藤井聡太七段、最年少タイトル挑戦ならず…最終盤、まさかの逆転負け/将棋・王将戦挑決L

藤井聡太七段、最年少タイトル挑戦ならず…最終盤、まさかの逆転負け/将棋・王将戦挑決L | AbemaTIMES

126手 7七桂成まで、△広瀬竜王 の勝ち


将棋の王将戦挑戦者決定リーグ戦の6回戦が11月19日に行われ、藤井聡太七段(17)が広瀬章人竜王(32)に126手で敗れ、最年少でのタイトル挑戦記録更新を逃した。

藤井七段は、4勝1敗同士で迎えた対局で、勝利すれば史上最年少17歳5カ月でのタイトル挑戦だったが、勝利目前だった最終盤で、まさかの逆転負け。数々の最年少記録を樹立してきた最年少棋士だが、将棋の怖さを強烈に体験する一局となった。

勝利した広瀬竜王は来年1月から、渡辺明王将(棋王、棋聖、35)と七番勝負を行う。

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2019年11月19日 20時08分

将棋の藤井聡太七段は、八大タイトルの1つ、王将戦の挑戦者を決める最終局に敗れ、自身初となるタイトル挑戦をあと一歩で逃しました。

将棋の第69期王将戦の挑戦者を決めるリーグ戦は7人による総当たりで行われ、ここまで広瀬章人竜王(32)と17歳の高校2年生、藤井聡太七段の2人が共に4勝1敗で首位に並んでいました。

2人は最終対局日の19日、東京の将棋会館で直接対決し、最後まで何度も形勢が入れ代わる激戦の末、午後7時42分、126手までで藤井七段が投了に追い込まれました。

広瀬竜王は5勝1敗でリーグ戦を勝ち抜き、来年1月から渡辺明三冠(35)に挑む王将戦七番勝負への挑戦権を初めて獲得しました。

藤井七段は、この勝負に勝てば自身初となるタイトル挑戦を史上最年少で実現させることになりましたが、あと一歩およびませんでした。

藤井七段「また実力を高めて頑張りたい」

今回、初めてのタイトル挑戦を逃した藤井聡太七段は、対局のあと「できるだけ局面を複雑にしようと思って指していました。最後に間違えてしまったのは残念ですが、結果的にはそれも実力かなと思います。また実力を高めて頑張りたいと思います」と話していました。

広瀬竜王「最後は運がよかった」

勝ってタイトル挑戦を決めた広瀬章人竜王は「勘違いの手があって負けにしてしまったかなと思っていましたが、最後はこちらが運がよかったのかなと思います。歴史ある王将戦の七番勝負に初めて出場できることをとてもうれしく思っています。渡辺さんとは何度も対局していますが、なんとか対策を立てていい勝負ができればと思っています」と話していました。

情報源:藤井七段 最年少タイトル挑戦 あと一歩で逃す | NHKニュース


2019/11/19 20:03

https://www.youtube.com/watch?v=iD7YyQKBjlw&hd=1

将棋の高校生プロ・藤井聡太七段(17)が広瀬章人竜王に敗れました。これで王将戦の挑戦者は広瀬竜王に決まり、タイトル挑戦の最年少記録の30年ぶりの更新はなりませんでした。

情報源:将棋の藤井七段敗れる “最年少記録”更新できず(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:将棋の藤井七段敗れる “最年少記録”更新できず


2019年11月19日 19時54分(最終更新 11月19日 20時36分)

第69期大阪王将杯王将戦リーグ(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、大阪王将特別協賛)の最終局3局は19日、東京都渋谷区の将棋会館で一斉に行われた。4勝1敗で首位に並んでいた広瀬章人竜王(32)と藤井聡太七段(17)が対戦し、広瀬が126手で勝って渡辺明王将(35)への挑戦権を獲得した。王将戦挑戦は初めて。史上最年少でのタイトル挑戦権獲得を目指した藤井は惜しくも敗れ、屋敷伸之九段(47)が持つ記録(17歳10カ月)の更新はならなかった。

