2019/4/10 vsヤクルト 2回戦(マツダ)広島3-15ヤクルト
2019年4月10日22時40分
<広島3-15ヤクルト>◇10日◇マツダスタジアム
広島が延長10回に力尽きた。守護神中崎や中田が踏ん張れず、2投手で12失点。開幕4カード連続の負け越しが決まった。しかし1番田中広輔内野手(29)が初回に28打席ぶりのヒットを記録し、先制のホームを踏んだ。暗くなっているヒマはない。マルチ安打のリードオフマンが反攻のキーマンになる。
◇ ◇ ◇
2球で止めた。「1番遊撃」で先発出場の田中広輔内野手は、1回裏の第1打席。ヤクルト・ブキャナンのチェンジアップをたたいて二遊間を破った。28打席ぶりの快音に、本拠地のスタンドは大きな拍手。いい流れをつくると、ランドエンドヒット(結果は一失)でチャンスを広げ、野間の二ゴロで生還した。自身3試合ぶりの得点が先制点となり、1番としての役割を果たした。
長いトンネルにはまっていた。3日中日戦から6試合、27打席連続で安打が出ていなかった。それまでのプロ最長は、まだレギュラーに定着していない16年5月19日から24日までの23打席連続。自身初の経験にも「始まったばかり。そこまで落ちることはない」と懸命に前を向き続けた。
常に準備は怠らなかった。本拠地ナイター試合ではグラウンドに一番乗り。入念なウオーミングアップからロングティーで体全体を使ったスイングを体にたたき込む。JR東日本時代から同じトレーニングを休日以外は継続。579試合連続フルイニング出場と、現役セ・リーグ最長記録を更新し続ける肉体と精神力を維持する。
まだ本調子とはいえない。ただ、3連覇の打線の切り込み隊長を務めた田中の役割は安打や四球を選んで出塁するだけではなかった。球を選び、ファウルで粘り、相手先発に球数を多く投げさせることで、球の軌道や調子を味方ベンチに伝える役割もこなしてきた。開幕から10試合は初球打ちの打席もありながら、1打席目に投げさせた総球数は49球。1打席約5球。だが、長いトンネルは積極打法で抜けた。
田中はトンネルを抜けたものの、チームは3連敗。開幕から4カード連続負け越しが決まった。過去に開幕4カード連続負け越しから優勝した球団はない。歴史を塗り替えるためには、コイの切り込み隊長の完全復活は欠かせない。【前原淳】
情報源:V率0%…広島延長炎上で開幕4カード連続負け越し(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:V率0%…広島延長炎上で開幕4カード連続負け越し – プロ野球 : 日刊スポーツ
延長10回に名手・菊池の2失策が絡んで一挙12失点
■ヤクルト 15-3 広島(10日・マツダスタジアム)
広島は10日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)で延長10回で3-15で敗れた。3連敗となり、開幕から4カード連続負け越しが決まった。
2点を追う5回、無死満塁から菊池の遊ゴロの間に1点を返すと、1死一、三塁からは野間の右犠飛で同点に追いついた。両軍決め手がなく延長戦に突入すると、延長10回は守備が乱れた。無死一塁から一塁・松山が二塁へ悪送球。さらに1死満塁から名手・菊池のファンブルする間(記録は二失)に勝ち越し点を献上した。この回だけで3失策が絡んで8安打12失点した。
ヤクルトは3カード連続のカード勝ち越し。巨人に並び首位タイに浮上した。
情報源:広島、延長10回に12失点で3連敗 開幕から4カード連続負け越し(Full-Count) – Yahoo!ニュース(コメント)
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「広島3-15ヤクルト」(10日、マツダスタジアム)
広島が延長十回、ミスを連発。悪夢のような一挙12失点で、3連敗となった。
負の連鎖を断ち切れない。同点の十回、無死一塁から荒木の一ゴロを松山が二塁へ悪送球。ピンチを広げると、1死満塁から山田哲が放った二ゴロを名手・菊池涼がファンブル。転がったボールを拾って懸命に本塁へ送球したが間に合わず、勝ち越し点を献上した。やや二遊間寄り、バウンドの合わせにくい弾んだゴロだったが、記録は菊池涼の失策となった。続くバレンティンに適時打を浴び、3-5に。2イニング目に突入していた中崎は、ここで降板となった。
この後、代わった中田が雄平に2点適時打、西浦に適時二塁打を浴びて3-8。球場が沈黙に包まれた。
さらに、1死二、三塁から菊池涼が大引の二ゴロを本塁へ悪送球。信じられないミスが続き、9点目を献上。中村に適時打、荒木に2点適時打で3-12となった。
