アマといっても元奨励会員とかだしな。
2019年6月29日19時48分
第13回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の幕開けを飾るプロアマ一斉対局が29日、東京都渋谷区と大阪市福島区の将棋会館で行われた。新鋭プロ10人とアマ10人が対戦し、アマが5勝を挙げる健闘を見せた。
東京では午前と午後に3局ずつ、大阪ではそれぞれ2局ずつ指された。宇都宮市のアルバイト本間青磁(せいじ)さん(26)、秋田市の会社員鈴木勝裕さん(42)、北海道小樽市の会社員湯上真司さん(39)、大津市の会社員荒木隆さん(28)、名古屋市の会社員畠山大樹さん(27)がプロから白星を挙げた。
プロアマ一斉対局は1次予選の1回戦に当たる。後のトップ棋士が苦戦することも多く、豊島将之名人(29)や斎藤慎太郎王座(26)はデビュー間もない頃に敗れたことがある。朝日杯でアマが5人以上勝つのは、7年ぶり2回目。前回、前々回はアマの1勝止まりだった。
アマ10人は、3月の第42回朝日アマ将棋名人戦全国大会(朝日新聞社主催)の成績上位者など。持ち時間は各40分で使い切ると1手1分の早指し戦。プロが貫禄を見せる場面がある一方、アマが逆転勝ちした将棋もあった。東京会場で解説を務めた中村太地七段(31)は「序盤から乱戦模様の将棋もあり、戦法が多様化していることを感じた。アマの中終盤の力が光った」と話した。(村瀬信也)
■対戦結果(左が勝ち、▲が先手)
西田拓也四段 124手 ▲知花 賢アマ
▲鈴木勝裕アマ 89手 山本博志四段
▲本間青磁アマ 119手 斎藤明日斗四段
荒木 隆アマ 146手 ▲出口若武四段
古森悠太四段 118手 ▲横山大樹アマ
▲湯上真司アマ 121手 長谷部浩平四段
▲杉本和陽四段 127手 小山怜央アマ
▲本田 奎四段 97手 遠藤正樹アマ
▲黒田尭之四段 105手 天野倉優臣アマ
畠山大樹アマ 134手 ▲池永天志四段
情報源:プロ10×アマ10が激突 将棋朝日杯、アマ5勝の健闘(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:プロ10×アマ10が激突 将棋朝日杯、アマ5勝の健闘:朝日新聞デジタル
村)朝日杯のプロアマ一斉対局は、新鋭プロの試練とも言える勝負の場。デビュー間もない豊島名人、斎藤王座も苦杯をなめました。ファンが観戦できる点も特徴です。
プロ10×アマ10が激突 将棋朝日杯、アマ5勝の健闘:朝日新聞デジタル https://t.co/aKyrOslund— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 29, 2019
10時からの対局
△西田拓也四段―▲知花賢アマ(棋譜を見る)
△山本博志四段―▲鈴木勝裕アマ(棋譜を見る)
△斎藤明日斗四段―▲本間青磁アマ(棋譜を見る)
▲出口若武四段―荒木隆アマ(棋譜を見る)
△古森悠太四段―▲横山大樹アマ(棋譜を見る)
村)朝日杯将棋オープン戦、鈴木勝裕アマが山本博志四段に、荒木隆アマが出口若武四段に勝ちました。午前は5局指されましたが、アマが早くも3勝を挙げました。この他、西田拓也四段が知花賢アマに、古森悠太四段が朝日アマ名人の横山大樹アマに勝ちました。プロはこの2勝です。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 29, 2019
14時から対局
△長谷部浩平四段―▲湯上真司アマ(棋譜を見る)
▲杉本和陽四段―△小山怜央アマ(棋譜を見る)
▲本田奎四段―△遠藤正樹アマ(棋譜を見る)
▲黒田尭之四段―△天野倉優臣アマ(棋譜を見る)
▲池永天志四段―△畠山大樹アマ(棋譜を見る)
村)長岡五段「湯上さんは、秒読みの中でこの詰み手順を読み切ったんですね」
中村七段「湯上さんは秒読みになってないんですよ」
長岡五段「えっ?」
湯上さんは、40分の持ち時間を使い切らずに勝利をおさめました。強いです。— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 29, 2019
村)朝日杯将棋オープン戦のプロアマ戦、畠山アマが池永四段との混戦を制しました。杉本四段は小山アマに苦戦の末、勝利。これで全10局が終了し、プロ5勝、アマ5勝という結果でした。アマの大善戦です。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 29, 2019
持ち時間各40分、10時から対局中。