広瀬は今期リーグで、豊島将之名人(29)や羽生善治九段(49)らを破るなど好調を維持。一方、藤井は王将戦1次予選から出場し、7連勝で初めてリーグ戦に進出。豊島に敗れたものの、羽生らタイトル経験者を次々と破った。

勝った方が挑戦者に決まるこの日の大一番。将棋会館には午前中から大勢の報道陣が詰めかけ、対局室は熱気に包まれた。午前10時から始まった対局は藤井の先手番で始まり、「矢倉」の戦いから形勢が二転三転する大熱戦に。最後は広瀬が藤井の玉を即詰みに討ち取った。

広瀬は「負けにしたと思ったが、最後は運が良かった。歴史的な王将戦に初めて挑戦できてとてもうれしい。渡辺王将は充実しているので、対策を立てていい勝負をしたい」と振り返った。藤井は「最後に間違えてしまったが、それが実力かなと思う。また実力を高めて頑張りたい」と肩を落とした。

藤井は広瀬に敗れたが、4勝2敗の好成績を収め、次期リーグ残留を決めた。最年少挑戦記録達成の可能性は、現在2次予選準決勝まで勝ち進んでいる第91期棋聖戦を残すだけになった。

王将戦七番勝負第1局は来年1月12、13日、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で行われる。【山村英樹、新土居仁昌、丸山進】

情報源:藤井七段、最年少タイトル挑戦ならず 広瀬竜王が制す 王将戦リーグ最終局 – 毎日新聞


2019年11月19日 19:45

将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は19日、東京・将棋会館で挑戦者決定リーグ最終一斉対局を行い、挑戦権をかけて争われた広瀬章人竜王(32)―藤井聡太七段(17)戦は、126手で広瀬が勝利した。
この結果、5勝1敗となった広瀬が初の王将戦挑戦者に決定し、渡辺明王将(35=棋王、棋聖も保持)と来年1月から3月にかけて7番勝負を戦う。

情報源:広瀬竜王 藤井七段下し初の王将挑戦権獲得 王将戦挑戦者決定リーグ (スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:広瀬竜王 藤井七段下し初の王将挑戦権獲得 王将戦挑戦者決定リーグ ― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2019年11月19日 19:57

<王将戦挑戦者決定L 最終戦>広瀬竜王( 右手前)に敗れた藤井七段は悔しげな表情を浮かべる (撮影・西川祐介)
<王将戦挑戦者決定L 最終戦>広瀬竜王( 右手前)に敗れた藤井七段は悔しげな表情を浮かべる (撮影・西川祐介)

将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は19日、東京・将棋会館で挑戦者決定リーグ最終一斉対局を行い、藤井聡太七段(17)は126手で広瀬章人竜王(32)に敗れ、4勝2敗で2位となり、初のタイトル挑戦とはならなかった。

初の王将リーグを4勝2敗で終えた藤井は、リーグ残留。来期は予選シードで挑戦者決定リーグから挑戦権を争う。

藤井が勝てば第1局を17歳5カ月で迎えることになり、屋敷伸之九段(47)が持つタイトル挑戦最年少記録(17歳10カ月=1989年棋聖戦)を更新することになっていたが、かなわなかった。

情報源:藤井七段、初のタイトル挑戦ならず 王将戦挑戦者決定リーグ(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段、初のタイトル挑戦ならず 王将戦挑戦者決定リーグ― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2019年11月19日19時49分

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)のタイトル初挑戦が夢と消えた。19日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ最終戦一斉対局で、広瀬章人竜王(32)に敗れた。4勝1敗とトップ同士の直接対決に勝てば挑戦権獲得という大一番で、痛い星を落とした。藤井のチャンスは、来年春に挑戦者が決まる予定の棋聖戦まで持ち越された。勝った広瀬は、王将戦初挑戦となる。渡辺明王将(棋王・棋聖=35)との7番勝負第1局は、2020年1月12、13日の2日制で静岡県掛川市の掛川城二ノ丸茶室で開幕する。

