藤井七段が初和服姿で登場、和服は都内の呉服店でのレンタル。
2019年4月29日18時30分
平成の将棋界を振り返る「棋才(きさい) 平成の歩(あゆみ)」が29日、東京都内のホテルで行われた。
イベントには、谷川浩司九段(57)羽生善治九段(48)佐藤康光九段(49)森内俊之九段(48)渡辺明棋王・王将(35)藤井聡太七段(16)清水市代女流六段(50)里見香奈女流四冠(27)と、平成時代を彩った棋士が出演した。
用意した730席は、事前に完売。ファンの関心の高さがうかがえた。95年の阪神・淡路大震災チャリティーイベント、07年の渡辺対将棋ソフト「ボナンザ」、11年の東日本大震災チャリティー・イベントなど、過去に数々の企画はあったが、これほど大々的にファンが集まったのは初めて。
第1部では谷川、羽生、佐藤、森内、渡辺、清水が「平成を振り返る」などをテーマにトークショーを行った。
第2部の「チーム対抗リレー将棋」では、渡辺・里見チームに藤井が加わった。初めてという和服姿で登場。都内の呉服店でレンタルしたという。「そうそうたるメンバーの中に入って緊張しています」と話した。振り飛車党の里見に「戦いは振り飛車で」と、むちゃぶりされた。「ほとんど指したことがない」という四間飛車を採用し、佐藤・森内・清水組と対戦。羽生と谷川が初めてコンビを組んで解説という、豪華な取り合わせとなった。対局は佐藤・森内・清水組が勝利した。
第3部のトークショーでは、平成生まれの藤井と里見が登場。羽生から藤井に「28連勝の記録更新をいつごろから手応えを感じたか?」と質問された。藤井は「20連勝目で勢いがついた」と振り返った。また、理想の棋士像について「これからどれだけ強くなれるかが大切。いい将棋を指して面白さを知ってもらいたい」と話した。
来るべき令和時代、今度和服姿を見られるのはタイトル戦に初登場する時かもしれない。
情報源:「棋才 平成の歩」開催 羽生九段、藤井七段ら共演(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:「棋才 平成の歩」開催 羽生九段、藤井七段ら共演 – 社会 : 日刊スポーツ
2019年4月29日 15:49
平成の将棋界を振り返るイベント「棋才(きさい)平成の歩(あゆみ)」が29日、東京都内で行われた。
午後2時半からの第1部では谷川浩司九段、羽生善治九段、森内俊之九段をはじめ渡辺明王将・棋王らが平成を代表する豪華メンバーがトークショーに臨んだ。平成について羽生は「アナログ時代からデジタル時代に少しずつ移っていた時代。それを経験できたのは得がたいこと」と話し、渡辺は「平成でプロを目指し、プロになり、タイトルを獲るなどいろいろあった。あと2日で終わるのは感慨深い」とコメントした。
第2部のリレー将棋では藤井聡太七段も登場。公の場では初という和服姿で現れ「豪華なメンバーなので緊張しています」とあいさつした。
平成生まれの藤井は第3部で印象に残った対局として2年前の6月26日に達成した29連勝を挙げ「対局室が足の踏み場もないほど報道陣が集まっていたことを覚えています」と明かした。これに対し羽生が「連取中は何連勝目で記録更新の手応えを感じましたか?」と質問。藤井ははにかみながら「20連勝目の澤田真吾六段戦で逆転勝利し、勢いがついたと思います」と応えた。
情報源:藤井聡太七段、和服姿を初公開 羽生九段らとイベント「豪華メンバーなので緊張」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太七段、和服姿を初公開 羽生九段らとイベント「豪華メンバーなので緊張」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
2019.4.29 19:03
平成の将棋界を振り返るイベント「棋才(きさい)平成の歩(あゆみ)」が29日、東京都千代田区のホテルニューオータニで開かれた。国民栄誉賞を受賞した羽生善治九段(48)や史上最年少でプロ棋士となった藤井聡太七段(16)、里見香奈女流四冠(27)ら平成の将棋史に数々の伝説を刻んだ8人の現役棋士・女流棋士が和服姿で集結。訪れた約800人の将棋ファンを喜ばせた。
トークショーで、藤井七段は29連勝の新記録達成について「20連勝目となった対局は苦しいところから逆転できた。その勝利で勢いづいた」と振り返った。「普段は寝転んでばかり。もう少し将棋の勉強に取り組まないと」と反省の弁も。「令和(れいわ)」の時代に期待される将棋界の新記録については、AI(人工知能)の登場により「人間と一度も対局せずに棋士になる人が出てくるのではないか」と予想した。
