<王将戦第3局・2日目>渡辺王将に勝利し、笑顔の広瀬八段(撮影・吉田 剛)

広瀬八段勝利 2勝2敗の振り出しに 王将戦第4局

129手 2三金打まで、▲広瀬八段 の勝ち


2020年2月21日 19:23

<王将戦第3局・2日目>渡辺王将に勝利し、笑顔の広瀬八段(撮影・吉田 剛)
<王将戦第3局・2日目>渡辺王将に勝利し、笑顔の広瀬八段(撮影・吉田 剛)

将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第4局は21日、神奈川県箱根町のホテル花月園で2日目の対局が指し継がれ、広瀬章人八段が129手で渡辺明王将=棋王・棋聖との3冠=に勝ち、2勝2敗の振り出しに戻した。終局は午後19時11分。持ち時間8時間のうち、消費時間は先手の広瀬が7時間58分、後手の渡辺が7時間59分だった。

第5局は3月5、6日の両日、大阪市中央区の「KKRホテル大阪」で指される。

情報源:広瀬八段勝利 2勝2敗の振り出しに 王将戦第4局(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:広瀬八段勝利 2勝2敗の振り出しに 王将戦第4局― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2020年2月21日 19時31分

神奈川県箱根町のホテル花月園で指されていた第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第4局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、大阪王将特別協賛、囲碁・将棋チャンネル協賛)は21日、挑戦者の広瀬章人八段(33)が渡辺明王将(35)に129手で勝ち、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。

第5局は3月5、6の両日、大阪市中央区のKKRホテル大阪で行われる。【丸山進】

情報源:挑戦者・広瀬、2勝2敗のタイに戻す 129手で渡辺破る 王将戦 – 毎日新聞


渡辺明王将に広瀬章人八段が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第4局は、19時11分に129手で広瀬八段の勝ちとなりました。消費時間は▲広瀬7時間58分、△渡辺7時間59分。七番勝負は両者2勝2敗と五分です。第5局は3月5・6日に大阪市「KKRホテル大阪」で指されます。

情報源:大阪王将杯王将戦中継ブログ : 広瀬八段勝利 七番勝負は2勝2敗に


(終局直後に主催者インタビューが行われました)

【勝った広瀬章人八段のインタビュー】

――初日から前半を振り返っていただきます。
「あまり実戦例の多くはない形になったと思うのですが、予想よりも早く仕掛けられて。歩を得するんですが、どうまとめるかという将棋で、封じ手の近辺ぐらいからずっと苦労しました」
――2日目の封じ手以降で、右桂を跳ねられて優位な形に持っていったのではないですか。
「ギリギリのタイミングだと思いました。銀との交換になれば互角ぐらいはあるのかなと。あまりいいとは思っていなかったです」
――優勢を意識したのはどの辺りでしょうか。
「飛車を取られていきなり攻め合いの形になったのですが、▲6三歩(89手目)で何もなければこちらの指し手が割とわかりやすいので、少し残しているような気もしましたが、わからなかったです」
――中盤は激しいつばぜり合いになり、終盤はいかがでしたか。
「後手玉が広くて、馬を引きつけられて粘られてしまいました。持ち時間も少なかったので、やってしまったところもあったかなと思いましたが、自玉との兼ね合いを見ながらギリギリに逃げ切れるかなと思いました。こちらもトン死筋があるんですが、▲3九歩(119手目)と打って少し勝ちになっているような気がしました」
――2勝2敗になり、5局以降に進みます。今後へ向けて心境をお願いします。
「星を戻せたので、仕切り直しの三番勝負ということで佳境に入っていきますが、変わらずに一生懸命頑張りたいと思います」

【敗れた渡辺明王将のインタビュー】

――封じ手の辺り、長考になりましたが、どういった理由でしたか。
「今日の午前中ですね。▲2四角(51手目)と出られたところは手が広いので長考になりました。封じ手の辺りも含めて手が広く、指された手に対応しようと思っていました」
――昼食休憩を過ぎて、指しにくい状況になっていったのでしょうか。
「歩を5~6枚ぐらい損している展開だったので、1歩足りない変化が多かったような。ちょっと無理があって、1歩足りない将棋になってしまったという感じでやっていました」
――それが終盤まで響いたのでしょうか。
「終盤まで歩が足りない変化が多かったので。飛車を持ち合ったあたりは少し足りないと思いました」
――最後は追い込みを掛けたように見えましたが。
「1手足りないかなと思って指していました」
――4局続いて先手の勝ちが続きました。第5局以降についてお願いします。
「3月になって月が変わって、年度末にもうひと踏ん張りしたいというところです」

情報源:大阪王将杯王将戦中継ブログ : 終局直後


渡辺明王将に広瀬章人八段が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦七番勝負の第4局が2月20・21日(木・金)に神奈川県箱根町「ホテル花月園」で行われ、広瀬八段が渡辺王将を129手で破り2勝目をあげました。

広瀬八段はあと2勝してこの王将戦を制すると、初の王将獲得となります。

第5局は3月5・6日(木・金)に大阪府大阪市「KKRホテル大阪」で行われます。

大阪王将杯王将戦七番勝負の模様は、毎日新聞ニュースサイト日本将棋連盟ライブ中継で中継をいたします。
また、将棋プレミアム(※要会員登録・有料)で動画中継をご覧いただくことができます。あわせてお楽しみください。

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広瀬章人八段 vs △渡辺 明王将(棋譜を見る

129手 2三金打まで、▲広瀬八段 の勝ち




 



さすがに、渡辺王将も疲れがあるんだろうな・・・