◇   ◇   ◇

タイトル初挑戦を逃した悔しさをかみしめて、藤井が投了を告げた。広瀬竜王との直接対決。2018年2月、朝日杯決勝で下して公式戦初優勝を果たした相手に、今度はリベンジされた。

またしても、あと1勝の重みを痛感させられた。今年2月の順位戦C級1組、近藤誠也五段(当時)戦。8連勝で臨み、勝てばB級2組への昇級切符を手にするはすだった。そこで手痛い敗戦を喫して、昇級争いから一歩後退し、そのまま持ち越しとなった。

それでも、初の挑決リーグ入りでタイトル争いを演じられたのは称賛に値する。藤井を除く在籍6人は、全員がタイトル獲得経験者。しかも、現役の名人か、その挑戦権を争うA級リーグ(藤井のいるC1はA級から3ランク下)の棋士ばかり。格下ながら残留できたのは大きい。これで、いつタイトル戦に挑戦してもおかしくない実力の持ち主であることを証明した。

現在進行中の8大タイトル戦(竜王・名人・叡王・王位・王座・棋王・王将・棋聖)の中で、次にチャンスがあるとすれば棋聖戦。進行具合にもよるが、順当に勝ち進めば、来年春には挑戦権を獲得できる。1989年(平元)、17歳10カ月の史上最年少で第55期棋聖戦の挑戦者となった屋敷伸之現九段の記録を上回る可能性がある。

平成から令和にかけての将棋界は、棋王戦で7連覇中の渡辺を除き、タイトルホルダーの顔触れが毎回変わっている。今年4月、藤井が参加した平成の将棋界を振り返るイベントのトークショーの中で、同席した羽生善治九段(49)は新時代の将棋界を「カオス」と称した。文字通り、混沌(こんとん)とした戦国模様になっている。

新元号になって、新たなスターがタイトル戦線に名乗りを上げる。王将戦挑決リーグで、藤井はそんな余韻を残してくれた。【赤塚辰浩】

情報源:藤井聡太七段タイトル初挑戦逃す 広瀬竜王に敗れる(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段タイトル初挑戦逃す 広瀬竜王に敗れる – 社会 : 日刊スポーツ


2019.11.19 19:44

将棋の第69期王将戦挑戦者決定リーグ最終日の19日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で3局が一斉に指され、高校生棋士の藤井聡太七段(17)は広瀬章人(あきひと)竜王(32)に敗れてタイトル挑戦を逸し、17歳5カ月での最年少タイトル挑戦の記録更新はならなかった。記録更新の可能性として残るのは、来年6月初旬に開幕予定の第91期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)となった。

これまでの最年少記録は屋敷伸之九段(47)が平成元年12月、棋聖戦に挑戦した17歳10カ月。最年少でのタイトル獲得は2年8月の棋聖戦で屋敷九段が18歳6カ月で成し遂げた。

同リーグは棋士7人による総当たりで、優勝者が来年1月開幕予定の七番勝負で渡辺明王将(35)=棋聖・棋王=への挑戦権を獲得。藤井七段と広瀬竜王はともに4勝1敗の首位タイでリーグ最終日を迎え、勝者が挑戦者となる大一番だった。

敗れた藤井七段は終局後、「最後に間違えて残念。実力を高め、また挑戦したい」と話した。

初の王将挑戦の広瀬竜王は「対策を立てて良い将棋が指せればと思います」と意気込みを語った。

情報源:藤井七段、最年少タイトル挑戦ならず 「最後に間違えた」 将棋・王将リーグ – 産経ニュース


2019年11月19日 19時43分

広瀬章人竜王に敗れた藤井聡太七段
広瀬章人竜王に敗れた藤井聡太七段

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が19日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第69期王将戦挑決リーグ最終一斉対局で広瀬章人竜王(32)に126手で敗れ、史上最年少タイトル挑戦とはならなかった。

