〈広島〉2度目のV字回復を牽引する西川龍馬の積極打法(広島アスリートマガジン) – Yahoo!ニュース

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後半戦から1番に定着し安打と本塁打を量産している西川龍馬選手
後半戦から1番に定着し安打と本塁打を量産している西川龍馬選手

「3ゲーム縮めるには約1カ月かかる」。誰が最初に言ったかは定かではないが、ペナントレースでのゲーム差を語る上で度々出てくる話である。大きな連勝や連敗がない限り、3ゲーム以上の差はなかなかひっくり返らない。それが古くからの一般的な感覚だろう。

ところが今季のセ・リーグは各チームに大型連勝、大型連敗が乱れ飛んでいる。ダイナミックにゲーム差が動きすぎて、過去のデータが意味をなさないような状況だ。カープも例外ではなく7月19日の巨人戦の前に「12」あったゲーム差が、わずか2週間で「4」まで目減りした。

驚異的なスピードで首位との差を詰めるひとつの要因となっているのが、交流戦以降に調子を崩していた打線の復調だ。なかでも後半戦から1番に固定された西川龍馬のバットから快音が止まらない。5月の好調時に球団単独2位となる27試合連続安打を記録したのに続き、7月は初回先頭打者本塁打を4本放ち球団新記録を樹立。4カード連続での先頭打者弾もプロ野球史上初めてだ。

「僕は積極的に打ちに行くタイプですし、打撃スタイルは(打順が何番でも)基本的に変わらないです。基本的には初球から打てる球がきたら打ちたいですね」

積極的な姿勢は身を結び、打率、出塁率など打撃成績も急上昇している。「難しいコースでも体が勝手に反応する」という天才的なバットコントロールに加えて確実性も加わってきているだけに、対戦相手にとってはやっかいなことこの上ない。

敵地での巨人戦で勝ち越したカープは、勢いに乗った状態で阪神を迎え撃つ。ホームゲーム初戦のマウンドに立つのはエース・大瀬良大地。巨人がDeNAとの首位攻防戦で星を潰し合うような展開になれば、いよいよ三つ巴の優勝争いは風雲急を告げてくる。

情報源:〈広島〉2度目のV字回復を牽引する西川龍馬の積極打法(広島アスリートマガジン) – Yahoo!ニュースコメント


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