ふむ・・・
2019年5月18日11時01分
第77期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛、九州電力・QTnet協力)を4連勝で制して名人を獲得した豊島(とよしま)将之新名人(29)が18日、滞在先の福岡県飯塚市のホテルで一夜明けての心境を語った。一問一答は次の通り。
――昨晩はゆっくり寝られましたか。
いや、あまり寝られませんでした。対局が終わった後はなかなか寝付けないことが多い。名人獲得したこともあり、やはりちょっと興奮してしまって。
――眠れない状態で何をしていましたか。
メールを読んだりはしていましたが、夜遅かったので、今日の朝に(メールを)返しました。荷物をまとめたり、ふとんに入ったりしていました。
――改めて名人を獲得した気持ちは
でも、まだあまり実感がわかないところはあります。うれしいことですし、シリーズが終わったので、すぐ棋聖戦もありますので、次の戦いに向けて頑張っていきたい。
――下の世代とどう戦いたいか。
強い棋士が多いので。年々、競争が厳しくなると思います。次の一局、次の一局の準備だけではなく、長期的に見て実力を伸ばすようなことも。日程的に対局が込んでくると難しいところもあるが、長く活躍できる棋士になって下の世代の方ともしっかり戦えるようにしたい。
――来年の名人戦に向けて。
今回は初めての名人戦ということで、新鮮な気持ちで楽しみながら指せた部分があって、いい結果につながった。そういう気持ちを忘れないようにしたいです。
――今、やりたいことは。
うーん。家に帰って、マッサージを受けに行きます。いつも対局の後、予約をして行くんですけど。
「きゅん」の愛称は「もう30近いので…」
――「きゅん」という愛称について、どう思いますか。
もう30近いのでどうなのかな、と思うんですけど。個人的には微妙な感じではあるが、楽しんでいただけるならいいかな、という感じでしょうか。
――メガネはいくつか持っているのでしょうか。
最近は大体このメガネです。こだわりはそこまでないです。
――藤井(聡太)七段を以前から評価している。どう見ていますか。
素晴らしい才能の持ち主。まだ10代でトップレベルの実力がありますし、伸びしろがあってさらに強くなっていくと思います。自分とは一回り違うので、彼が25歳の時に自分が37歳。そう考えると、自分が年齢的なものを乗り越えて相当うまくこれからの時間を過ごしていかないと、なかなか彼が全盛期と言われる時に戦うのは難しいかなと思っていて。それでも本当にすごい棋士ですから、戦ってみたいですし、それを長期的な目標としてやっていきたい。
――タイトル戦で相まみえるイメージは。
すぐに挑戦してきてもおかしくないですし、ただ、もちろん他に強い方もいますから、どうなるかわからないですけど。
――寝たのは何時ごろですか。
4時ぐらいです。でも、そんなに眠くはないです。
――メールは誰とやりとりを。師匠やご家族ですか。
師匠は将棋ソフトは使って勉強されているらしいんですけど、メールは使わないらしくて。電話なんです。
――師匠に電話したんですか。
そうですね。朝に電話しました。
――どんな言葉をかけられましたか。
健康に気をつけて、これからも頑張ってと言われました。あとは将棋の内容のことを。
――あと電話したのは、ご両親ですか。
母と、小さい頃教わっていた(指導棋士の)土井春左右(はるぞう)先生に電話しました。(村瀬信也)
情報源:豊島新名人「藤井七段と戦ってみたい」 対局から一夜(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:豊島新名人「藤井七段と戦ってみたい」 対局から一夜:朝日新聞デジタル
村)動画もあります。
豊島新名人「藤井七段と戦ってみたい」 対局から一夜:朝日新聞デジタル https://t.co/4VRzhkHQK7— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) May 18, 2019
村)豊島将之新名人のインタビューが先ほどありました。「名人を獲得して、興奮してしまった」。他の対局でもあるようですが、なかなか寝付けなかったそうです。「きゅん」という愛称について問うと、「30近いので、どうなのかなと思いますが、楽しんでいただけるならいいかな、という感じです」。 pic.twitter.com/OnKQBrYgY8
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) May 18, 2019
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へぇ・・・