佐藤康光九段(49)ら日本将棋連盟3人の理事レジェンドチームと、藤井七段ら3人の若手レジェンドチームによる対抗リレー将棋も行われた。広瀬章人竜王(32)と佐藤天彦(あまひこ)名人(31)の2人も両チームの助っ人として参戦。対局は理事レジェンドチームが勝利した。
情報源:平成の将棋界振り返るイベント開催 藤井、羽生ら令和の棋士像も予想(産経新聞) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:平成の将棋界振り返るイベント開催 藤井、羽生ら令和の棋士像も予想 – 産経ニュース
2019年4月29日 17時15分
日本将棋連盟は29日、都内で平成回顧イベント「棋才 平成の歩」を開催し、谷川浩司九段(57)、清水市代女流六段(50)、佐藤康光九段(49)、羽生善治九段(48)、森内俊之九段(48)、渡辺明2冠(35)、里見香奈女流名人(27)、藤井聡太七段(16)の8人が出席した。
平成将棋界を代表する「神8」が勢ぞろいしたイベント。和服姿を披露した藤井七段は「初めてだと思います」とテレ笑いしつつ「他の出演者の方が豪華なので緊張しています」と初々しい表情を見せた。
佐藤・森内・清水対渡辺・里見・藤井の豪華リレー将棋も行われ、藤井七段はほぼ将棋人生初の振り飛車(中飛車)にもチャレンジ。「全く自信はないですが…」と謙遜しつつも、さすがの指し回し。大熱戦の末、年長者3人が勝利した。
トークショーでは平成という時代について、それぞれの思いを語った。
渡辺「生まれたのが昭和59年なので、人生の大部分を平成で過ごしてきました。プロを目指し、プロになり、タイトル戦にも出るようになった平成があと2日で終わるのは感慨深いものがあります」
森内「棋士人生そのものである平成が終わってしまうのは感慨深いですが、また新たな時代がつくられていきますので」
佐藤「平成は人間同士のぶつかり合いが最高潮に昇華された時代。AIが現れた今、人間としてのレベルを上げていかないといけないです」
羽生「アナログからデジタルに移り変わっていった時代の両方を体験したことは貴重なことだったんじゃないかなあ、としみじみと思います」
清水「盤上の喜怒哀楽は全て平成にありました。令和からは、また新人になったつもりで頑張っていけたらと思います」
谷川「平成の最初の頃、棋譜はまだ紙でした。残された棋譜を見ていただけたらと思います」
約800人のファンが8人の一挙手一投足を見守った。
情報源:藤井聡太七段が和服姿を初披露 平成将棋界の「神8」勢ぞろいイベント(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太七段が和服姿を初披露 平成将棋界の「神8」勢ぞろいイベント : スポーツ報知
2019年4月29日21時53分
平成時代に活躍した棋士たちが平成の将棋界を振り返るイベント「棋才 平成の歩」が29日、東京都内のホテルで開かれ、羽生善治九段らが思い出の一局などについて語った。平成生まれの里見香奈女流四冠、藤井聡太七段も参加し、約800人がトップ棋士の話に聴き入った。
出演したのは、羽生九段、谷川浩司九段、清水市代女流六段、佐藤康光九段、森内俊之九段、渡辺明二冠、里見女流四冠、藤井七段。
「平成を振り返る」がテーマの第1部では、昭和に活躍した大山康晴十五世名人や「羽生七冠」誕生、それに続く「羽生世代」の台頭などについて語り合った。「印象に残る勝負」では、谷川―羽生戦や羽生―森内戦、羽生―渡辺戦など、お互いが顔を合わせたタイトル戦を挙げる棋士が多く、思い出話に花を咲かせた。
第2部では、ベテランチーム(清水、佐藤、森内)と若手チーム(渡辺、里見、藤井)が1人5手ずつ指し継ぐチーム対抗リレー将棋でベテランチームが勝利。佐藤天彦名人と広瀬章人竜王がゲスト出演して盛り上げた。
第3部は里見女流、藤井七段を交えてのトークショー。藤井七段は印象に残る対局に29連勝を達成した自身の対局を挙げ、「デビュー戦の加藤一二三九段戦も注目されたが、それ以上に多くの報道陣で足の踏み場もないくらいで驚いた」。羽生九段から「何勝目から28連勝を意識したか」と問われると、「20戦目の澤田(真吾)六段との対局。苦しい局面から逆転して勝つことができて、勢いづいた」と答えた。また、通常の対局で心がけていることについては、「休憩中に相手側から盤を見る『ひふみんアイ』をよくやっていたが、師匠からあまりやらないように言われて、最近は脳内で盤を反転して見るようにしています」と話した。
