第91期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント1回戦で行方尚史九段を破り、準々決勝進出を決めた菅井竜也八段。次戦は藤井聡太七段と対戦する=20日、東京・千駄ケ谷の将棋会館

菅井竜也八段が行方尚史九段を破り勝ち進む 第91期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント

135手 3八歩打まで、▲菅井八段 の勝ち


2020.3.20 18:05

第91期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント1回戦で行方尚史九段を破り、準々決勝進出を決めた菅井竜也八段。次戦は藤井聡太七段と対戦する=20日、東京・千駄ケ谷の将棋会館
第91期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント1回戦で行方尚史九段を破り、準々決勝進出を決めた菅井竜也八段。次戦は藤井聡太七段と対戦する=20日、東京・千駄ケ谷の将棋会館

将棋の渡辺明棋聖(35)=棋王・王将=への挑戦権を争う第91期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント1回戦、菅井竜也八段(27)-行方尚史九段(46)戦が20日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、先手の菅井八段が135手で勝ち、準々決勝進出を決めた。菅井八段は次戦、ベスト4進出を懸けて、史上最年少タイトル挑戦・獲得が懸かる藤井聡太七段(17)と激突する。

菅井八段は岡山市出身。井上慶太九段門下で平成22年、四段プロデビュー。タイトル戦登場は2回で、獲得は王位1期。2回の棋戦優勝を果たしている。通算成績は319勝137敗(勝率7割)で、今年度は29勝14敗(同6割7分4厘)。今期の棋聖戦はシードにより、決勝トーナメントからの登場となる。

一方、行方九段は青森県弘前市出身。故大山康晴十五世名人門下で5年、四段昇段。タイトル戦登場は2回で、棋戦優勝は2回。通算成績は647勝414敗(同6割1分)、今年度は23勝12敗(同5割9分3厘)。今期は2次予選からの参加で、田村康介七段(44)、高崎一生六段(33)、決勝で藤井猛九段(49)を破って決勝トーナメント進出に駒を進めた。

両者の対戦成績は8回あり、菅井八段の6勝、行方九段の2勝。本棋戦では第86期の決勝トーナメント1回戦で対戦し、菅井八段が勝利している。

本局は振り駒の結果、先手は菅井八段。午前10時に対局が始まり、角交換に進んだ。振り飛車党の菅井八段が本局も飛車を8筋に振って穴熊に、行方九段は左美濃にそれぞれ組み上げた。菅井八段はほとんど時間を使わず、攻撃を仕掛けると、行方九段は龍を受けに使うなど自玉の守りを強化。ここから行方九段が反撃を見せ、先手玉に迫った。しかし、最後は菅井八段がうまい差し回しで逃げ切り、午後5時10分、行方九段が投了した。

持ち時間各4時間。残り時間は菅井八段2時間41分、行方九段1分。

情報源:菅井八段が8強進出、準々決勝で藤井七段と激突 ヒューリック杯棋聖戦決勝T(産経新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:【ヒューリック杯棋聖戦決勝T】菅井八段が8強進出、準々決勝で藤井七段と激突 – 産経ニュース


第91期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメントで、行方尚史九段VS菅井竜也八段の対局が3月20日に行われ、菅井八段が135手で行方九段を破り、勝ち進みました。

次戦は、藤井聡太七段と対局します。

◆第91期ヒューリック杯棋聖戦 決勝トーナメント表はこちら

情報源:菅井竜也八段が行方尚史九段を破り勝ち進む 第91期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント|棋戦トピックス|日本将棋連盟


決勝トーナメント

情報源:第91期棋聖戦決勝トーナメント


菅井竜也八段 vs △行方尚史九段(棋譜を見る

135手 3八歩打まで、▲菅井八段 の勝ち


 





2回戦で藤井聡太七段と対戦。