺王将が広瀬八段を153手で破り4勝目をあげました。

渡辺王将は七番勝負を4勝3敗で制し、4期目の王将獲得となりました。

詳しくは27日の毎日新聞・スポーツニッポンをご覧ください。

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渡辺明王将 vs △広瀬章人八段(棋譜を見る

153手 4八馬まで、▲渡辺明王将 の勝ち




 



防衛おめでとうございます。