117手 5三角打まで、▲広瀬八段 の勝ち
2020年1月26日 17:59
将棋の第69期大阪王将杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第2局は25、26両日、大阪府高槻市の山水館で指され、挑戦者の広瀬章人八段(33)が117手で渡辺明王将(35)=棋王、棋聖との3冠=を破った。
攻め続け、勝利の女神を呼び寄せた広瀬は終局後、安どの笑み。「1勝1敗となり、改めて(残り)5番勝負になったので、3局目以降も頑張りたい」とコメントした。一方、敗れた渡辺は「封じ手の次のところで一晩迷って、結果的にまずい方を選んでしまったのが残念。(次局は)月も替わるのでまた仕切り直して精いっぱい戦いたい」とした。
終局時間は午後5時29分。対戦成績はこれで1勝1敗となった。
第3局は2月7、8両日、栃木県大田原市のホテル花月で行われる。
情報源:王将戦第2局 挑戦者の広瀬勝って1勝1敗に 安どの笑み 第3局は2月7、8日(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:王将戦第2局 挑戦者の広瀬勝って1勝1敗に 安どの笑み 第3局は2月7、8日― スポニチ Sponichi Annex 芸能
第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第2局は、117手で広瀬八段が勝ちました。終局時刻は17時29分。消費時間は▲広瀬八段7時間9分、△渡辺王将7時間17分。
この結果、七番勝負は1勝1敗。第3局は2月8、9日(土、日)、栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。
(インタビュー開始前の様子)
(勝った広瀬章人八段のインタビュー)
--1日目の形勢判断は。
広瀬 大長考(59手目▲1五歩)の辺りは、何か攻めがあるのではないかと考えていましたが、いい組み合わせが難しかったです。成算があったわけではありませんが、待つ手も難しいと思ったので決断する時間でもありました。
--対局再開から馬を作り合いました。先手の攻めが細いという控室の声もありました。
広瀬 79手目の▲3四香を打って、簡単には攻めが切れないかなと。ただ、具体的に寄り筋を見つけるのも大変で、難しいと思っていました。
--92手目△6五同馬から、飛車を切って勝負したところの心境は。
広瀬 本譜の順になるかなと思っていました。97手目の▲6二銀の局面は、自分の中で少し勝っているかなという読みで、後手に受けがなければ勝ちの変化が多いと思いましたので、決断しました。--次戦の抱負。
広瀬 1勝1敗で五番勝負の形になりました。3局目以降も頑張りたいと思います。(敗れた渡辺明王将のインタビュー)
--全体を振り返って。
渡辺 封じ手のところでちょっと迷っていました。ひと晩悩んで、結果的にまずい方を選択してしまったのは残念です。悩んでいたのは本譜の△8四角(68手目)と△6五同歩です。△6五同歩も成算がなく指せなかったですが、本譜はもっと悪化しました。そのあとはチャンスがあまりなかったと思います。--先手の飛車を追って千日手の変化も考えられました。
渡辺 千日手を狙っても打開されてしまうので、つらい局面だと思っていました。--△6五同馬の局面はどのように考えていましたか。
渡辺 1一に馬を作られてからはずっと苦しいです。何か勝負になる順があればいいかなと思っていました。91手目の▲6五桂に△7六歩も足らず、あそこは勝負手もないかなと思っていました。--第3局に向けて。
渡辺 月も変わりますし、また仕切り直して精一杯戦えればと思います。
情報源:王将戦中継ブログ : 終局直後
渡辺明王将に広瀬章人八段が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦七番勝負の第2局が1月25・26日(土・日)に大阪府高槻市「山水館」で行われ、広瀬八段が渡辺王将を117手で破り1勝目をあげました。
第3局は2月8・9日(土・日)に栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。
大阪王将杯王将戦七番勝負の模様は、毎日新聞ニュースサイトと王将戦中継ブログと日本将棋連盟ライブ中継で中継をいたします。
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情報源:広瀬章人八段が渡辺明王将を破り1勝目、第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第2局|将棋ニュース|日本将棋連盟
▲広瀬章人八段 vs △渡辺明王将(棋譜DB・棋譜を見る)
117手 5三角打まで、▲広瀬八段 の勝ち
大阪府高槻市の山水館で指されていた #王将戦 第2局は、挑戦者の広瀬章人八段が渡辺明王将に勝ち、1勝1敗のタイに戻しました。
第3局は2月8日から、栃木県大田原市のホテル花月で行われます。— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) January 26, 2020
広瀬八段は「(2時間超の)大長考では何か攻めがあるんじゃないかと思ったんですけど、なかなかいい組み合わせがなく決断する時間でした。6二銀と打った局面で難しい手がなければ勝ちの変化が多いかなと。改めて五番勝負になるので、3局目以降も頑張りたいと思います」と振り返りました。 pic.twitter.com/ly3RcOAwu6
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) January 26, 2020
渡辺王将は「封じ手明けで8四角と6五同歩を考えていて、6五同歩は成算がなくて指さなかったんですけど、本譜はもっと悪化したので結果的にはまずい方を選択してしまいました。一晩考えたのに間違えたのは残念でした。月も変わるので仕切り直して精一杯戦えればと思います」と苦笑交じりに話しました。 pic.twitter.com/9wSRRdAx6i
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) January 26, 2020
#王将戦 第2局の感想戦は1時間以上に及びましたが、検討室では関西奨励会員3人がモニター前に椅子を並べ、最後まで熱心に見入っていました。 pic.twitter.com/Bta9m6FUQQ
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) January 26, 2020
#広瀬章人 八段が勝って1勝1敗に
【#大阪王将杯王将戦 七番勝負】
●渡辺明王将 VS ○広瀬章人八段第69期大阪王将杯 #王将戦 七番勝負第2局が1月25・26日に行われ、広瀬八段が勝ちました。
第3局は2月8・9日(土・日)に行われます。https://t.co/SIARHvzqTk pic.twitter.com/uCFnMkxr6w— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) January 26, 2020
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これで1勝1敗、次局でどちらが先行するか?