元乃木坂46伊藤かりん「将棋親善大使」で奮闘中「棋士の先生たちの魅力を引き出す役割がしたいです!」将棋新番組が目標

元乃木坂46伊藤かりん「将棋親善大使」で奮闘中「棋士の先生たちの魅力を引き出す役割がしたいです!」将棋新番組が目標 | AbemaTIMES

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人気アイドルグループに在籍中から、将棋界に新たな刺激を与えてきた元乃木坂46・伊藤かりん。NHK「将棋フォーカス」の司会を務めた後、現在は将棋親善大使として、就位式などの関連イベントに出向いたり、将棋ラジオ番組のパーソナリティを務めたりと奮闘中だ。縁のない人からすれば、堅いイメージを持ちがちな将棋に対して「先生たちの魅力をいっぱい引き出す役割がしたいです!」と、時には棋士のプライベートにも斬り込んでいる。元アイドルから見た将棋界の魅力はどんなものか。様々な視点から聞いた。

幼少期、「記憶にないレベルで」祖父と年1回指したかどうか、というぐらいしか将棋と縁がなかった伊藤。それが今では「将棋好き芸能人」を知ろうとすれば、すぐに名前が挙げられるほどになった。NHKの将棋番組にレギュラー出演したことをきっかけに、棋力もめきめき上昇。現在はアマチュア初段だ。

伊藤 将棋について、勉強という感覚はなかったですね。アイドルも忙しくて大変だったので、それの息抜きが将棋でした。アイドルしているか、将棋しているか、みたいな生活で。雑誌「将棋世界」の連載もあって、月に1回は戸辺誠先生(七段)にもお会いする機会がありました。

戸辺七段は、伊藤にとって将棋の師。この月1回の“面談”は、宿題を提出する日でもあった。

伊藤 戸辺先生はすごく忙しいのに、毎回すごい量の宿題を出してくださって(笑)何かのコピーとかではなく、作ってくれたんです。その愛がうれしくて、私も一生懸命に解いていました。始めたばかりのころは1手詰、3手詰。途中から次ぎの一手になって。私が好きな中飛車によく出てくるような局面のものでした。プリントを見ながら、ゲーム感覚で遊びながら勝手に学べました。それに対するフィードバックもあったので、今考えたらめちゃめちゃ贅沢ですよね(笑)本当に。

単なる「将棋好きアイドル」ではなく、「しっかり将棋が指せるアイドル」に進んだことが、ファンの好感も得た。初級者時代に初めて出場した女性限定の大会では「ボコボコにされた(苦笑)」が、戸辺七段をはじめ、いろいろな棋士からの教えをしっかり吸収し、棋力もアップ。到底かなわないといった相手とも善戦できるようになってから、さらに将棋にハマった。

プロ棋士と話す機会が増えたことで、一番強く感じたのは、強い人はみな「負けず嫌い」ということだ。

伊藤 私は結構能天気というかポジティブな性格なんですよね。もっと悔しいという性格を持っていれば、強くなれるのになって、いつも思います。棋士の先生方は、すごく負けず嫌いで、それが絶対に次につながっているんですよね。私は切り替えが早いので、それで人生いいこともたくさんあるんですが、将棋についてはもっと悔しがった方がいいって、戸辺先生にも言われます。悔しがることができるのは、すごくいい才能だと思います。

もちろん芸能界でも、負けず嫌いという資質は重要だが、競り合うことよりも「自分の居場所を整えるタイプ。自分のポジションを光り輝かせたかった」伊藤にとっては、刺激的な人々だった。

「将棋フォーカス」卒業後は、将棋親善大使として棋士、女流棋士らとともに普及活動に務めている。ここでは、将棋界の人々が持ち合わせないタレントを存分に発揮している。将棋関係者が気を遣って聞きにくいような質問を、大ベテランやレジェンド級の棋士にも、嫌味なく聞けるのは才能だ。たとえば、史上4人目の「竜王・名人」である、豊島将之竜王・名人は、さほど口数が多いタイプではないが、以下のように見ている。

伊藤 豊島先生とは、もっとお話をしたいんですよね。名人の就位式に伺った際、「卒業おめでとうございます」と言ってくださって。乃木坂46と将棋フォーカスについてだったんですけど「あ、詳しい!」と思って、すごくうれしかったですね。アイドルとか、あまり興味がないかと思っていたので。そういうギャップにはキュンとしますね(笑)

豊島竜王・名人は、女性ファンが非常に多いことでも知られる棋士。その点については、こうだ。

伊藤 ふと見える笑顔が、女性心をくすぐるんですよ。ちょっと子どもみたいというか。かつ今、最強レベルで強いので、将棋ファンは絶対について行きますよね。ファンの方々、みんなうちわとか持ってましたもん。アイドル力ありますよね。気になるっていうか、ちょっとミステリアス。私は全部さらけ出して知ってもらう方だったので、あの雰囲気はうらやましいですね(笑)

女性人気と言えば「西の王子」とも呼ばれる斎藤慎太郎八段は、端正なマスクと優しげな話し方で、これまた人気の棋士だ。

伊藤 お顔ももちろん端正ですが、お会いした時の話し方が素敵過ぎて。柔らかい関西弁というか、あれは女性はきっと全員好きだと思います。すごく素敵な方だと思いますね。女性ファンが男性アイドルを追いかけているかのように、キラキラした感じですよね。棋士の方々も、ファンに支えられてのものだからと、いつも言っていらっしゃいます。

国民栄誉賞を受賞した羽生善治九段や、永世名人の有資格者で、かつ最年少名人となった谷川浩司九段も、伊藤のコミュニケーション力を持ってすれば、すんなりと会話が盛り上がる。

羽生先生は、結構なんでも答えてくださるので。あんまり物怖じせず、ご家族のことも聞いちゃいますね。昔好きだったアイドルとかも聞きますし、先生自身がなんでも興味がある方なので。谷川先生に対しても、私は一度も緊張を感じたことがなくて。そういうことを言うと、将棋界の方にはすごくびっくりされます(笑)いつも優しくしてくださるので、その感覚が周りと違うんですかね。そういう意味で、私のポジションでやれることをしていきたいです。

1つ、夢がある。新たに自ら将棋テレビ番組を作ることだ。今はそのためにさらに将棋界での接点を増やそうと、色々な現場に顔を出し、何かできることはないか、ヒントはないかと模索する日々だ。

伊藤 今やっているラジオ番組がそうなんですけど、女流棋士の方々がいながら、私ができる仕事は、女流棋士だと上司にあたる棋士の先生には、聞きづらいこといっぱいあると思うんです。私の立場だからこそ、聞いてもギリギリ失礼にならないものっていっぱいあると思うので、そういうところで先生方の魅力をいっぱい引き出す役割がしたいです!

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