INNOVATION WORLD FESTA 2019 supported by CHINTAI 2019にて
2019年9月29日 15:49
将棋の羽生善治九段(49)が29日、東京・六本木ヒルズで行われたイベント「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2019 supported by CHINTAI」で落合陽一筑波大准教授(32)と対談した。
「AIと人類の未来」をテーマに約40分マイクを握った羽生は「将棋でも序盤はソフトでの研究が進んでおり、意外にも昔流行した形がまたはやるようになった」と将棋界におけるAIとの関連性を説明。「ただAIは絶対値ではなく近似値。それを参考にどこを掘っていくかは人間のセンスが問われますね」と独自のAI観を披露した。落合氏にはAIの発展とビジネスの関係などについて鋭い質問を連発。白熱した対談は結論にたどり着く前に時間切れとなった。
情報源:羽生善治九段 独自のAI観を披露「絶対値ではなく近似値」将棋界におけるAIとの関連性も説明(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:羽生善治九段 独自のAI観を披露「絶対値ではなく近似値」将棋界におけるAIとの関連性も説明― スポニチ Sponichi Annex 芸能
2019年9月29日 16時40分
将棋の羽生善治九段(49)が29日、東京・六本木ヒルズで開催されたイベント「J―WAVE INNOVATION WORLD FESTA2019 supported by CHINTAI」でメディアアーティストの落合陽一氏(32)と対談を行った。
現代日本を代表する知性と言うべき両者によるトークセッション。テーマは「AIと人類の未来」という深遠なものだったが、43分の間で2秒と止まることのない超スピードのトークとなった。落合氏から「(AI時代における)人間の棋士が持っているアトラクト性(魅力)はどういうところですか?」と問われた羽生九段は「音楽の世界でAIがバッハ風の音楽を作れるという話があると思います。しかし、いきなり何百曲も作るなんてバッハに対する冒涜である、という考えと似ていて、将棋でも昔の名棋士の棋譜をAIに学習させて同じようなものが作れるかと言われたら、技術的には出来ます。ただ、人の心に訴えるものになるかという、感情のところは別だと思います」と語った。
いかにAI時代に適応していくか、との問いには「人間がこれから暮らしていく中でAIが作る情報に触れ続けていけば、人間の感受性そのものが変わっていく。でも、人間は適応性が高いので知らず知らずの中で慣れ、順応していく方向性になると思います」と述べた。
最後に、AI時代における将棋という競技の今後についても見解を語った。「昔、美術館で見た絵があります。戦争に行く前の兵士たちが将棋を指しているものでした。食事しないといけない、眠らないといけない、という生活に必要なものではありませんが、人が暮らしていく中の営みとして将棋は存在していくと思っています」
情報源:羽生善治九段「人間の感受性そのものが変わっていく」…落合陽一氏とAI時代を展望(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:羽生善治九段「人間の感受性そのものが変わっていく」…落合陽一氏とAI時代を展望 : スポーツ報知
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