ふむ・・・
プロ2年目にして一軍デビューを果たすと、その後も快投を続け見事一軍定着。
キレのある直球を武器にブルペンに欠かせない存在にまで成り上がった遠藤淳志。
さまざまな成功、そして悔しい失敗を経験しながらも成長を遂げる若鯉に、
改めて充実の2019年レギュラーシーズンを振り返ってもらった。* * * * * *
─ プロ2年目の今シーズン、初登板から一軍に帯同し続けていましたが、どんな印象を持っていますか?
「本当にいろいろなことを経験させてもらっているシーズンだと思いますね」
─ ご自身の中で最も成長したと実感できるのはどんな部分ですか?
「一番は気持ちの面ですね。ピンチのときに、『どうすれば強い気持ちを持って、マウンドで投げられるか』ということが少し理解できたところが成長した部分かなと思うところです。昨季二軍では、ピンチの場面で打たれて簡単に点数を取られていたのですが、今季は一軍でピンチを迎えたとしても、しっかり抑えきれているので自信になりました。当たり前のことですけど、強い気持ちでマウンドに上がらないと抑えることができない、上では活躍できないんだと改めて思わされました」
─ プロ2年目に一軍に定着した姿を想像できていましたか?
「自分の描いていた想像よりも少しだけ早く一軍に上がることができたかな? というイメージですね。一軍に上がれるまでにもっと苦しむかもしれないと思っていましたけど、そういう意味で言うと思ったよりも順調にきているかもしれないですね」
─ 春のキャンプから一軍首脳陣へのアピールが続きましたが、手応えという面ではどう感じていましたか?
「キャンプ途中から一軍に参加することができて、首脳陣の方々に見てもらえたのが大きかったのかなと思いました。やはり二軍にいて全く見てもらえないよりは、アピールポイントを目の前で見てもらえますし、うれしい気持ちでキャンプで投げることができていました」
─ 惜しくも開幕一軍入りを逃しました。どんな気持ちでしたか?
「残念な気持ちはありましたけど、しっかりと気持ちを切り替えることができたので、二軍で良い成績を残せたと思います」
─ 6月7日にはプロ入り初の一軍昇格を果たしました。
「二軍ではずっと球の質だったり、コーナーへの制球力を意識して投げてきて、その精度も上がっていると実感できた中で昇格できたので、ある程度の自信を持って投げることができていました」
(広島アスリートマガジン2019年10月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)
▼ 遠藤淳志(えんどうあつし)
1999年4月8日生、茨城県出身/184cm・78kg/右投右打/投手/プロ2年目・20歳/霞ヶ浦高-広島(17年ドラフト5位)
情報源:広島 高い潜在能力を見せ始めた遠藤淳志「成長した部分は気持ちの面」(広島アスリートマガジン) – Yahoo!ニュース(コメント)
来期も頼むぞ。