2019/4/29 vsヤクルト 6回戦(神宮)ヤクルト7-4広島
2019年4月29日22時33分
<ヤクルト7-4広島>◇29日◇神宮
広島会沢翼捕手(31)が最後まで諦めぬ姿勢を貫いた。
10四球を与えた投手陣を辛抱強くリードし、打っては3号ソロを含む今季初の猛打賞。最後まで攻守でナインを鼓舞し続けた。チームは連敗で4年ぶりの3、4月負け越しが確定。それでも選手会長は最後までヤクルトを追い詰めたチームの粘りに明日への手応えをつかんだ。
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会沢はマスク越しに投手を、バットで野手陣を最後まで鼓舞し続けた。同点の4回には一時は勝ち越しとなるソロを左中間席にたたき込んだ。3点を追う8回も左前タイムリーで諦めない姿勢を示した。「連戦が続く中で最後もいい形で攻撃できた。常に諦めないような戦いができれば明日につながる」。12連戦最初のカードは負け越したが、選手会長は力強く前を向いた。
試合は序盤からシーソーゲームとなった。先発九里ら投手が10四球を記録するなど苦心のリードが続いた。返球の間合いを変えながら、落ち着かせるようにアイコンタクト。励まし続けた。「(投球は)共同作業。切り替えてやりたい」。最後まで投手陣を責めることは一切口にしなかった。
打っては今季初の猛打賞を記録した。オープン戦は打率4割2分3厘の好成績も、オープン戦最終戦でフェースガードを直撃する死球を受けた。影響はゼロではなく、4月中旬まで打率は1割台と低迷。強打の捕手の宿命か。昨年、球団捕手初の2桁死球を記録した厳しいマークは今年も変わらない。それでも最近10試合は28打数10安打で打率3割5分7厘、2本塁打、7打点と調子を上げてきた。
8回の適時打は因縁の相手から放ったものだった。07年のプロ初打席はウエスタン・リーグで近藤(当時サーパス)と対戦し、頭部死球だった。あと1人で完全試合を危険球退場で阻止。苦い記憶が残る。それでもヤクルト移籍後はこれで10打数5安打で5割と打ち負かしている。選手会長のような強い精神力が、今のチームには求められる。
広島は2連敗でBクラスに終わった15年以来の3、4月負け越しスタートとなった。緒方監督は「結果、勝つことはできなかったけれど、最後まで追い込むことはできた」と選手の粘りに光明を見た。コイの季節はこれからだ。【前原淳】
情報源:広島会沢が好守で鼓舞 強い精神力で明日への手応え(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島会沢が好守で鼓舞 強い精神力で明日への手応え – プロ野球 : 日刊スポーツ
2019年4月29日22時38分
<ヤクルト4-7広島>◇29日◇神宮
広島の3、4月負け越しが確定した。中盤まで一進一退の攻防が続いたが、6回の守りでバレンティンの強烈なライナーを左翼手下水流が落球。
痛恨の2点適時失策となった。終盤に追い上げ、3点を追う9回も2死から1発同点のチャンスをつくったが、バティスタが空振り三振に倒れた。緒方孝市監督(50)のコメントは以下の通り。
-9回はあと1歩
緒方監督 結果、勝つことはできなかったけど、最後まで追い上げることができた。反省するところは反省して、また明日やるだけ。
-6回の失策が痛かった
緒方監督 反省すべきところは反省して、また明日からやるだけ。
-会沢が3安打2打点
緒方監督 …はい。
情報源:広島が3、4月負け越し 緒方監督ただただ反省連発(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島が3、4月負け越し 緒方監督ただただ反省連発 – プロ野球 : 日刊スポーツ
バティスタの第3号先制ソロ
http://www.youtube.com/watch?v=QoSjtK58qZ0&hd=1
誠也の同点タイムリー
http://www.youtube.com/watch?v=QokV-LVWVwI&hd=1
曾澤の3号勝ち越し弾
http://www.youtube.com/watch?v=Td6_TooAPU8&hd=1
下水流の痛恨のエラー(レフトフライの落球)で2者生還
http://www.youtube.com/watch?v=SVR4tchr_Z4&hd=1
今年は曾澤だな、田中にもようやくヒットが出たし、この調子でどんどん出塁してほしい。あとは得点圏に走者がいる時にしっかり得点できるようにしないと。
7-4 3点のビハインドで迎えた9回表で安倍、野間が倒れて2死からの田中の出塁、菊池の出塁で2死2塁1塁から3番バティスタ、一発出れば同点の場面でフルカウントまで行くも空振り三振でゲームセット。