2019/4/23 vs中日 4回戦(マツダ)広島3-2中日
ヒーローは9回サヨナラヒットの小窪
2019年4月23日21時12分
<広島-中日>◇23日◇マツダスタジアム
広島で1軍登録最年少のアドゥワ誠投手(20)がチームの窮地を救った。プロ初先発で7回をソロ2本による2失点に抑え、先発の役割を十分に果たした。
先発デビューの1回初球を中日平田にセンターバックスクリーンにたたき込まれる幕開けも、強心臓ではね返した。立ち上がり10球連続ストライクが示すように、ストライク先行で攻めた。5回、平田にこの日2本目となるソロを左翼席に運ばれるも動じない。後続を断つと、勝ち越し点を許さなかった。7回、3度目の対戦となった平田を中飛に打ち取り、105球を投げ抜いて降板した。
勝ち星は得られなかったものの、広島先発では大瀬良、床田がともに3度、野村が2度しか達成していなかったクオリティースタートをクリア。12連戦を前に、生きのいい先発右腕が加わった。
情報源:広島アドゥワ強心臓、初先発初球を被弾も7回2失点(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島アドゥワ強心臓、初先発初球を被弾も7回2失点 – プロ野球 : 日刊スポーツ
2019年4月23日 21:24
セ・リーグ 広島3―2中日 ( 2019年4月23日 マツダ )
雨中の接戦を広島が今季2度目のサヨナラ勝ちで制し5連勝を飾った。
9回2死満塁から、小窪がしぶとく二塁手の頭を越える安打で試合を決めた。この日は一度は逆転しながら追いつかれる息詰まる展開。小窪も7回2死三塁の勝ち越しの場面で遊ゴロに倒れていた。9回も1死満塁で代打西川が三振、2死となって打席が回ってきた。「前の打席打てなかった。よく覚えていないけど思い切りいこうと思った」と、渋く右前に運んだ。
試合当初から雨が降り、厳しいコンディションでの戦いとなったが小窪は「雨にもかかわらず応援してもらって背中を押された」と熱い声援に感謝し「ピッチャーが頑張っていて、野手がもっと早く点が取れればよかったけど我慢して勝てた」と振り返った。
これで5連勝となり、借金も3まで減らした。この勢いなら4月中の5割復帰も見えてきた。小窪は「一戦一戦、目の前の試合を全力頑張る」と次なる戦いに目を向けていた。
情報源:広島 小窪、しぶとくサヨナラ打「思い切り行った」雨中の応援に感謝(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島 小窪、しぶとくサヨナラ打「思い切り行った」雨中の応援に感謝― スポニチ Sponichi Annex 野球
2019年4月23日 22時14分
◆広島3×―2中日(23日・マツダスタジアム)
広島が雨中の接戦を制し、連勝を今季最多の5に伸ばした。9回2死満塁から小窪が右前に自身初のサヨナラ打。「前の打席で打てていなかった。雨にもかかわらず応援してもらって、背中を押された」とお立ち台でファンに感謝した。
17年まで選手会長を務めたベテランの大仕事を、後輩ナインも口々に絶賛した。直前の9回1死満塁で空振り三振に倒れた安部は「良かった~。テツさん(小窪)に全て救われたわ」と安どの顔で絶叫。会沢も「しぶいね。しぶいね」と二塁後方に落ちた打球に目を細めて喜んだ。
チームは最大8あった借金を3まで減らし、4位タイに浮上した。開幕ダッシュには失敗した王者だが、強く明るい雰囲気がクラブハウスに戻ってきた。
情報源:【広島】小窪のサヨナラ打をナインも絶賛 安部「救われた」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:【広島】小窪のサヨナラ打をナインも絶賛 安部「救われた」 : スポーツ報知
この日は球団OB衣笠祥雄氏の一周忌「カープの野球をやっていくだけ」
■広島 3-2 中日(23日・マツダスタジアム)
広島は23日、マツダスタジアムで行われた中日戦に3-2で今季2度目のサヨナラ勝ち。今季初の5連勝を飾った。2?2の同点で迎えた9回2死満塁から小窪がサヨナラ打を放った。緒方監督は「週の頭のゲームをいい形で勝ててよかった」と喜んだ。