来年1月に開幕する7番勝負の時点で17歳5か月の藤井七段にとって、勝てば1989年に屋敷伸之九段(47)が棋聖に挑戦した当時17歳10か月の記録を31年ぶりに更新する一局。防戦一方となってから逆襲して、終盤には有利な展開に。が、棋界最高位に就く広瀬竜王に最後の最後に逆転を許した。本局開始時まで4勝1敗で首位に並んでいた広瀬竜王が渡辺明王将(35)=棋王、棋聖=への挑戦権を獲得した。広瀬竜王は初の王将挑戦となる。

藤井七段は「時間がなく、分からなかった。局面を複雑にしようと思って指していたが、最後間違えてしまって残念。また実力を高めて頑張りたい」とリベンジを誓った。

今後、藤井七段が史上最年少タイトル挑戦を果たすためには、現在2次予選準決勝まで進出している第91期棋聖戦が残された最後の機会になる。予選準決勝と決勝、16人が参加する挑戦者決定トーナメントも含めて6連勝が必要になる。

注目の一局に対局前から約50人の報道陣が大集結。想定以上の人数で対局開始時に混乱が生じる懸念があったため、日本将棋連盟が急きょ代表撮影に切り替える対応を取るなど、現場は熱気に包まれた。

藤井七段は2002年7月19日、愛知県瀬戸市生まれの高校2年生。5歳で将棋を始めると、類いまれな才能を発揮。杉本昌隆八段に入門し、12年に棋士養成機関「奨励会」入会。16年に史上最年少の14歳2か月で四段(棋士)昇段。17年、デビューから無敗のままで史上最多の29連勝を記録した。18、19年と一般棋戦の朝日杯を連覇したが、まだ八大タイトル戦での挑戦権獲得には至っていない。

情報源:藤井七段、史上最年少タイトル挑戦ならず 「最後間違えてしまって残念」 王将リーグ最終戦で広瀬竜王に逆転負け(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段、史上最年少タイトル挑戦ならず 「最後間違えてしまって残念」 王将リーグ最終戦で広瀬竜王に逆転負け : スポーツ報知


2019年11月19日19時57分

将棋の第69期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ(王将リーグ)最終戦が19日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、藤井聡太七段(17)は広瀬章人竜王(32)に敗れ、史上最年少でのタイトル挑戦を逃した。

勝った広瀬竜王は王将戦初挑戦。来年1月から渡辺明王将(35)と七番勝負を戦う。

王将リーグは予選を勝ち抜いた3人とシードの4人の計7人による総当たり。藤井七段は1次予選で4連勝、2次予選で3連勝して初のリーグ入りを果たした。王将リーグの他の6人はいずれも名人挑戦権を争うA級順位戦に所属する格上棋士たちだったが、藤井七段は豊島将之名人(29)には敗れたものの、羽生善治九段(49)らに勝ち、広瀬竜王とともにトップの4勝1敗で最終戦を迎えた。勝った方がリーグ優勝して挑戦権を得るという戦いだった。

広瀬竜王とは2018年2月の朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の決勝で対戦。その時は藤井七段が勝って史上最年少(15歳6カ月)での棋戦優勝を果たした。2度目の対戦となった今回は、現在では珍しい相矢倉の戦型となり、先手番の藤井七段が仕掛けていったが、広瀬竜王に逆襲され劣勢に。粘り強く指し続けるうちに広瀬竜王にミスが出て逆転模様になったが、最後に藤井七段が受け間違えて自玉が詰んでしまった。

終局後、藤井七段は「最後は難しくなったかなと思ったが、時間がなかったのでわからなかった。最後に間違えてしまったのは残念だが、それが実力かなと思う。実力を高めていきたい」と話した。

タイトル挑戦の最年少記録は、屋敷伸之九段(47)が1989年に作った17歳10カ月。藤井七段が挑戦すれば17歳5カ月の新記録だった。

広瀬竜王はタイトルを通算2期獲得。昨年の竜王戦七番勝負で、タイトル獲得通算100期がかかっていた羽生竜王(当時)を相手に激闘を演じ、シリーズ4勝3敗でタイトルを奪取した。

