谷川九段、通算1324勝 加藤一二三さんと並び3位

148手 4四銀まで、谷川浩司九段の勝ち、歴代3位タイとなる通算1324勝を達成。


2019年8月17日19時12分

歴代3位タイの通算1324勝を達成した将棋の谷川浩司九段=8月17日午後、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影
歴代3位タイの通算1324勝を達成した将棋の谷川浩司九段=8月17日午後、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影

将棋の谷川浩司九段(57)が17日の対局に勝ち、歴代3位タイとなる公式戦通算1324勝(851敗3持将棋)を達成した。加藤一二三(ひふみ)・九段(79)=2017年6月に引退=の記録(1324勝1180敗1持将棋)に並んだ。歴代1位は羽生善治(はぶよしはる)九段(48)の1438勝(594敗2持将棋)、歴代2位は故大山康晴十五世名人の1433勝(781敗2持将棋)。羽生九段は今年6月、1434勝目を挙げ、大山十五世名人の記録を27年ぶりに更新した。

谷川九段は神戸市出身。1976年にプロデビューし、史上最年少の21歳2カ月で名人に。名人を5期獲得し、引退後に十七世名人(永世名人)を名乗る資格を持つ。タイトル獲得27期、棋戦優勝22回。終盤で相手玉を鮮やかに詰ます妙技から「光速の寄せ」「光速流」の異名を持つ。

谷川九段はこの日、大阪市福島区の関西将棋会館での第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)二次予選で高見泰地(たいち)七段(26)に勝った。

高見七段は「叡王(えいおう)」というタイトルを獲得したことがある関東の若手実力者。終局後、谷川九段は「1300勝を達成した後、中原先生の記録(=中原誠十六世名人の1308勝)や加藤先生の記録が割合、すぐの数字でありましたので、両先生の記録というのは大きなモチベーションになっていました。羽生さんや大山先生(の記録)までは本当に遠いので、一局一局、大事に戦っていきたいと思っています」と話した。

谷川九段は、二次予選の決勝に進出。7人の棋士が総当たりで王将挑戦権を争う「王将リーグ」入りまで、あと1勝と迫った。二次予選の決勝では、藤井聡太(そうた)七段(17)と中村太地(たいち)七段(31)の勝者と対戦する。(佐藤圭司)

情報源:谷川九段、通算1324勝 加藤一二三さんと並び3位(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:谷川九段、通算1324勝 加藤一二三さんと並び3位:朝日新聞デジタル


2019年8月17日18時51分

将棋の谷川浩司九段(57)が、歴代3位タイとなる通算勝利1324勝を達成した。17日、大阪市の関西将棋会館で行われた第69期大阪王将杯王将戦2次予選2回戦で高見泰地七段(26)を下した。これで1976年(昭51)12月、中学生でプロとなって以来、積み上げた白星が、同じ中学生でプロとなった加藤一二三・九段(79)に並んだ。トップは、羽生善治九段(48)の1438勝。現役では2位となる。

谷川は83年6月の第41期名人戦で、21歳の史上最年少で名人を獲得。また、95年には7冠全制覇を目指していた羽生善治6冠(当時)の挑戦を退け、王将を防衛するなど、タイトルを計27期獲得している。

谷川は2次予選決勝で、藤井聡太七段(17)対中村太地七段(31)の勝者(26日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で対局)と、挑戦者決定リーグ入りをかけて対戦する。

情報源:谷川九段が通算1324勝 加藤一二三・九段に並ぶ(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:谷川九段が通算1324勝 加藤一二三・九段に並ぶ – 社会 : 日刊スポーツ


2019年8月17日 18時47分(最終更新 8月17日 19時18分)

将棋の谷川浩司九段(57)は17日、大阪市福島区の関西将棋会館で指した第69期大阪王将杯王将戦(毎日新聞社など主催)の2次予選2回戦で高見泰地七段(26)に148手で勝って通算1324勝(851敗、3持将棋)とし、加藤一二三九段(引退)が持つ歴代3位の勝利数記録に並んだ。22日のB級1組順位戦、行方尚史八段(45)戦で単独3位を目指す。

通算勝利数の最多記録は羽生善治九段(48)の1438勝。2位は大山康晴十五世名人(故人)の1433勝。谷川九段は「1300勝を達成後、中原先生(誠十六世名人)、加藤先生の記録は大きなモチベーションになっていた。羽生さん、大山先生の記録は遠いので、一局一局を大事に戦いたい」と話した。【新土居仁昌】

情報源:将棋の谷川浩司九段が1324勝 「ひふみん」に並ぶ 羽生、大山に次ぐ歴代3位 – 毎日新聞


高見泰地七段 vs △谷川浩司九段(棋譜を見る

148手 4四銀まで、谷川浩司九段の勝ち
歴代3位タイとなる通算1324勝を達成。



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