試合開始前から雨が降り続く中、ロースコアの1点を争うゲームとなったが、緒方監督は「この球場の雰囲気と流れで決めてくれるだろうと思ったが、その通りになった」と、9回のサヨナラ劇を予期していた。今季初先発となったアドゥワが7回6安打2失点と試合を作り、僅差の勝利につなげた。「アドゥワはたいしたものだよ」と高卒3年目の右腕を褒めた指揮官は「イソ(磯村)と2人で頑張ってくれた。しっかりリードしていたし、よく投げてくれた」と今季1号を放った女房役とセットで勝因に挙げた。27日からは12連戦が控えている。「次回もいってもらうよ」と先発ローテの1人として期待した。
試合前に鈴木が下半身の不安で練習を取りやめ、今季初めてスタメンから外れた。「今日はコンディション不良ということ。明日、また状態を見てから決める」と緒方監督は説明したが、4番打者不在の非常事態で、チームは一丸となって勝利を掴み取った。
この日は衣笠祥雄氏の一周忌で、偉大なOBの命日に劇的勝利で連勝を5に延ばした。「チームがいいスタートを切れていなかったので、これからまた1戦1戦カープの野球をやっていくだけ」と語る緒方監督の表情には、昨年までの自信が戻っていた。
情報源:広島緒方監督、7回2失点アドゥワを称賛「たいしたものだよ。次回もいってもらうよ」(Full-Count) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島緒方監督、7回2失点アドゥワを称賛「たいしたものだよ。次回もいってもらうよ」 | Full-count
[2019年4月23日22時25分
<広島3-2中日>◇23日◇マツダスタジアム
広島が主砲不在の危機をチーム一丸で乗り越えた。
4番鈴木誠也外野手(24)がコンディション不良のため、今季初欠場。打線の軸を欠いたが、9回に小窪哲也内野手(34)がサヨナラ打。昨年4月23日に死去したOB衣笠祥雄氏(享年71)の一周忌に5連勝を飾り、チームはDeNAと並び4位に浮上した。
◇ ◇ ◇
白球は水しぶきを上げながら、ぬれた芝生をはねた。2-2の9回。2死満塁から8番で先発出場の小窪は1ボールから高め真っすぐをたたいた。打球は二塁手堂上の後方に上がると、広島ナインの思いも乗って堂上が伸ばしたグラブの上を越えた。今季2度目のサヨナラ勝ち。二塁ベース付近でチームの精神的支柱の1人は、後輩たちからもみくちゃにされた。
鉄人と呼ばれた広島レジェンドの涙雨が降り続ける中での一戦だった。昨年4月23日に死去した衣笠氏の一周忌。昨年、広島ナインが訃報を知ったのは亡くなってから一夜明けた24日だった。あの日も雨が降っていた。運命のいたずらのように、当時1軍に昇格した平安の後輩高橋大がこの日はスタメンに名を連ねた。
偶然はそれだけではない。あの日はケガからスタメン復帰した鈴木が、この日はスタメンから外れた。試合前の全体練習でウオーミングアップには姿を見せるも、フリー打撃や守備練習などに姿はなかった。緒方監督が「コンディション不良」と説明。今季初めて4番を欠く緊急事態。FA移籍の丸や頭部死球で離脱中の松山を含めれば、昨年のクリーンアップを欠く打線だった。
それでも広島は粘り強く戦った。大先輩の教えでもある。プロ初先発の20歳アドゥワが1回に先制弾を浴びながら7回2失点の粘投。先制された直後に長野の本拠地初打点となる犠飛で追い付き、2回には今季初スタメンマスクの磯村の左翼への1発で勝ち越した。勝負を決めた小窪は「(衣笠氏には)会えば頑張れよと声をかけてもらっていた」と懐かしんだ。
あの日と同じように、総力戦で白星をもぎ取った。あの日は5連勝のきっかけをつくり、この日は5連勝とした。緒方監督は「開幕からいいスタートを切れなかったので、また1戦1戦戦う。カープの野球をやるだけです」と、継承する広島野球を貫いてリーグ4連覇を目指していく決意を固くした。【前原淳】
◆衣笠氏の弔い勝利 広島OB衣笠祥雄氏の死去が伝えられた後の初の試合となった、18年4月24日DeNA戦(横浜)の試合前、広島ナインは宿舎出発時に訃報を知った。試合は打線が序盤から効果的に得点を重ね、7-2で快勝。緒方監督は「シーズン終了後には優勝と日本一の報告ができるように、我々も精いっぱい戦っていくだけです」と悲しみをこらえた。
