166手 5七桂打まで、△佐藤天九段 の勝ち
2020.3.19 21:34
将棋の渡辺明棋聖(35)=棋王・王将=への挑戦権を争う第91期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント1回戦、船江恒平六段(32)-佐藤天彦(あまひこ)九段(32)戦が19日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、後手の佐藤九段が166手で勝ち、準々決勝進出を決めた。佐藤九段は次戦、ベスト4進出を懸けて、丸山忠久九段(49)-郷田真隆九段(49)戦の勝者と戦う。
船江六段は兵庫県加古川市出身。井上慶太九段門下で平成22年、四段プロデビュー。棋戦優勝は2回。通算成績は235勝132敗(勝率6割4分)で、今年度は23勝12敗(同6割5分7厘)。今期の棋聖戦は2次予選から出場。村山慈明(やすあき)七段(35)、大橋貴洸(たかひろ)六段(27)、糸谷哲郎八段(31)にそれぞれ勝って決勝トーナメント進出を決めた。
佐藤九段は福岡市出身。中田功八段門下で18年、四段昇段。タイトル戦登場は6回で、獲得は名人3期。棋戦優勝は4回。通算成績は362勝184敗(同6割6分3厘)で、今年度は16勝20敗(同4割4分4厘)。今期の棋聖戦は決勝トーナメントからの登場だ。
両者の対戦はこれまで2局あり、佐藤九段が2連勝している。
本局は振り駒の結果、船江六段の先手で、午前10時に対局が始まった。序盤はお互いに駒組みが続き、佐藤九段は右玉に構えた。2筋、3筋でせめぎ合いとなり、その間に船江六段は自玉を安定させ、うまく攻め駒をさばいた。船江六段が徐々に形成を良くし、リードを広げた。
しかし、佐藤九段が持ち時間の4時間を使い切り、1分将棋となりながらも脅威の粘りを発揮。1分将棋となった船江六段も後手玉に迫るが、入玉に成功した佐藤九段が逃げ切り、午後8時28分、船江六段が投了した。
情報源:佐藤天九段がベスト8進出、船江六段を破る ヒューリック杯棋聖戦決勝T(産経新聞) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:【ヒューリック杯棋聖戦決勝T】佐藤天九段がベスト8進出、船江六段を破る – 産経ニュース
第91期ヒューリック杯棋聖戦 決勝トーナメントで、佐藤天彦九段VS船江恒平六段の対局が3月19日に行われ、佐藤九段が166手で船江六段を破り、勝ち進みました。
情報源:佐藤天彦九段が船江恒平六段を破り勝ち進む 第91期ヒューリック杯棋聖戦 決勝トーナメント|棋戦トピックス|日本将棋連盟
決勝トーナメント
情報源:第91期棋聖戦決勝トーナメント
▲船江恒平六段 vs △佐藤天彦九段(棋譜を見る)
166手 5七桂打まで、△佐藤天九段 の勝ち
#佐藤天彦 九段が勝ち進む
【#ヒューリック杯棋聖戦 決勝トーナメント】
○佐藤天彦九段 VS ●船江恒平六段第91期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント、佐藤九段VS船江六段戦が行われ、佐藤九段が勝ちました。https://t.co/pG9UxGAecQ
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) March 19, 2020
次局は「郷田九段 vs 丸山九段」の勝者。