令和の将棋界のビッグニュースを予想する質問には「人間と一度も対局せず棋士になる方が出てくるのではないかと思います」。将棋ソフトで学んで強くなることが普通になる時代の到来を予想した。(村上耕司)
村)藤井七段、相手側から盤を見る「ひふみんアイ」を最近はあまりやってないといいます。それはなぜでしょうか。
藤井七段、ひふみんアイ禁止令? 「最近は脳内で反転」 https://t.co/TMf92se887— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) April 29, 2019
情報源:藤井七段、ひふみんアイ禁止令? 「最近は脳内で反転」:朝日新聞デジタル
2019年4月29日 18時34分
将棋の羽生善治九段や藤井聡太七段など、8人のトップ棋士が平成の将棋界の歩みを振り返る催しが、東京都内で開かれました。
「棋才 平成の歩」と名付けられたこの催しは、元号が変わるのを前に平成の30年を振り返ろうと、日本将棋連盟が東京都内で開きました。
平成8年に当時の七大タイトルすべてを独占した羽生善治九段や、おととし、最多連勝記録を30年ぶりに更新した藤井聡太七段など、女流棋士を含む8人のトップ棋士が一堂に会し、まず、このうちの6人がトークショーに臨みました。
この中で羽生九段は、平成の将棋界について「アナログの時代からデジタルの時代に移り変わっていった時代で、今振り返ってみると、それを全部経験できたのは得難いことだと感じる」と話しました。
後半のトークショーに加わった藤井七段は、次の時代に将棋界をどのようにしていきたいか司会者から問われると、「自分にはまだまだ荷が重すぎる感じがしますが、これから強くなって皆様に楽しんでもらえるような将棋を指していきたい」とはにかみながら答えていました。
このほか、2つのチームに分かれて交代しながら指し合うリレー将棋も行われ、集まったおよそ800人の将棋ファンは、棋士たちの白熱した対局に拍手をして盛り上がっていました。
20代の男性は、「豪華な棋士たちの対局を見ることができて、とてもうれしいです。新たな令和の時代には、藤井七段にぜひタイトルを獲得してもらいたい」と話していました。
発言で振り返る将棋界の平成
平成の30年の間に将棋界ではどのような出来事があり、棋士たちはどんな思いで対局してきたのか、29日の発言をもとに振り返ります。
(平成の絶対王者)
30年を通して第一線で活躍を続け、「平成の絶対王者」と言えるのが、羽生善治九段です。
平成元年に当時の最年少記録となる19歳2か月で初のタイトルを獲得し、平成8年、25歳のときに、当時の七大タイトルすべてを独占する史上初の「七冠」を成し遂げました。
羽生九段はこの時の対局について「実はあの日は高熱を出していて、緊張感とプレッシャーで、ふらふらでよく覚えていない」と明かしました。(ライバルたちの戦いは)
一方、この対局で羽生九段に敗れた谷川浩司九段は、「タイトルをすべて失って一からスタートできた。ストレート負けはだらしなかったが、意義のある戦いだった」と振り返りました。
また、羽生九段と名勝負を繰り広げた同世代のライバル、森内俊之九段は「研究するのが好きで同じような考え方を持っている羽生さんたちがいて、自分としてはやりやすかった。いい時代に成長させてもらった」と語りました。(AIの台頭)
一方、羽生九段が「アナログの時代からデジタルの時代に移り変わっていった時代」と指摘したように、平成の将棋はコンピューターや人工知能=AIによって大きく様変わりしました。
人工知能を使った将棋ソフトを研究に取り入れることで、従来の指し手にとらわれない一手が多く見られるようになりました。(衝撃のデビュー)
こうした中、平成28年には藤井聡太七段が史上最年少の14歳2か月でプロ入りし、翌年には前人未到の29連勝を成し遂げました。
藤井七段は「デビューしたときから夢中で1局1局指してきて、20戦目では苦しい展開から逆転で勝って、そこから勢いづいた」と振り返っていました。(若手台頭・令和に向けて)
将棋界では、羽生九段が去年12月に「竜王」のタイトルを失って無冠となり、現在、八大タイトルを6人で分け合っています。
このうち3人は30代、残る3人は平成生まれの20代と、若手棋士の台頭が進む中で令和の時代を迎えます。
情報源:羽生九段や藤井七段ら 平成の将棋界を振り返る | NHKニュース
藤井七段以外は、全員永世称号保持者なんだよな。
羽生九段は言うに及ばず、谷川九段の十七世名人、森内九段の十八世名人、佐藤会長の永世棋聖、渡辺二冠の永世竜王、里見女流四冠、清水女流六段もクイーン称号を持ってるし。