藤井聡太七段、3年目の「竜王への道」近藤誠也六段と対局開始／将棋・竜王戦決勝T
竜王戦

藤井聡太七段VS近藤誠也六段　竜王戦決勝トーナメント

第32期竜王戦 決勝トーナメント2回戦
藤井聡太七段 vs 近藤誠也六段
藤井七段の振り歩先、と金が3枚で近藤六段の先手
初手は、▲近藤六段 2六歩、△藤井七段 8四歩

将棋の竜王戦決勝トーナメント2回戦、藤井聡太七段（16）と近藤誠也六段（22）の対局が6月28日、午前10時から始まった。藤井七段はデビュー以来、3年連続3度目の本戦出場。広瀬章人竜王（32）への挑戦権獲得なるか。

藤井聡太七段、3年目の「竜王への道」近藤誠也六段と対局開始／将棋・竜王戦決勝T
藤井聡太七段、3年目の「竜王への道」近藤誠也六段と対局開始／将棋・竜王戦決勝T

藤井七段はデビュー直後から参加した6組ランキング戦、翌年の同5組、そして今年の同4組と、3期連続での優勝を達成。本戦出場を果たした。竜王戦は8つあるタイトルの中でも最高峰ながら、1年ずつクラスを上げる必要がある順位戦・名人戦と異なり、勝ち続けさえすれば、1年目からでもタイトル挑戦、奪取できる仕組みになっている。

過去の2年はいずれも1回戦で勝利、2回戦で敗退している藤井七段だが、今期は4組優勝のために2回戦から出場。勝利した場合は、挑戦者決定三番勝負に到達するまで、久保利明九段（43）、豊島将之名人（29）、渡辺明二冠（35）といった棋界最上位レベルの棋士と戦う、茨の道が待っている。

本局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は近藤六段。

情報源：藤井聡太七段、3年目の「竜王への道」近藤誠也六段と対局開始／将棋・竜王戦決勝T（AbemaTIMES） – Yahoo!ニュース（コメント）

情報源：藤井聡太七段、3年目の「竜王への道」近藤誠也六段と対局開始／将棋・竜王戦決勝T | AbemaTIMES

2019年6月28日13時55分

将棋の高校生棋士、藤井聡太（そうた）七段（１６）が２８日、第３２期竜王戦（読売新聞社主催）の決勝トーナメント（本戦）２回戦で、近藤誠也六段（２２）と対局している。将棋界に八つあるタイトル戦のうち、２０１９年度に藤井七段が挑戦する可能性が残っているのは竜王戦と王将戦の二つで、勝負の行方に注目が集まる。

大阪市福島区の関西将棋会館での対局。振り駒の結果、先手番は近藤六段に決まり、定刻の午前１０時に対局は始まった。持ち時間は各５時間。終局は夜になる見通し。

日本将棋連盟によると、藤井七段の１９年度の公式戦の成績は１３対局して１１勝２敗（未放映のテレビ対局を除く）。

竜王戦は、全棋士と女流棋士４人、奨励会員１人、アマチュア５人で行われる。予選に相当するランキング戦の成績優秀者１１人が、決勝トーナメントに進む仕組み。ランキング戦は最上位の１組から６組まであり、１組から５人、２組から２人、３～６組からは各１人が決勝トーナメントに進む。決勝トーナメントを勝ち上がると、最後に挑戦者決定三番勝負があり、勝者が挑戦者となる。例年１０月から１２月にかけて竜王と挑戦者が七番勝負を行う。現在のタイトル保持者は広瀬章人（あきひと）竜王（３２）。

藤井七段はプロデビュー以来、竜王戦への参加は３期目。

最初の第３０期はランキング戦６組で６連勝して優勝し、決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント１回戦では５組優勝の増田康宏六段（２１）に勝利したが、２回戦で４組優勝の佐々木勇気七段（２４）に敗れた。対佐々木戦は、藤井七段のプロデビュー以来の連勝記録がストップしたことで知られる対局だ。

２期目の第３１期はランキング戦５組で５連勝して優勝し、決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント１回戦では６組優勝の都成（となり）竜馬（りゅうま）五段（２９）に勝利したが、２回戦で４組優勝の増田（康）六段に敗れた。

３期目の第３２期はランキング戦４組で５連勝して優勝し、決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントは４組優勝者として２回戦から登場する。

日本将棋連盟によると、プロデビューから３期連続で竜王戦のランキング戦で優勝したのは藤井七段が初めて。

本局で藤井七段が勝てば、竜王戦の決勝トーナメントで初めて２回戦を突破することになる。本局の勝者は、次の３回戦で、１組５位で前王将の久保利明九段（４３）と対戦する。

一方、本局の対戦相手の近藤（誠）六段は関東の若手の実力者。２月５日の第７７期名人戦・Ｃ級１組順位戦（朝日新聞社、毎日新聞社主催）の１０回戦では藤井七段に勝利し、最終的に一つ上のＢ級２組への昇級も果たした。近藤六段も藤井七段も同じ９勝１敗だったが、前期の成績で決まる「順位」の差で、近藤六段が競り勝った。藤井七段にとっては、非常に痛い黒星を喫した相手だ。（佐藤圭司）

情報源：藤井七段の対局始まる　竜王戦決勝Ｔ、相手は近藤六段：朝日新聞デジタル

現在進行中の第32期竜王戦、6月28日（金）は決勝トーナメント、藤井聡太七段VS近藤誠也六段 戦が関西将棋会館で行われます。

両者はこれまでに4回対戦し、3勝1敗で藤井七段が勝ち越しています。

藤井七段は4組優勝、近藤六段は5組優勝により、決勝トーナメントに進出しました。
藤井七段は本局が初戦、近藤六段は前局で梶浦宏孝四段に勝ち、本局を迎えています。

本局の勝者は、次戦で1組5位の久保利明九段と対局します。

両者の本棋戦の通算成績は以下の通りです。
藤井七段は第30期より本棋戦に参加、決勝トーナメント進出3回目、本棋戦の通算成績は18勝2敗（0.900）です。
近藤六段は第29期より本棋戦に参加、初の決勝トーナメント進出、本棋戦の通算成績は18勝5敗（0.783）です。

この対局の模様は、竜王戦中継サイトと日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。

◆第32期竜王戦決勝トーナメント 対戦表

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▲近藤誠也六段 vs △藤井聡太七段（棋譜を見る）

藤井七段の振り歩先、と金が3枚で近藤六段の先手

初手は、▲近藤六段 2六歩、△藤井七段 8四歩

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