木村王位 vs 三浦九段戦で、木村王位が勝ったため2敗棋士がいなくなり、2局を残して渡辺三冠の名人挑戦が確定
2020年1月25日 1時04分
豊島将之名人(29)=竜王=にとって初めての防衛戦となる第78期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の挑戦者に、渡辺明三冠(35)が決まった。挑戦者を決めるリーグ「A級順位戦」の24日の対局で三浦弘行九段(45)が3敗目を喫し、7勝0敗で首位の渡辺三冠の1位が確定した。渡辺三冠が名人戦に登場するのは初めて。
A級順位戦は10人の総当たり。24日の7回戦で三浦九段は木村一基王位(46)に敗れ、2敗の棋士がいなくなった。7回戦終了時点で挑戦者が決まるのは16年ぶり。棋王・王将・棋聖を保持する渡辺三冠は竜王11期を始め、タイトル獲得23期のトップ棋士。七番勝負は4月8日、東京で開幕する。(村瀬信也)
渡辺明三冠の話
タイトルを獲得する上で、豊島名人は避けて通れない相手。2日制で対戦するのは初めてなので、楽しみです。初の名人獲得か、初の防衛達成か
4月に開幕する第78期将棋名人戦七番勝負の挑戦者に渡辺明三冠(35)が決まった。初防衛を目指す豊島将之名人(29)=竜王=とのタイトル戦はこれが2回目。三冠と二冠の顔合わせとなった名人戦は、将棋界の最高峰の座を懸けた大勝負となる。渡辺三冠は竜王11期を始め、タイトル獲得23期の実績を誇るトップ棋士だが、これまで名人戦には縁がなかった。挑戦権を争うA級順位戦では2番手止まりのことが多く、2018年には陥落の憂き目に遭った。
復帰した今期は好スタートを切った。10月には、それまでA級で5戦全敗だった羽生善治九段(49)に勝ち、勢いにのった。
渡辺は現在7勝0敗。A級は今月29日に8回戦、2月27日に最終9回戦の一斉対局があるが、他の棋士が3敗以上を喫したため、早々と名人初挑戦が決まった。2局を残して挑戦が決まるのは、十八世名人の資格を持つ森内俊之九段(49)以来16年ぶり。
渡辺三冠と豊島名人は昨年の棋聖戦五番勝負で対戦。その時は、挑戦者の渡辺三冠が3勝1敗で制してタイトルを奪取した。渡辺三冠が勝てば初の名人獲得、豊島名人が勝てば初防衛達成となる。
情報源:渡辺明三冠、名人戦の挑戦権獲得 A級順位戦で1位確定(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:渡辺明三冠、名人戦の挑戦権獲得 A級順位戦で1位確定:朝日新聞デジタル
2020年1月25日 0時34分
将棋の渡辺明3冠(35)=棋王、王将、棋聖=が25日未明、豊島将之名人(29)=竜王=への挑戦権を獲得した。渡辺3冠は今期の順位戦A級で7勝0敗と無敗で首位を独走しており、4勝2敗の2位で追っていた三浦弘行九段(46)が24日午前に始まった木村一基王位(46)戦に敗れて3敗目を喫したため、残り2戦の結果を待たずに渡辺3冠のA級優勝が確定。初の名人挑戦を決めた。4月からの7番勝負で豊島名人に挑む。
渡辺3冠は2000年、四段(棋士)昇段。加藤一二三、谷川浩司、羽生善治に次ぐ史上4人目の中学生棋士に。04年に弱冠20歳で棋界最高位の竜王を獲得し、以降9連覇を飾った。タイトル獲得数は竜王11期を含む歴代5位の23期。ところが、不思議と名人挑戦の経験はなく、A級9期目にして大願成就となった。
一昨年度は自身初の年度負け越し、B級1組への降級と不調に陥ったが、昨期は40勝10敗で勝率8割、A級復帰、王将奪取、棋王防衛と完全復調。今期も32勝8敗で勝率8割、豊島から棋聖奪取と好調を維持している。
2大タイトルを保持する豊島名人との名人戦7番勝負は、まさしく将棋界の今後を占う頂上決戦になる。
情報源:将棋の渡辺明3冠が初の名人挑戦権獲得 7番勝負で豊島将之名人に挑む(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:将棋の渡辺明3冠が初の名人挑戦権獲得 7番勝負で豊島将之名人に挑む : スポーツ報知
2020年1月25日 13:16
将棋の渡辺明王将(35=棋王、棋聖と3冠=)が25日、初めて名人戦の挑戦者に決まったことについて「実感がない」と現在の心境を明かした。
この日は大阪府高槻市の山水館で行われている第69期大阪王将杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第2局で挑戦者・広瀬章人八段(33)と対戦中。その昼食休憩時に取材に応じたもの。
挑戦者を決める24日のA級順位戦の対局で、2敗で追っていた三浦弘行九段(45)が3敗目を喫した。この結果、7勝0敗で暫定首位にたっていた渡辺が、残り2戦を残して1位が確定した。
三浦の対局が終わったのは、日を跨いだ25日午前0時29分だったが、渡辺もその結果が気になっていたようで、確認してから同1時に就寝。「自分の対局(で決まったわけ)ではないので、実感はない」としつつ「もう少し日が近づいてくれば実感もわいてくると思う」と話し、表情はうれしそうだった。
情報源:渡辺明王将 初の名人戦挑戦に心境「実感がない」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:渡辺明王将 初の名人戦挑戦に心境「実感がない」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
村)競争相手の三浦弘行九段の敗戦に伴い、今日は対局がない渡辺三冠の1位が確定しました。7回戦終了時点で挑戦者が決まるのは16年ぶり。ぶっちぎりでした。
渡辺明三冠、名人戦の挑戦権獲得 A級順位戦で1位確定:朝日新聞デジタル https://t.co/A00vbFignh— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) January 24, 2020
大阪王将杯王将戦第2局が行われる大阪府高槻市での検分後、渡辺王将は「仮に今日で名人挑戦が決まっても、自分の対局はなかったので実感は湧かないです。まずは目の前のタイトル戦が終わってから名人戦については考えたいです」と話していました。
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) January 24, 2020
- 名人戦・順位戦 |棋戦|日本将棋連盟
- 第78期名人戦・順位戦 七番勝負/A級
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渡辺三冠 vs 豊島名人は、叡王戦の挑戦者決定三番勝負も可能性があるんだよな・・・