2019/8/4 vs阪神 18回戦(マツダ)広島10-5阪神
2019年8月5日 6時0分
◆広島10―5阪神(4日・マツダスタジアム)
3位・広島が阪神に大勝し、首位・巨人とのゲーム差を2に縮めた。初回、好調のメヒアが3号3ランを放つなど一挙5得点。5番・会沢が4打数4安打3打点の活躍を見せるなど、13安打で10得点を重ねた。6日からは本拠地・マツダで2位・DeNAを迎え撃つ。
8月のニューヒーローが広島を5カード連続勝ち越しに導いた。初回1死から4連打で2点を先制。なお一、二塁で打席にはメヒアだ。岩田の高めのスライダーを叩いた打球は、左翼防球ネットに突き刺さる3ランになった。昨季と並ぶ自己最多3号に「甘い球を狙ったよ。パワーを見せたいよね!」。初回の5得点は今季チーム最多。人さし指で天を指す「メヒアポーズ」でビッグイニングを祝った。
「投手3、野手1」で固定されていた外国人枠の影響で、今季は出番が少なかった。しかし、不調の左腕・レグナルトと入れ替わりで7月31日に昇格すると、8月の4試合で打率5割3分8厘と爆発している。この日1安打で12試合連続安打をマークしたバティスタとの相乗効果で、打線に厚みを加えている。
好きな日本語は「タカメテ(高めて)!」。「コンセントラ(集中しろ)という意味だろ。きょうも安部がベンチから叫んでくれたんだ。気合が入ったね」。一塁と三塁のポジションで競合するライバルの愛情あふれるゲキに感謝している。
チームはここ5カードで13勝2敗。怒とうの追い込みで首位・巨人とのゲーム差を「2」まで縮めた。佐々岡投手コーチは、メヒアと外国人枠を争うレグナルト、モンティージャの昇格を当分、見送ることを示唆。“ミスター・オーガスト”の活躍に、緒方監督は「彼は今、チャンスだからね。バティと競争してくれたらいい。(外国人枠は)今のメンバーの状態次第」とうなずいた。驚異のドミニカン・スラッガーが熱帯夜の広島をさらに熱くする。(田中 昌宏)
◆アレハンドロ・メヒア(ALEJANDRO MEJIA)1993年3月10日、ドミニカ共和国生まれ。26歳。サンファンバウティスタデラサジェ中高から、米マイナーを経て、ドミニカ共和国カープアカデミー入り。2015年秋に練習生として来日し、16年3月に育成契約。17年7月に支配下選手登録されて同年は9試合で3安打。昨年は22試合で11安打で、ウエスタンでは本塁打、打点、打率でトップだった。192センチ、98キロ。右投右打。
情報源:【広島】“ミスター・オーガスト”メヒアが猛追の主役 3号3ランで巨人に2差(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:【広島】“ミスター・オーガスト”メヒアが猛追の主役 3号3ランで巨人に2差 : スポーツ報知
「広島10-5阪神」(4日、マツダスタジアム)
広島が13安打を浴びせ、今季7度目の2桁得点で快勝した。アレハンドロ・メヒア内野手(26)が初回に試合の主導権を引き寄せる3号3ランを放った。会沢翼捕手(31)は7月5日以来の5番で先発出場し、3本の適時打を放つなど自身初の1試合4安打をマーク。チームは5カード連続勝ち越しとなり、首位・巨人と2ゲーム差まで縮めた。
大量10得点を呼び込む鮮やかなアーチを、メヒアが上空明るい初回に架けた。鈴木、会沢の連続適時打で2点を先制すると、なお1死一、二塁。岩田の2球目、高めに浮いたスライダーを豪快に振り抜いた。高々と舞い上がった打球は左翼スタンド後方の防球ネットを突き刺し、6月30日・DeNA戦以来の3号3ランとなった。
「甘い球を狙いました。打った瞬間、入ると思いました。何とかチームを助けるために頑張ります」
瀬戸際でパワーを発揮している。7月31日に再昇格し、同日の巨人戦では3タコ。首脳陣に「今日がラストチャンス」と尻をたたかれた翌8月1日の同戦は3安打猛打賞と結果を残した。8月は4試合で13打数7安打、打率・538だ。
