へぇ・・・
2017年に故障して以来、長く苦しいリハビリを経て背番号28は再び満員のカープファンが待つマウンドへと舞い戻ってきた。
「今でもマウンドに上がるたびに鳥肌が立ってしまうんです」。ファンから送られる大声援こそ、待望の『日本人左腕』への期待の現れ。床田寛樹が過ごす充実のプロ3年目のシーズンに迫った。* * * * * *
── まずはリハビリから復帰されてから、2年ぶりの勝利おめでとうございます。4月6日の阪神戦で白星を手にした瞬間の心境はいかがでしたか?
「長いリハビリ期間を経て、ずっと一軍で投げて勝ちたいという思いを持っていたので、辛く苦しいリハビリでしたが勝った瞬間は『やってきて良かったな』と思いました」
── 今季の投球についてご自身の手応えはいかがですか?
「打線が点を取ってくれているのもありますが、自分もしっかり試合をつくれているので順調に白星を積み重ねることができていると思います」
── 開幕2戦目、3月30日の巨人戦で、久々にマツダスタジアムのマウンドに立たれました。どのような思いでマウンドに上がりましたか?
「もちろん緊張はしましたが、変に固まることもなく、良い緊張感を持って試合に入ることができたと思います」
── これまでの登板を振り返って投球の感覚的に良かった試合はいつの試合ですか?
「先ほどからお話ししている3月30日の巨人戦が自分の中では良かったですね。コースが甘い部分は多少ありましたが、直球のスピード、強さはこの試合が一番良かったと思います」
── 4月13日のDeNA戦でプロ初完投をマークされましたが、あの試合の調子はいかがでしたか?
「ブルペンから直球があまり良くなくて調子自体は良くなかったんです。會澤(翼)さんから『試合に入っても直球が良くないようだったら変化球多めでいくぞ』と言われていました。試合に入ってみると案の定、あまり直球が良くなかったんですが、しっかり気持ちを切り替えて変化球を低めに集めて内野ゴロを打たせることができました。それが結果的に完投につながったのだと思います」
── ちなみにDeNA戦で完投を意識したのは何回ぐらいからだったのでしょうか?
「7回ですね。7回時点で自分の球数があまり多くなかったので『これは、もしかしたら……』と思いましたね(笑)。ただ完投という言葉が頭をよぎった直後に『変に欲張ったらいけないか』とも思ったので、8、9回はとにかく一人ひとり目の前の打者を打ち取っていこうという気持ちに切り替えました」
(広島アスリートマガジン2019年6月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)
▼ 床田寛樹(とこだひろき)
1995年3月1日生・兵庫県出身/181cm・85kg/左投左打/投手/プロ3年目・24歳
【今季成績】7試合 4勝2敗 45.2回 40奪三振 防御率2.36
※数字は5月16日時点
情報源:広島 床田寛樹が長いリハビリを経てつかんだ待望の復帰後初勝利(広島アスリートマガジン) – Yahoo!ニュース(コメント)
ふむ・・・