情報源:衣笠さん一周忌、広島が教え継承し総力戦で劇的勝利(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
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昨季は自己最少17試合出場止まり 今季は対左腕時に三塁スタメンも「なんとか力になりたい」
■広島 3-2 中日(23日・マツダスタジアム)
広島の小窪哲也内野手が23日の中日戦(マツダ)でサヨナラ打を放ち、チームの5連勝を決めた。
2-2の同点で迎えた9回2死満塁。小窪の打球はしぶとく二塁手の頭を超えた。「落ちた瞬間は見えた」。ベテランにナインが一斉に駆け寄り、手荒な祝福に受ける。「怖かった」と笑顔を見せた。
「8番・三塁」でスタメン出場。5回2死の第2打席に中前打を放ったが、7回2死三塁と勝ち越しのチャンスでは遊ゴロに倒れた。そして、9回2死満塁の第4打席。2番手マルティネスの147キロ直球を右前へ落とした。会心の一打ではなかったが、「前の打席で打てなかった。なんとかこのチームの力になりたいと必死だった。(結果が良ければ)なんでも良かった。とにかく勝ちたいという気持ちだけ」と勝利への執念を口にした。
試合前から雨が降り続き、選手だけでなく、スタンドの観客にとっても厳しいコンディションとなった。4番・鈴木が下半身のコンディション不良で今季初の欠場した一戦で今季2度目のサヨナラ勝ち。小窪は「本当にこの雨の中、大きな声援を送ってくれた人たちのためにも勝ててよかった」と、ファンに感謝した。
抜群のリーダーシップで17年までは選手会長を務め、代打の切り札としても活躍した小窪だが、昨季はプロ入り後最少となる17試合出場だった。今季は開幕から1軍で代打だけでなく、左投手が先発の際には三塁手としてスタメン起用もされている。「自分ができることは限られているが、チームが厳しい時でも、なんとか力になりたいということしか考えていない」と小窪。リーグ連覇を達成した際には影のチームリーダーと言われた男の復活は、巻き返しへ波に乗ってきたチームの大きな力となる。
情報源:広島12年目小窪が執念のサヨナラ打「なんでも良かった。とにかく勝ちたい気持ちだけ」(Full-Count) – Yahoo!ニュース(コメント)
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2019年4月23日22時59分
<広島-中日>◇23日◇マツダスタジアム
広島の3年目右腕アドゥワ誠投手(20)がチームの窮地を救った。中日戦でプロ初先発の大役を担い、7回6安打2失点の力投。勝ち星こそ付かなかったが、196センチから投げ下ろす直球などで好調中日の勢いを止めた。昨年4月23日に死去した偉大なるOB衣笠祥雄氏の一周忌だったこの日、チームは3-2で今季2度目のサヨナラ勝ちを収めて5連勝を飾った。
◇ ◇ ◇
初球に食らった先制パンチにも、招いたピンチにも、動じない。何よりプロ初の先発マウンドにも、アドゥワは堂々としたマウンドさばきをみせた。
先発デビューの初球を中日平田にセンターバックスクリーンにたたき込まれたが、強心臓ではね返した。その後も9球ストライクを続けるなど、ストライク先行を心掛けた。1点リードの5回、平田にこの日2本目のソロを運ばれても慌てない。後続を断ち、勝ち越しは許さなかった。7回、4度目の対戦となった平田を中飛に打ち取るなど、105球を投げ抜いての降板だった。
「立ち上がり先頭打者に打たれましたけど、とりあえず粘ろうと思った。四球も多かったけど、要所で低めに集めてゲッツーを取れた」
チームの窮地を救った。この日、4番鈴木がコンディション不良で欠場。チーム内に動揺は多少なりにあった。ただ、立ち上がりからテンポのいい投球がチームに落ち着きを与え、7回2失点で試合をつくった。その力投が今季2度目のサヨナラ勝利を呼び込んだ。
昨年は中継ぎで53試合に登板。日本シリーズのマウンドにも立った。「どこに投げたら打たれるとか、自分でも考えて投げられるようになってきている」。昨年に得た経験は、先発で生きた。