対局後、広瀬竜王と藤井七段は記者の質問に答えた。

――目まぐるしい終盤だった。

広瀬 勘違いがあって、最後は負けにしてしまったかなと思っていた。ギリギリの詰みの変化もあるので、最後はこちらの運が良かった。

――勘違いとは。

広瀬 △6六馬と香車を取るところで当然、△8七歩成のつもりだったが、嫌な変化が見えてしまって。手順前後というか、軽率なミスだった。

――どのあたりでミスを取り戻せると思ったか。

広瀬 ▲6八歩に△7六金で詰んでいるような気がしたので、読み抜けがなければ勝ちになったかな、と思いました。

――矢倉の戦いになった。

広瀬 矢倉の中でも古い形、珍しい形になった。指したことがあったが、何年か経っていたのでフラットな目で考えていた。

――渡辺王将に挑戦する。

広瀬 歴史ある王将戦で番勝負に出場することができて、うれしく思っている。渡辺さんとは何度も対戦しているが、タイトル戦の2日制は初めてになる。充実されている方だが、対策を立てていい勝負ができればなと思う。

――昨年のリーグは4勝2敗だったが頭ハネだった。

広瀬 王将リーグは2敗してしまうと、単独での挑戦はない。展開からしょうがないところもあった。

――藤井七段へ。中盤、目まぐるしい展開だった。

藤井 ▲7六歩に△6五歩と踏み込まれる手を軽視して、苦しくなったと思いながら指していた。最後は難しくなったかなと思ったが、時間がなかったのでわからなかったです。

――終盤、押されている状態から反撃に転じた。

藤井 できるだけ局面を複雑にしようとしようと思って指していた。

――複雑にできたか。

藤井 ▲8七同玉としたあたりは、かなり難しくなったかなと思いましたが、その後間違えてしまったかなと思います。

――勝てば、史上最年少でのタイトル初挑戦だった。

藤井 最後に間違えてしまったのは残念だが、それが実力かなと思う。実力を高めていきたい。

――リーグ残留となった。来期に向けて。

藤井 そうですね。一局一局頑張りたいと思います。

――最終盤でミスした時に、タイトル挑戦への意識は若干あったか。

藤井 いや、時間もなかったですし、局面も際どかったので、そういうことはなかったです。

――最後の自分の玉の詰みは、どのあたりで気づきましたか。

藤井 △7六金から△5六金と打たれて、最後△7七桂成という手をうっかりしていたので。(村上耕司)

情報源:藤井七段、最年少のタイトル挑戦逃す 広瀬竜王に敗れる(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段、最年少のタイトル挑戦逃す 広瀬竜王に敗れる:朝日新聞デジタル


2019年11月19日22時4分

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)のタイトル初挑戦が夢と消えた。19日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ最終戦一斉対局で、広瀬章人竜王(32)に敗れた。4勝1敗とトップ同士の直接対決に勝てば挑戦権獲得という大一番で、痛い星を落とした。

【加藤一二三・九段の目】

藤井さんは、タイトル戦に出る絶好のチャンスを逃したと思います。「次またあるよ」と言う人もいるでしょうが、こんなチャンスはめったにありません。当分の間は苦労するかもしれませんね。

対局自体は、お互いに徳俵に足が掛かった状態から、最善を尽くす手を盤上で表現していました。大熱戦でしたが、広瀬さんに屈しました。

今後の藤井さんの最大目標は、順位戦になるでしょう。まずは現在、在籍しているC級1組で6連勝してますが、このまま勝ち続けてB級2組に上がることです。今後いろいろな戦法を勉強して、研さんを積んでほしいですね。

情報源:藤井七段は滅多にないチャンス逃した/加藤一二三(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段は滅多にないチャンス逃した/加藤一二三 – 社会 : 日刊スポーツ


2019年11月19日 22:03

第64・65期王将の郷田真隆九段
第64・65期王将の郷田真隆九段

将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は19日、東京・将棋会館で挑戦者決定リーグ最終一斉対局が行われ、注目の広瀬章人竜王(32)―藤井聡太七段(17)戦は、126手で広瀬が勝利した。勝敗の分かれ目を第64・65期王将の郷田真隆九段(48)が解説する。