その後、2死満塁から田代が3点二塁打。十回のスコアボードに「12」が刻まれ、スタンドがどよめいた。
情報源:広島 まさか…名手・菊池涼が1イニング2度の適時失策 ボロボロ一挙12失点(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:まさか…名手菊池涼が1イニング2度の適時失策 ボロボロ一挙12失点/広島カープ/デイリースポーツ online
2019年4月10日 22時32分
◆広島3―15ヤクルト(10日・マツダスタジアム)
広島が延長戦で1イニング12失点の屈辱を味わい、開幕から4カード連続負け越しを喫した。
同点で迎えた延長10回、2イニング目に入った中崎が先頭・中村に中前安打を許した。続く荒木のバント処理に入った一塁・松山が二塁に悪送球。1死満塁から山田の打球を菊池涼がファンブルし、勝ち越し点を奪われた。リリーフした中田も痛打を浴び続け、結局、このイニングは打者16人、8安打の猛攻を浴び、12点を奪われた。
チームでは2009年6月11日のロッテ戦(千葉)の6回の15失点以来の12失点。ベンチでは中崎、中田がうなだれ、スタンドでは泣き出すファンも現れた。
情報源:【広島】開幕から4カード連続負け越し 延長10回の12失点に泣き出すファンも(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:【広島】開幕から4カード連続負け越し 延長10回の12失点に泣き出すファンも : スポーツ報知
延長12回に名手・菊池の適時失策などで12失点「明日は声援に応えられるように」
■ヤクルト 15-3 広島(10日・マツダスタジアム)
広島は10日、マツダスタジアムで行われたヤクルト戦に3-15で敗れた。延長戦で1イニング12失点とショッキングな敗戦に、緒方監督は報道陣の質問を受けることなく、早々に会見を切り上げた。
3-3で迎えた延長10回、9回から救援し、イニングまたぎとなった抑えの中崎が味方の失策から勝ち越し点を献上。後を継いだ中田も勢いづいたヤクルト打線を止められなかった。10回裏の広島の攻撃が3者凡退で試合終了となり、真っ先にベンチ裏に消えたのは中田だった。1死満塁の場面から登板し、打者10人に対して5安打、2四死球で7失点。ベンチに戻ってうなだれた姿で味方の攻撃を観戦し、試合終了直後にはタオルを頭に被ったまま、足早にロッカールームに引き上げた。
普段は試合後もベンチ裏でスイングなどの練習をしてから引き上げる鈴木も、足を止めることなく険しい表情で引き上げた。異様な雰囲気の中、報道陣の前に姿を現した緒方監督は「こういう展開になっても最後まで声援があった。明日はこの声援に応えられるようにしないと」と、惨敗の状況でもスタンドに残ったファンに感謝した。その後も自ら話を続けた指揮官は「今日は勝ちきれるチャンスもあった。自分の采配も含めて反省したい。また明日、勝てるように頑張りたい」と話した後、「以上です」と自ら会見を切り上げた。
0-9で敗れた9日の阪神戦の後、2試合連続でヤクルトに2桁失点での敗戦で3連敗となった。過去3年、圧倒的な強さを誇ったマツダスタジアムでのこの失態は、開幕早々から非常事態の感が否めない。開幕から4カード連続負け越し。過去には優勝確率ゼロからリーグ3連覇を達成した指揮官がどのようにチームを立て直していくのか。開幕からわずか11試合で、チームに試練が訪れた。
情報源:広島緒方監督、延長戦惨敗で報道陣の質問受けず「自分の采配も含めて反省したい」(Full-Count) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島緒方監督、延長戦惨敗で報道陣の質問受けず「自分の采配も含めて反省したい」 | Full-count
2019年04月10日 23時25分
4連覇の夢が遠のいていく――。広島は10日、ヤクルト戦(マツダ)に3―15とまたもや大敗し、3連敗となった。
自慢の打線は3試合で4得点と沈黙。投手陣も炎上が止まらず、2試合連続の2桁失点となり、3試合で34失点。守っても4失策を重ね、両リーグ最多の17失策だ。打てない、守れない王者に突きつけられたのは残酷なデータ。開幕11試合目にして、早くもV確率は“0%”となった。
必死の粘りも、最後は攻守に力尽きた。試合は今季初の延長戦。3―3の10回、イニングまたぎの中崎が先頭・中村に四球を与えると、ガラガラと守備の輪が崩れた。荒木の犠打を捕球した松山が二塁悪送球で危機を広げると、名手・菊池涼もまさかの1イニング2失策。代わった中田廉も打ち込まれて7安打を集中され、一挙12点を奪われた。延長の1イニング12失点はセ・パ両リーグを通じて初の屈辱だ。
