広瀬章人竜王がシリーズ初勝利 大逆転防衛目指しまず一歩/将棋・竜王戦七番勝負

広瀬章人竜王がシリーズ初勝利 大逆転防衛目指しまず一歩/将棋・竜王戦七番勝負 | AbemaTIMES

135手 6二飛打まで、▲広瀬竜王 の勝ち


将棋の竜王戦七番勝負第4局が11月21・22日、山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われ、広瀬章人竜王(32)が豊島将之名人(29)を135手で下し、同シリーズ初勝利を挙げた。

広瀬竜王は開幕から3連敗を喫し、4局目にしてタイトル失冠の窮地に追い込まれていたが、矢倉からの出だしになった本局では、難解な中盤から徐々にリードを奪うと、終盤に向けてはしっかりと豊島玉を追い込み、快勝した。

対局後には「厳しい戦いでしたけど、1つ勝ててホッとしています。(矢倉は)目指してみようかと思っていました。封じ手の直前に仕掛けられて、そこまでどっちが先に仕掛けるかという駆け引きもありました」と振り返った。また第5局に向けては、「まだまだ苦しい星取りなので、1つずつ返していければと思います」と、大逆転での防衛に向けての意気込みも語った。

過去、七番勝負においては、3連敗した棋士が4連勝でタイトルを手にしたことは2例あり、広瀬竜王は大逆転での防衛に、希望をつなぐ形となった。第5局は12月6・7日、島根県鹿足郡「藩校 養老館」で行われる。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)

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将棋界の最高棋戦で、広瀬章人竜王(32)に豊島将之名人(29)が挑戦する第32期竜王戦七番勝負第4局(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)が21日から甲府市の常磐ホテルで行われ、22日午後6時56分、135手で広瀬竜王が勝利し、シリーズ1勝3敗となった。

第4局の投了図
第4局の投了図

豊島名人が3連勝で迎えた本局は、矢倉の力戦になった。広瀬竜王は終盤の入り口で▲1三角成の強攻策を決断。その後は双方、一手を争う攻め合いになったが、▲4五桂と持ち駒をうまく活用した寄せを見せた広瀬竜王が押し切った。

解説の横山泰明七段は、「広瀬竜王の角切りからの攻めはすさまじい切れ味でした。最終盤で▲6八玉と早逃げした手など、カド番とは思えない落ち着きが印象的でした」と総括した。

第5局は12月6、7日に島根県津和野町の藩校養老館で行われる。

広瀬竜王の話「厳しい戦いでしたが、一つ勝ててほっとしています。今後も1局ずつ返していくことができればいいと思います」

豊島名人の話「封じ手の辺りは、あまり自信がなかった。(次に向けて)気持ちを切り替えて頑張ります」

【2日目手順】▲広瀬△豊島

▲9五同歩(封じ手)△8五桂

▲1五歩△同 歩▲4五歩

△7五歩▲1三歩△同 香

▲4四歩△同 金▲1二歩

△2二玉▲1一歩成△同 玉

▲1三角成△同 桂▲1五香

△1四歩▲同 香△1二歩

▲4六香△5七歩▲同金上

△7六歩▲2四歩△同 歩

▲4四香△同 銀▲4三歩

△3三角▲7三歩△9二飛

▲3五歩△7四香▲3四歩

△5一角▲8五銀△同 歩

▲3三桂△同 銀▲同歩成

△同 角▲4五桂△7七歩成

▲同 桂△7六歩▲3三桂不成

△7七歩成▲同 金△3三金

▲2二歩△7七香成▲同 玉

△7六歩▲6八玉△3二銀

▲1三香成△同 歩▲1二歩

△同 玉▲2一銀△同 銀

▲同歩成△同 玉▲4五桂

△7七歩成▲同 玉△4四角

▲6八玉△7六桂▲5八玉

△6八金▲4八玉△5九銀

▲同 飛△同 金▲3三桂不成

△同 角▲2三金△4五桂

▲3二銀△同 飛▲同 金

△同 玉▲6二飛

まで広瀬竜王の勝ち

持ち時間

各8時間△7・59分▲7・40分135手

情報源:広瀬竜王が押し切り、1勝3敗に…竜王戦七番勝負(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュースコメント

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2019/11/22 19:19 (JST)

将棋の第32期竜王戦7番勝負の第4局は21、22の両日、甲府市で指され、先手の広瀬章人竜王(32)が135手で挑戦者の豊島将之名人(29)を破り、今シリーズ初勝利を挙げ、対戦成績を1勝3敗とした。

第5局は12月6、7日、島根県津和野町で行われる。

情報源:将棋竜王戦第4局、広瀬が初勝利 対戦成績1勝3敗に(共同通信) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:将棋竜王戦第4局、広瀬が初勝利 対戦成績1勝3敗に | 共同通信


広瀬章人竜王に豊島将之名人が挑戦する第32期竜王戦七番勝負第4局は18時56分、135手で広瀬竜王の勝ちとなりました。消費時間は▲広瀬7時間40分、△豊島7時間59分。七番勝負は広瀬竜王から見て1勝3敗となりました。
第5局は12月6・7日に島根県鹿足郡津和野町「藩校 養老館」で行われます。

情報源:竜王戦中継plus : 広瀬竜王がカド番をしのぐ


(大勢の報道陣が終局と同時に対局室に詰め掛けた)

―― 今日、勝った感想を。

広瀬 ようやく初日が出ました。なかなか厳しい戦いでしたけど、ひとつ勝ててホッとしています。

―― 矢倉になりましたが、予定でしたか。

広瀬 矢倉を目指してみようと思いました。

―― 封じ手のあたりは。

広瀬 封じ手の直前に仕掛けられました。その前はどちらが仕掛けるかの駆け引きがありましたが、手が生じやすくなって難しい変化が多かったです。

―― 中盤、難しかったと思うのですが、どのあたりで手ごたえを感じましたか。

広瀬 ▲3四歩から▲3三桂を打ちこんで指しやすくなったかと思ったが、後手玉は遠いので最善を逃したかもしれません。

―― 第5局以降の抱負を。

広瀬 まだまだ苦しい星なので、一つずつ返していけたらと思います。

―― 本局を総括していかがでしたか。

豊島 寄せのあたりは自信がなかったですね。難しかったと思いますが、▲3五歩と突かれて、思わしい手がなかったですね。▲7三歩のときの対応がよくなかったか、それより前にまずくしているかのどちらかだと思います。

―― 第5局の抱負をお願いします。

豊島 気持ちを切り替えて対局に臨みたいと思います。

情報源:竜王戦中継plus : 終局直後


広瀬章人竜王に豊島将之名人が挑戦する第32期竜王戦七番勝負の第4局が11月21・22日(木・金)に山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われ、広瀬竜王が豊島名人を135手で破り、七番勝負の成績を1勝3敗としました。

第5局は12月6・7日(金・土)に島根県鹿足郡「藩校 養老館」で行われます。

広瀬竜王は第19期より本棋戦に参加、本棋戦の通算成績は50勝27敗(0.649)です。

竜王戦七番勝負の模様は、ニコニコ生放送AbemaTV と竜王戦中継サイト日本将棋連盟ライブ中継で中継をいたします。
また、将棋プレミアム(※要会員登録・有料)で動画中継をご覧いただくことができます。あわせてお楽しみください。

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広瀬章人竜王 vs △豊島将之名人(棋譜DB棋譜を見る

135手 6二飛打まで、▲広瀬竜王 の勝ち





▲現地大盤解説(読売新聞YouTube)




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