藤井聡太七段、斎藤慎太郎八段に快勝 最年少タイトル挑戦まであと3つ/将棋・棋聖戦決勝T

藤井聡太七段が勝ち進む ヒューリック杯棋聖戦 決勝トーナメント

93手 4七桂打まで、▲藤井聡七段 の勝ち


将棋の藤井聡太七段(17)がヒューリック杯棋聖戦の決勝トーナメント1回戦で、斎藤慎太郎八段(26)に93手で勝利し、史上最年少でのタイトル挑戦にあと3つと迫った。対戦成績で2勝2敗の五分だった斎藤八段に対して、角換わり腰掛け銀の出だしから中盤以降は優勢に。終盤追い上げられるも逆転は許さず、タイトル経験もある実力者に勝利し、改めて実力を示す結果となった。

王将戦、王位戦で挑戦者決定リーグ入りするなど、目標とするタイトルに確実に近づいている藤井七段だが、棋聖戦が最短ルートになるかもしれない、そんな勝ちっぷりだった。相手は先日、順位戦A級入りを決めたばかりの斎藤八段。A級ともなれば、まさに神の領域といったトップ棋士ばかりが集まる場所だが、今年度の藤井七段は数々のA級棋士と互角に渡り合ってきた。ここ最近では、研究の成果か序盤で持ち時間を蓄えて、勝負どころでたっぷり使うペース配分も身につけ、優勢で迎えた終盤でミスをすることも減った。対局後は「中盤よくわからないまま指していました。手が広い局面が続いている気がしました」と振り返った。

藤井七段は2回戦で、行方尚史九段(46)と菅井竜也八段(27)の勝者と対戦。決勝トーナメントは16人参加で、藤井七段はあと3連勝すれば渡辺明棋聖(棋王、王将、35)への挑戦権を、史上最年少で獲得することになる。これには「次戦以降も全力を尽くして、少しでも上に行けるように頑張りたいと思います。(記録は)まだ意識する段階ではありません」と答えた。

【終了時の残り持ち時間】

斎藤慎太郎八段 1分(消費3時間59分) 藤井聡太七段 8分(消費3時間52分)

情報源:藤井聡太七段、斎藤慎太郎八段に快勝 最年少タイトル挑戦まであと3つ/将棋・棋聖戦決勝T(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段、斎藤慎太郎八段に快勝 最年少タイトル挑戦まであと3つ/将棋・棋聖戦決勝T


2020.2.29 20:18

将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)は29日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第91期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)の決勝トーナメント1回戦で前王座の斎藤慎太郎八段(26)を93手で破り、準々決勝に進出した。初のタイトル挑戦まであと3勝と迫った。

将棋界のタイトル挑戦の最年少記録は、平成元年に屋敷伸之九段(48)が棋聖戦で達成した17歳10カ月。棋聖戦は6月初旬に五番勝負を行う予定で、藤井七段が記録を更新する可能性がある最後の棋戦だ。

決勝トーナメントは計16人が参加。優勝者は渡辺明棋聖(35)=棋王・王将=への挑戦権を得る。

藤井七段は終局後、「次戦以降も全力を尽くし、少しでも上に行けるよう頑張る。(タイトル挑戦は)まだ意識する段階ではない。盤上に集中したい」、斎藤八段は「中終盤で有効な手段が見えず、粘りを欠いた」とそれぞれ話した。

情報源:藤井七段、ヒューリック杯決勝T初戦で勝利 – 産経ニュース


2020年2月29日 19時49分(最終更新 2月29日 20時01分)

将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)は29日、大阪市福島区の関西将棋会館で指した第91期棋聖戦決勝トーナメント(本戦)1回戦で斎藤慎太郎八段(26)に93手で勝った。準々決勝は行方尚史九段(46)対菅井竜也八段(27)の勝者と対戦する。