あまりにショッキングな敗戦に、スタンドでは泣き出すファンの姿も…。試合後のベンチ裏はお通夜のようなムードとなった。試合後の会見場に現れた緒方孝市監督(50)の目も充血して真っ赤。「こういう展開となっても、最後まで声援があった。その声援に応えるべく、全力でプレーするだけです。勝ち越すチャンスもあったが、自分もいい采配を振れなかった。明日はしっかりした采配を振るだけです」。問わず語りでファンへの謝罪と反省の句を並べた。
開幕4カード連続の負け越しスタートからペナントレースを制した歴史はかつてない。まだシーズンは始まったばかりとはいえ、緒方カープは崖下から巻き返せるのか…。
情報源:広島が開幕4カード連続負け越しでV確率ゼロ 延長1イニング12失点は史上初(東スポWeb) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島が開幕4カード連続負け越しでV確率ゼロ 延長1イニング12失点は史上初 | 東スポのプロ野球に関するニュースを掲載
<広島3-15ヤクルト>◇10日◇マツダスタジアム
延長回に打線が目覚めた。ヤクルトが広島2回戦(マツダスタジアム)の10回、中村悠平捕手(28)の中前打を皮切りに打者16人、8安打に2四死球と敵失を絡め一挙12得点。空席が目立ち始めた球場に東京音頭が鳴りやまず、広島ファンの中には涙を流す姿も見られた。延長回の1イニング12得点は、96年阪神の11点を更新するプロ野球新記録。小川淳司監督(61)の掲げる「執念」で歴史をつくった。これで巨人に並び今季初の首位タイ。3カード連続勝ち越しで、貯金3とした。
打って、走って、また打った。延長10回だけでヤクルトは打者16人、敵失も絡み30分以上攻め続けた。歴史的な「12」をスコアボードに刻んだ。小川監督は「すごい。点が入る時は入るものですね。向こうのミスに乗じて、つながりのある攻撃だった」と笑顔で振り返った。
3-3の10回、先頭の中村がこの日3安打目となる中前打で口火を切った。1死満塁、山田哲が広島の守護神中崎の2球目直球に反応し、強い打球は広島二塁手菊池涼のファンブルを誘った。三塁走者の荒木が土煙を上げながら生還し、1点を勝ち越した。
バレンティンも続き、中崎をKOした。ベンチからの「行ける!行ける!」の声に乗るように、1死満塁で雄平が広島6番手中田から中前打を放ち追加点。「広島は強いし、今日は負けちゃうかなと思ったけど、粘っこく、根負けしないようにと思っていた」と話した。猛打賞の雄平に、青木は????帰りのバスに乗る際「今日は雄平に尽きるでしょ」と肩を強く抱いた。
シーズン開幕の前日3月28日、全員ミーティングで小川監督は静かに訴えかけた。「120%の準備をして、執念を持って戦ってほしい」。プロ野球選手として、100%の準備を怠らないことは当たり前。その上の準備を心がけ、勝利の下地を作る重要性を説いた。
就任した昨季から何度も口にする「執念」は、確かに実を結んでいる。この日も試合中、控え選手は自分の出番、試合展開を予測してベンチ裏でバットを振っていた。さらに6、7日と無安打に終わっていたバレンティンは、試合前に石井琢打撃コーチに練習を志願。ブルペンで直球、変化球を投げてもらい、打ち返していた。
今季、延長戦での勝利は2度目。青木は「あそこで去年は勝ち切れなかったけど、一押しできた」と納得の表情。劇的な勝利で、さらに上昇気流に乗っていく。【保坂恭子】
▼ヤクルトが10回表に一挙12得点。延長イニングの得点では阪神が96年8月9日横浜戦(横浜)で12回表に記録した11点を上回る史上最多となった。延長イニングの2ケタ得点は阪神の11点に次ぎ2度目。延長戦の12点差は前記阪神の11点差(14-3)を更新する最多。ヤクルトの1イニング12得点以上は50年4月23日大洋戦の12点(6回)、98年4月22日中日戦の13点(1回)に次いで球団3度目。なお、1イニング最多得点のプロ野球記録はロッテが09年6月11日広島戦の6回に挙げた15点。セ最多は98年ヤクルトなど4チームがマークした13点。
▼ヤクルトがマツダスタジアムで2連勝したのは15年8月11、12日以来4年ぶり。
情報源:広島ファン泣かせた ヤクルト深夜の延長新12得点(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島ファン泣かせた ヤクルト深夜の延長新12得点 – プロ野球 : 日刊スポーツ
魔の延長10回
失策なども絡んで1イニング12失点
https://www.youtube.com/watch?v=k9GFoXEUsTs&hd=1
負けるなとは言わない、でも負け方ってもんだあるだろ・・・
オープン戦の結果が良すぎたんだ、嫌な予感はしてたんだよ。