注目の大一番は、藤井七段の先手番でした。藤井七段と言えば、先手番では「角換わり将棋」を志向することが多いイメージですが、本局では「矢倉」を目指しました。もっとも藤井七段はもはや戦型を問う棋士ではありません。

広瀬竜王と呼吸が合い、戦型は相矢倉になりました。比較的少ない形に進み第1図です。藤井七段の▲9六歩が印象に残ります。相手に態度を聞く一手で、ベテランのような指し方。ここが専門家にとってはまず最初の難関、相撲で言えば“差し手争い”、競馬なら“折り合いをどうつけるのか”が問われます。

第1図(43手目 ▲9六歩まで)
第1図(43手目 ▲9六歩まで)

進んで第2図、第1図の▲9六歩が良い方向に向かい、先手ペースになっています。しかし、次の▲8一と、が勝敗を分ける鍵になったのではないでしょうか。以下△6二飛、▲9一と、で香得に成功しましたが、次の△7六歩からの反撃が予想以上に厳しかった。(結果的に)▲8一と、では▲7二と、ではなかったか……。以下△8三飛、▲5五銀に、本譜と同様に△7六歩、▲同銀、△7五歩なら▲7三と、の軽手があり、△同飛、▲6四銀は先手有利でしょう。即ち、この進行なら(藤井七段が)少し優位を保てていたのではないかと思います。

第2図(61手目 ▲8一と まで)
第2図(61手目 ▲8一と まで)

一方の広瀬竜王は、ペースをつかんでから完璧な内容で、最後も鮮やかに藤井玉を仕留めました。ここは先輩の威厳を示した形で、さすがと言えるでしょう。

藤井七段にとっては初のタイトル挑戦権がかかった一局でしたが、まだこれからです。今後もご注目を頂き、引き続きプロ棋士の熱い戦いをご覧頂ければと思っております。(棋士・郷田真隆)

◆郷田 真隆(ごうだ・まさたか) 1971年(昭46)3月17日生まれ、東京都出身の48歳。90年に四段昇段し、92年に初タイトルの王位を奪取。四段での戴冠は史上初だった。2015年、第64期王将戦で初の王将位獲得。翌第65期を防衛。通算タイトルは6期。

情報源:広瀬竜王―藤井七段“運命”の分かれ目 元王将・郷田九段のポイント解説 王将戦挑戦者決定リーグ(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:広瀬竜王―藤井七段“運命”の分かれ目 元王将・郷田九段のポイント解説 王将戦挑戦者決定リーグ― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2019年11月19日 23時55分

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が19日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第69期王将戦挑決リーグ最終戦で広瀬章人竜王(32)に敗れ、史上最年少タイトル挑戦はならなかった。

挑戦が実現していれば、来年1月からの7番勝負で迎え撃つ立場だった渡辺明王将(35)=棋王、棋聖=は藤井七段の対局当時、別の対局室で第5期叡王戦本戦の野月浩貴八段(46)戦を戦っていたため、結果は知らず。同局に勝利した後、午後11時近くになってから伝え聞いた。

報道陣の取材に対し「藤井君が来るかどうかは…皆さんもそうでしょうけど、自分も注目していたので。あと1勝でしたし、心の準備は出来ていました。ちょっと先に伸びたかなという感じです」と心境を語った。「やりがいのある勝負になると思っていたので、自分が良いコンディションの時に迎え撃つことの出来る巡り合わせに感謝しようとは思っていたけど、先に伸びたので、今の良い状態を長く維持して来たる時を待ちたい」

激闘の末の決着だったと知ると「結果だけ聞くのはもったいない将棋だったんでしょうね」。ただ、リーグ全体を通しての印象として「圧巻の内容でしたね。勝った将棋はほとんど圧勝でしたし、あのメンバーで4勝1敗で最終局を迎えられること自体がなかなか出来ないことなので」と力を認めた。

