これはすぐには気づけない。
2019年5月11日 18時33分
◆広島4―0DeNA(11日・マツダスタジアム)
広島が“ハッピー・サタデー”で6連勝だ。先発のクリス・ジョンソン投手(34)が6回無失点と好投。2勝目(3敗)を挙げた。打っては4月30日の阪神戦(甲子園)以来“令和初スタメン”の松山竜平外野手(33)が初回に先制打。2回には昨年8月19日のDeNA戦(横浜)以来、プロ2度目の1番かつ、途中出場も含めてプロ初の中堅でスタメン出場した西川龍馬内野手(24)が2回に追加点となる適時打をマークした。チームはこれで開幕2戦目の3月30日の巨人戦(マツダ)で敗れて以来、土曜日の試合は6連勝となった。
西川の珍プレーをマツダのカープファンが打ち消した。4点リードの8回の守備。1死から筒香が放った打球を、前の回から左翼に回っていた背番号63が追いかけた。フェンス際でジャンプ。しかし打球は金網部分に直撃し、跳ね返った球は西川の腕周辺に当たって視界から消えたのだ。
焦りまくる西川。グラウンドをキョロキョロと見渡したが、白球はどこにも転がっていない。その間に筒香は一塁を蹴って二塁へ進む。その直後、左翼席の女性ファンから「後ろ! 後ろ!」と声が飛んだのだ。
まるで往年の生放送バラエティー「8時だョ!全員集合」のようだった。舞台後方からいかりや長介が憤怒の表情で迫るなどという“危機”に対して、客席のちびっ子ファンが志村けんに「志村後ろ! 後ろ!」と知らせるのは、昭和のお約束だった。
令和の「後ろ! 後ろ!」で我に返った西川。後方を見上げると、球はラバーフェンスと金網の間のくぼみに収まっていた。自身の身長より4センチ高い180センチのラバーフェンス上部に向かって再ジャンプして、打球を“キャッチ”。すぐさま内野に返球した。あわやランニング本塁打だったが、筒香は二塁ストップ。DeNAに得点を許すことはなかった。
「ファンにマジ感謝です」と西川。初体験の中堅を含めた守備については「とりあえずエラーだけはせんとこうと思いました」。母の日の12日に向けて「(プレゼント?)またあした結果を出したらね」と、今度は超美技という“贈り物”で最愛のママを喜ばせる。
情報源:【広島】打球見失った西川に鯉党「後ろ!後ろ!」でアシスト「マジ感謝です」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:【広島】打球見失った西川に鯉党「後ろ!後ろ!」でアシスト「マジ感謝です」 : スポーツ報知
ハイライト(該当部分は3分3秒当たり)
https://youtu.be/jupv60KWC38?t=183
ほぉ・・・