同棋戦は例年6月初旬に挑戦手合(五番勝負)が開幕する。あと3勝で渡辺明棋聖(35)への挑戦権を獲得する藤井は、屋敷伸之九段(48)が持つタイトル挑戦の最年少記録(17歳10カ月)更新の可能性を有している。

藤井七段は終局後、「全力を尽くして少しでも上にいけるよう頑張りたい。記録のことは意識する段階ではなく、盤上に集中したい」と話した。【新土居仁昌】

情報源:藤井七段が棋聖戦決勝トーナメント1回戦で勝利 斎藤八段破る – 毎日新聞


2020年2月29日19時37分

感想戦を行う藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)
感想戦を行う藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が29日、大阪市の関西将棋会館で指された第91期棋聖戦決勝トーナメント(T)1回戦で斎藤慎太郎八段(26)を93手で破り、準々決勝に進出した。

挑戦権獲得まであと3勝。屋敷伸之九段の持つ最年少タイトル挑戦記録(17歳10カ月)を更新するには今回の棋聖戦がラストチャンスとなる。

中盤にリードを広げ、落ち着いた指し回しで寄せきった。「中盤以降、一手一手が難しかった」と振り返った。決勝T初戦からいきなり強敵との対戦だった。そのルックスから「西の王子」と呼ばれる斎藤は元王座、来期の順位戦では最高峰のリーグ、A級昇級が決まっている。過去の両者の対戦成績は2勝2敗の五分だった。

タイトル戦登場の最年少記録について、「まだ意識する段階ではない。盤に集中することを一番にしたい」。負けられない戦いが続く。【松浦隆司】

情報源:藤井七段が「西の王子」に勝利、挑戦権獲得あと3勝(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段が「西の王子」に勝利、挑戦権獲得あと3勝 – 社会 : 日刊スポーツ


2020年2月29日 19:36

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が29日、大阪市の関西将棋会館で指された棋聖戦の決勝トーナメント1回戦で斎藤慎太郎八段(26)に93手で勝利。史上最年少タイトル挑戦までマジック3とした。

過去の対戦成績は2勝2敗の五分。棋界きってのイケメンとして知られる斎藤は過去に王座を獲得したことがあり、順位戦ではA級昇級を決めている実力派だ。そんな相手に「中盤以降、難解な局面が続いて「ちょっとわからないまま指していた。手が広い局面が続いているのかなと思っていた」といい、90分の長考に沈む場面も。それでも得意の終盤戦では正確に勝ち筋を読み切って、危なげなく寄せきった。

7月19日に18歳になる前に、屋敷伸之九段(48)の持つタイトル挑戦の最年少記録(17歳10カ月)を更新する可能性が唯一残されているのが、タイトルを争う五番勝負が例年6月上旬に始まるこの棋聖戦。そのことについての質問には「まだ全然、意識するような段階ではありませんので、盤上に集中することを一番にやっていきたい」と淡々と語った。

次の準々決勝(対局日未定)では菅井竜也八段(27)行方尚史九段(46)戦の勝者と対戦する。

情報源:藤井聡太七段 史上最年少タイトル挑戦まであと3勝 棋聖戦決勝T1回戦快勝(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段 史上最年少タイトル挑戦まであと3勝 棋聖戦決勝T1回戦快勝― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2020年2月29日 20時20分

将棋の第91期棋聖戦の決勝トーナメントの初戦で斎藤慎太郎八段(手前左)に勝った藤井聡太七段(手前右)=2020年2月29日午後、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影
将棋の第91期棋聖戦の決勝トーナメントの初戦で斎藤慎太郎八段(手前左)に勝った藤井聡太七段(手前右)=2020年2月29日午後、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影

将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が29日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第91期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)の決勝トーナメントの初戦で、斎藤慎太郎八段(26)に93手で勝った。渡辺明棋聖(35)=棋王、王将と合わせて三冠=への挑戦権獲得まで、あと3勝となった。藤井七段が棋聖戦で挑戦者になれば、将棋界のタイトル挑戦の最年少記録(17歳10カ月)を更新する可能性がある。