自らは2003年、19歳の時に王座戦でタイトル初挑戦。羽生善治王座(当時)を2勝3敗と追い詰めて話題になった。「あの時、羽生さんは33歳だったので、今度は完全に逆の立場になるなと感じていました。いずれにせよ、初めてのタイトル戦になれば注目される舞台になります。良いコンディションで迎え撃ちたいですね」

今後、藤井七段が最短で初の大舞台に登場する可能性があるのは、自らがタイトルを持つ来春の棋聖戦。渡辺らしく「半年以上先ですから、自分がどこまで今の状態を維持できるか分かりませんからね」と冷静に見据えていた。

情報源:渡辺王将 藤井七段の挑戦にはならず「心の準備は出来ていました」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:渡辺王将 藤井七段の挑戦にはならず「心の準備は出来ていました」 : スポーツ報知


2019.11.19 20:52

広瀬章人竜王に敗れた藤井聡太七段=19日午後、東京・千駄ケ谷の将棋会館(古厩正樹撮影)
広瀬章人竜王に敗れた藤井聡太七段=19日午後、東京・千駄ケ谷の将棋会館(古厩正樹撮影)

将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)の初のタイトル挑戦はならなかった。19日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた広瀬章人(あきひと)竜王(32)との第69期王将戦挑戦者決定リーグの最終局。持ち時間の大半を使い果たしながら、終盤で広瀬竜王に対し、一時勝勢となった。しかし激しい王手の掛け合いの中、思わぬミスが出て惜敗した。

持ち時間各4時間の王将リーグ最終局は、藤井七段の先手で午前10時に始まった。藤井七段が持ち時間を大きく消費した状態で、終盤では、やや広瀬竜王の形勢が良い-というのが棋士ら検討陣の評価だった。

藤井七段が先に持ち時間を使いきり、60秒以内で指さなければならない「1分将棋」に突入した辺りの局面で、逆転模様となった。

藤井七段が優勢となり、間違えなければ勝つ可能性が高いとの分析もあった。しかし、互いに王手を掛け合う中、持ち時間がほとんどなかった藤井七段にミスが出た。藤井七段は挽回しようとしたが追い詰められ、午後7時42分、広瀬竜王に頭を下げた。

この対局で藤井七段が勝てば、王将戦の開幕時で17歳5カ月というタイトル挑戦の最年少記録の更新が懸かっていただけに、将棋会館には約70人の報道陣が集まっていた。

終局後、藤井七段は「少しでも嫌みをつけないと勝ちにはならないと思い、局面を複雑にしようとしていた」と振り返った。逆転する場面もあったが、「最後、(局面を)難しくできたと思ったが、時間が無く、分からなかった」と肩を落とした。

「最後に間違えたのは残念だが、結果として(これが)実力かな、と。また実力を高めて頑張る」と前を向いた。

情報源:「1分将棋」に突入、終盤に痛恨ミス…藤井七段が形勢逆転も惜敗 王将リーグ(産経新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:「1分将棋」に突入、終盤に痛恨ミス…藤井七段が形勢逆転も惜敗 王将リーグ – 産経ニュース


第69期 大阪王将杯王将戦 挑戦者決定リーグ戦、11月19日は、3局の一斉対局が東京・将棋会館で行われました。 結果は以下の通りです。

広瀬章人竜王 VS ●藤井聡太七段
羽生善治九段 VS ●糸谷哲郎八段
久保利明九段 VS ●三浦弘行九段

この結果、5勝1敗で広瀬章人竜王がリーグ優勝を決め、初の王将挑戦となりました。

最終のリーグ戦結果は以下をご覧ください。

◆第69期大阪王将杯王将戦 挑戦者決定戦 リーグ表

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藤井聡太七段 vs △広瀬章人竜王(棋譜DB棋譜を見る

126手 7七桂成まで、△広瀬竜王 の勝ち



https://twitter.com/konsen1208/status/1196741152348655617

https://twitter.com/konsen1208/status/1196745076149370880

https://twitter.com/mynavi_shogi/status/1196766492232044544




藤井七段、タイトル挑戦ならず・・・