先発陣の危機も救った。開幕から先発陣は苦しい投球が続き、開幕ローテの岡田は2軍降格。九里は中継ぎ転向となった。託されたプロ初先発で堂々の投げっぷり。広島先発では大瀬良、床田がともに3度、野村が2度しか達成していなかったクオリティースタートをクリアした。緒方監督も手放しでたたえた。「アドゥワも大したものやね。よくしっかり投げてくれた。次も行ってもらうよ。もっともっとイニングも投げられそうだしね」。12連戦を前に、生きのいい先発が加わった。【前原淳】
▽佐々岡投手コーチ(先発アドゥワに)「7回までしっかり投げてくれた。カーブが使えず投球の幅が狭まったが、スライダーがある程度良かった。先発に1枚入ってくれるのは大きい」
▽広島磯村(中日平田に2発を許し)「同じ打者に、同じ球種を打たれたのは反省。(アドゥワは)ピンチになってもここぞで低めに投げてくれた。もともとゴロを打たせられるタイプ」
情報源:アドゥワ窮地救った初先発「大したものや」監督称賛(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:アドゥワ窮地救った初先発「大したものや」監督称賛 – プロ野球 : 日刊スポーツ
2019年4月23日23時3分
<広島3-2中日>◇23日◇マツダスタジアム
広島は小窪の12年目で初となるサヨナラ打で5連勝を飾った。借金を3に減らした。
緒方孝市監督の試合後の談話は以下の通り。
-最後は粘り勝ち
緒方監督 この球場の雰囲気と流れで、決めてくれるだろうという大きな期待をしていました。その通りになって、非常に良かったです。(自ら切り出し)でも、アドゥワも大したものやね。よくしっかり投げてくれた。あとイソ(磯村)のリードもね。2本の本塁打はあったけれど、よくリードした、引っ張ったなと。
-12連戦を前にアドゥワの好投は大きい
緒方監督 次も行ってもらうよ。もっともっとイニングも投げられそうだしね。
-鈴木が欠場
緒方監督 コンディション不良ということで、明日状態が良ければ(出てもらう)。(状態を)見てから判断して決めます。
情報源:緒方監督、好投アドゥワは「大したもの」一問一答(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:緒方監督、好投アドゥワは「大したもの」一問一答 – プロ野球 : 日刊スポーツ
2019年4月23日 23:20
セ・リーグ 広島3―2中日 ( 2019年4月23日 マツダ )
プロ初先発した広島・アドゥワ誠投手(20)は、勝敗つかなかったものの、7回2失点にまとめた。
昨季は、ほとんど投げていなかったスライダーをカウント球として多投し、「カーブがよくない中で、スライダーがよかった」と手応えをつかんだ。捕手を務めた磯村は、「ファームでもスライダーを使いながらやってきた」と、ともに2軍暮らしだった開幕直後をヒントに好投に導いた。
佐々岡投手コーチも「カーブが使えなかった中で、スライダーがよかった」と驚いた。
情報源:広島 アドゥワプロ初先発で発見、スライダー使える!(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島 アドゥワプロ初先発で発見、スライダー使える!― スポニチ Sponichi Annex 野球
磯村の1号ソロで逆転
http://www.youtube.com/watch?v=kHXx7r7RmGE&hd=1
9回裏 2-2の同点から2死満塁で小窪のサヨナラヒット
http://www.youtube.com/watch?v=v0ljRfc6sKY&hd=1
ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=sp1Po2yZ3DE&hd=1
http://www.youtube.com/watch?v=_B8UoKNeZKs&hd=1
ヒーローインタビュー:小窪哲也
http://www.youtube.com/watch?v=uZSy8SkmwXo&hd=1
明日も勝とう。