棋聖戦での次の対戦相手は、行方(なめかた)尚史(ひさし)九段(46)と菅井竜也(たつや)八段(27)の勝者。

将棋のタイトル挑戦のこれまでの最年少記録は、屋敷伸之九段(48)が四段時代の1989年12月に第55期棋聖戦で挑戦した際の17歳10カ月24日。

棋聖戦は例年、6~8月に五番勝負が行われている。7月19日生まれの藤井七段が挑戦者となった場合、第1局の日程次第だが、最年少挑戦の記録を更新する可能性がある。

この日の対局は午前10時に始まり、午後7時34分に終局した。藤井七段は「次戦以降も全力を尽くして、少しでも上に行けるよう頑張りたい」。敗れた斎藤八段は「ちょっとずつ不利になってしまったかな、と。細かく(=丁寧に)指されてしまった気がします」と話した。

棋聖戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。全棋士と女流棋士2人が参加。まず一次予選、次に二次予選が、いずれもトーナメントで行われる。最後に、予選を勝ち上がった棋士8人と、前期4強らシード棋士8人の合計16人が決勝トーナメントで、挑戦権を争う。

藤井七段の次の対局は3月3日。第78期名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終10回戦で真田圭一八段(47)と対戦する。藤井七段は今期C級1組でただ一人、無傷の9連勝で、一つ上のB級2組への昇級をすでに決めている。最終局には、全勝での昇級が成るかが、かかっている。(佐藤圭司)

意識するような段階ではない
2月29日に大阪市福島区の関西将棋会館で指された将棋の「第91期棋聖戦」の決勝トーナメント初戦で、高校生棋士の藤井聡太七段(17)は93手で、来期A級に昇る若手実力者の斎藤慎太郎八段(26)に勝った。

終局後の質疑応答は、以下のとおり。

〈まず、勝った藤井七段に〉

――本局を振り返ると?

「中盤以降、一手一手、非常に難しい将棋で。もう、ちょっと、よく分からないまま指していた、というのが正直なところだった気がします」

――90分考えた手もあった。難しかったということですね。

「手が広い(=選択肢が多い)局面が続いているのかな、という気がしました」

〈続いて、敗れた斎藤八段に〉

――本局を振り返ると?

「難しい変化なのかな、と思ったんですけれども。中終盤で有効な手段がずっと見えなくて。最終盤、ちょっと粘りを欠いてしまったので、もうちょっと(他に粘る順が)無かったかな、という反省はありますけど。ちょっとずつ不利になってしまったかな、という。(相手の藤井七段に)細かく(=丁寧に)指されてしまった気がします」

〈再び、藤井七段に〉

――初出場の(棋聖戦の)決勝トーナメントで、初戦を突破。あと3勝で、挑戦だが。

「次戦以降も全力を尽くして、少しでも上に行けるように頑張りたいと思います」

――タイトル挑戦の最年少記録も、かかっているが。

「そうですね。まだ、全然、意識するような段階ではありませんし。盤上に集中することを一番に、やっていきたいと思っています」

情報源:藤井聡太七段が勝利、挑戦権獲得まであと3勝 棋聖戦(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段が勝利、挑戦権獲得まであと3勝 棋聖戦:朝日新聞デジタル


第91期ヒューリック杯棋聖戦 決勝トーナメント、斎藤慎太郎八段VS藤井聡太七段の対局が2月29日に行われ、藤井七段が93手で斎藤八段に勝ちました。

次戦、行方尚史九段と菅井竜也八段 戦の勝者と対局します。

◆第91期ヒューリック杯棋聖戦 決勝トーナメント表はこちら

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藤井聡太七段 vs △斎藤慎太郎八段(棋譜を見る

93手 4七桂打まで、▲藤井聡七段 の勝ち




 



次局は、行方尚史九段 vs 菅井竜也八段の勝者。