実は麻雀の猛者として知られる広瀬章人八段

広瀬八段、いざ下剋上!初挑戦で“王将”ツモる「シリーズ盛り上げるのが使命」― スポニチ Sponichi Annex 芸能

開幕局は1月12日・13日 静岡県掛川市 掛川城 二の丸茶室


2020年1月5日 05:30

実は麻雀の猛者として知られる広瀬章人八段
実は麻雀の猛者として知られる広瀬章人八段

12日開幕 第69期大阪王将杯王将戦7番勝負

将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負が12日に開幕する。今回は連覇を狙う渡辺明王将(35)VS初挑戦の広瀬章人八段(32)という好カードが実現した。新春早々の熱血イベントとして定着した伝統の王将戦。令和初の戦いが華々しく始まろうとしている。

衝撃の挑戦権獲得は記憶に新しい。昨年11月19日、挑戦者決定リーグ最終局で藤井聡太七段(17)を劇的に下したニュースは瞬時にして全国を駆け巡った。

「全然連絡を取っていない昔の友人から連絡があったほどです」と苦笑いする広瀬。しかしその後は前年、羽生から奪った竜王位を豊島将之名人(29)に1勝4敗で失った。「ショックは大きいと自分では思っていますが、そんな状態でもまだタイトルを狙える立場にいるのは励みになります」と柔らかい表情で意気込みを語った。

かつては「振り飛車穴熊」でセンセーショナルな勝ちっぷりを見せていたが、羽生とのタイトル戦で完膚なきまでに打ちのめされ、現在の居飛車に転向。渡辺には昨年の棋王戦5番勝負で1勝3敗で敗れ「渡辺さんとの大局観の違い、自分はそれがはっきり劣っているかなと実感した」と振り返る。そのためか王将戦では「ワンサイドゲームにならないように」と謙遜の心境を吐露しながらも「シリーズを盛り上げるのが自分自身の使命です」と表情を引き締めた。

趣味は渡辺同様、欧州サッカー観戦だが、麻雀の猛者として業界では恐れられている。昨年は囲碁棋士を含めた強豪同士の出場する企画で総合2位に輝いた。マイルドな笑顔の奥に、とてつもない「上がり」が隠されているかもしれない。

◆広瀬 章人(ひろせ・あきひと)1987年(昭62)1月18日生まれ、東京都出身の32歳。2005年に四段昇段、09年に新人戦で棋戦初優勝。10年の王位戦でタイトル戦初出場、初獲得。以降、昨期の竜王を含めタイトルは2期。早大教育学部理学科数学専修卒の「理系男子」。

情報源:広瀬八段、いざ下剋上!初挑戦で“王将”ツモる「シリーズ盛り上げるのが使命」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:広瀬八段、いざ下剋上!初挑戦で“王将”ツモる「シリーズ盛り上げるのが使命」― スポニチ Sponichi Annex 芸能


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