強力打線の核として安打を量産しているバティスタ選手

広島 バティスタの好調の要因は右方向への意識(広島アスリートマガジン) – Yahoo!ニュース

ふむ・・・


シーズン途中ながら自己最多の安打数を更新し、打撃進化を見せつけるバティスタ。
今季は3番を任されるなど確実性も兼ね備え、数々の強敵を撃破してきた。
打撃不振により一時は戦列を離れたが、後半戦の幕開けと共に再び一軍へ復帰。
打線復調へ向けて、ドミニカン大砲が反撃の狼煙を上げる。

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強力打線の核として安打を量産しているバティスタ選手
強力打線の核として安打を量産しているバティスタ選手

─ 今季ここまでのバッティングの手応えはいかがですか?

「一時は二軍に落ちてしまいましたが、昨季よりも良い手応えでシーズンを過ごすことができています」

─ 昨季よりも安打数が増えていますが、バティスタ選手の中で一番意識していることは何ですか?

「投手と対峙したときに、センターから右方向に打球を打つことを意識していることが今季の数字につながっていると思います。来日した当初二軍にいたときから、ずっと打撃コーチには『右方向を意識するように』ということは言われていたのですが、特に今季はその意識を強く持っています。外角を攻められる状況が多くなってきたので、逆らわず素直に右方向に打ち返すことができています」

─ チームの状況が良かった5月はバティスタ選手ご自身も良い成績を残していました(打率.352、10本塁打、21打点)。好調の要因を挙げるとすれば、どのようなことだったのでしょうか?

「これまで苦手にしていた高めの球に対しても、自分のスイングを崩すことなく、しっかりとコンタクトできていたからだと思います」

─逆に6月に入り、調子を崩してしまった(打率.247、4本塁打、9打点)要因についてはいかがですか?

「6月と言えば、ちょうど交流戦の時期ですよね。パ・リーグの投手は直球で攻めてくる印象があったのですが、実際に対戦すると変化球で勝負してくる場面も多くあって、そのイメージのギャップに苦しめられた部分がありました」

─昨季と比較して相手投手の組み立てが変化した感覚はありますか?

「全体的な印象はそこまで変化しているとは思いません。自分の中でもデータが蓄積されてきた部分があるのかもしれませんが、『この投手は外で勝負してくる』と読んだら実際にその通りになったという場面も多くなってきた印象があります」

─これまで数々の一軍の投手と対戦してこられましたが、そうした経験と積み重ねが今季の成績につながっている部分はあるのでしょうか?

「ノートをつけたり特別なことはせず、対戦が予想される投手の球筋や配球を確認しておくぐらいですが、一軍で経験したことは間違いなく生きています。こう見えても、結構記憶力が良いので対戦した投手のことはしっかり覚えていますよ(笑)」

─ 打席に立たれている際はどのようなことを意識しているのでしょうか?

「実際の試合ではあまり考えすぎないようにしているので、先ほど言ったようにとにかくシンプルに『センターから右方向に』という意識を持っているだけですが、練習中は自分なりのチェックポイントを持っています。二軍時代に朝山東洋二軍打撃コーチから、手の位置や、バットの軌道、タイミングの取り方、足の出し方、重心を後ろに残すなど、7つのチェックポイントを教えていただきました。それらは今でももちろん覚えていますし、練習中は強く意識するようにしています」

(広島アスリートマガジン2019年8月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)

▼ Xavier Batista(X.バティスタ)
1992年1月18日生、ドミニカ共和国出身/189cm・113kg/右投右打/外野手/来日4年目・27歳/サンタルシア中高 – 米マイナー-広島(16年)

情報源:広島 バティスタの好調の要因は右方向への意識(広島アスリートマガジン) – Yahoo!ニュース


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