ほぉ・・・
2019年10月04日 19時14分
将棋の世界には、2つのプロ制度があります。男女問わない「プロ棋士」と、女性だけの「女流棋士」です。
北海道から、そのプロを目指しやすくなるかもしれません。プロの棋士を目指す少年少女の育成などを目的に、日本将棋連盟がここ北海道で、全国で5か所目となる「研修会」を来年4月にも開設することになりました。【日本将棋連盟会長が知事を表敬訪問】
日本将棋連盟で会長を務める佐藤康光九段らが4日午前、道庁を訪れて鈴木知事と面会し、将棋の「研修会」が、来年4月にも北海道で初めて開設されることを報告しました。
「研修会」が開設されるのは、全国で5か所目です。
日本将棋連盟会長・佐藤康光九段は「東京より東の地域に研修会がありませんでした。ぜひ、研修会設立の際にはお力をお借りできれば」と要請しました。
それに対し鈴木知事は「北海道としてしっかり応援をさせていただき、後援をさせていただきたいと」応じました。【研修会とは】
「研修会」は、「プロ棋士」を目指すアマチュアの有段者で20歳以下の男女や、「女流棋士」を目指す25歳以下の女性を対象としています。
研修生たちは、月に2回開かれる例会での対局によって、実力別にFからSのクラスに分かれて昇級を目指すほか、プロの棋士による指導を受けます。
そして成績が上位の研修生は、「プロ棋士」の養成機関「奨励会」への入会試験の一部が免除されるほか、女性の場合は、「女流三級」の資格を得ることもできます。【道内の将棋事情】
北海道は、以前からアマチュアの将棋が盛んで、日本将棋連盟の道内各支部に所属している会員数は、現在667人と5年前よりおよそ80人増えています。
北海道はこれまでに13人の「プロ棋士」を輩出し、「女流棋士」も5人輩出しています。
ただ、これまでプロの棋士になるためには、最も近い東京の「研修会」に通うか、自分たちで将棋を研究して、「奨励会」を目指さなければなりませんでした。【「研修会」に寄せられる期待の声】
北海道で「研修会」が開設されることで、道内から「プロ棋士」や「女流棋士」を目指しやすくなることが期待されています。
日本将棋連盟北海道支部連合会の工藤学会長は、「『奨励会』や『研修会』を考えていない子どもたちが、『研修会』が身近にあるのであれば『僕もいきたい』『私もいきたい』という子が増えてくると思います。どんどんすそ野が広がって、プロ棋士も増えていただきたい。期待が大きいですね」と話します。
また、道南の江差町出身で日本将棋連盟所属の石高澄恵女流二段(53)は、高校卒業後の1年間は、のちに研修会に移行する東京の育成機関に毎月、通っていました。
石高澄恵女流二段は、「飛行機代などを援助してもらいながら通ってたので、絶対に上がらなければという気持ちはすごく強くプレッシャーもありました。遠方から通う人はみんなそうだと思います。プロを目指したくても、今までは遠方まで通わなければいけないので、諦めざるを得なかった人がたくさんいると思うので、札幌での「研修会」開設は、すごく夢と希望を与えてくれる、わたしも応援したい」と話していました。藤井聡太七段の活躍などもあり、最近では子どもたちの間でも将棋人気が広がっています。
“距離の壁”がなくなることで、北海道から1人でも多くのプロの棋士が誕生することを期待したいものです。
情報源:将棋の「研修会」道内にも開設へ|NHK 北海道のニュース
メディア関連が苦手(見るのは好き)で、目線をアナウンサーの人に向けるように言われてたけど、ほとんど伏し目がちになってた気がします。
堂々と話せる方が羨ましいです😷— ishitaka sumie (@ishitaka140) October 4, 2019
https://twitter.com/ishitaka140/status/1180066466399309824
へぇ・・・