ただでさえ、し烈を極める外国人枠争い。7月29日には同じカープアカデミー出身で内野手のサンタナも支配下選手契約を結んだ。ライバルが多い中、首の皮一枚つなげ「チャンスをもらっているから、つかまないといけない」とメヒア。緒方監督も「今、チャンスだからね。アピールしてくれれば、バティと競争になる」と評価した。
7月5日・阪神戦以来の5番に座った会沢も初回の一打だけでは終わらない。抜群の存在感を発揮した。二回に中前適時打、四回は遊撃内野安打、六回も左前適時打。3打点で今季44打点は既にキャリアハイだ。「得点圏では、より集中して頭の中をリセットして入っていくようにしてます」。1試合4安打もプロ13年目で初となった。
昨季序盤から先を見ず、眼前の一試合、一カードだけに集中していく思考は今季も続ける。「大事。駆け引きもあるから難しいけどね」。そう語る中、選手会長は攻守でチームを支え、奮闘の跡を記している。
これで5カード連続勝ち越し。首位・巨人とは2ゲーム差まで縮めた。6日からは本拠地で1・5ゲーム差で追う2位・DeNAとの3連戦を控える。「今日の一戦は大事だったと思うしね」と選手会長。弾みをつけた赤ヘル軍団が、巨人に3連勝し、波に乗る相手を迎え撃つ。
情報源:広島・メヒア 弾丸3ラン 5カード連続勝ち越し巨人に2差「チームを助けるために…」(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島・メヒア 弾丸3ラン 5カード連続勝ち越し巨人に2差「チームを助けるために…」/広島カープ/野球/デイリースポーツ online
2019年8月5日 05:30
◇セ・リーグ 広島10―5阪神(2019年8月4日 マツダ)
広島は4日の阪神戦で、初回に会沢翼捕手(31)の右前適時打、アレハンドロ・メヒア内野手(26)の3号3ランなど5連打で5点を先制する速攻で、計10得点の快勝をもたらした。
1死から菊池涼、バティスタの連打で一、二塁。鈴木の遊撃正面へのゴロがイレギュラーして左前適時打となる幸運に助けられたのは、先制点だけ。続く会沢はカウント2―2からの岩田のツーシームを右前適時打とし、メヒアは1ストライクからのスライダーを左翼席最上段への3号3ランとした。5連打で5点を奪う速攻を締めた助っ人は、「感触はよかった。ポイントを前にして捉えようと思っていた」と、4試合連続安打で打線に活気をもたらした。
計10得点の猛攻の中でも、会沢の輝きは格別だった。2回2死一、二塁から中前適時打を放ち、4回には浜地から遊撃への内野安打。5点優勢だった6回2死一、二塁では、高野の初球のカットボールを左前に運んで4イニングぶりの得点をもたらし、適時打3本で自身初の4安打。「得点圏ではより集中しようと頭を整理して入れている」と、さすがの勝負強さだった
今季4度目となる5番での起用が、3打点につながった。直前の4番・鈴木が4出塁。自己最多だった18年の42打点を早くも更新する44打点目を挙げても、「まだまだです。誠也が出てつないでくれる。自分はどの打順でもつなぐ意識は変わらない」と、4安打は全て単打で仕事を果たした。
2回にも2点を加えた速攻劇に、緒方監督は「序盤の上位打線のおかげで7点からのスタートだからね」とうなずいた。巨人とは2ゲーム差と、首位の背中はより鮮明になった。6日からは、1・5ゲーム差で2位のDeNAとの3連戦が控えるだけに、殊勲の選手会長は「今日の一戦はすごく大事だった」と振り返る。5カード連続での勝ち越し。混セの中でも、勢い勝負なら負けられない。(河合 洋介)
情報源:広島、虎に10点快勝 メヒア3ラン 会沢は適時打3本「得点圏ではより集中」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島、虎に10点快勝 メヒア3ラン 会沢は適時打3本「得点圏ではより集中」― スポニチ Sponichi Annex 野球
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