鈴木誠也の1・2ミリ、神バットと決別/カープ観測 – プロ野球 : 日刊スポーツ

商売道具だからね、体に合わせて調整しないと。


2019年2月7日2時0分

連続ティー打撃を行う鈴木(撮影・栗木一考)
連続ティー打撃を行う鈴木(撮影・栗木一考)

<カープ観測 7日>

日刊スポーツはキャンプ期間中「カープ観測」と題し、広島のさまざまなデータを計測し、その強さを探っていきます。

◇    ◇    ◇

鈴木が「神ってるバット」と決別した。16年6月18日オリックス戦で2試合連続サヨナラ弾を放ち、緒方監督から「今どきの言葉で言うなら、神ってる」と称賛された。翌19日には3試合連続決勝弾を放ち、25年ぶり優勝の原動力となった。そのときから使い続けてきたものを、今季から変更しているという。

広島鈴木誠也のバット(撮影・栗木一考)
広島鈴木誠也のバット(撮影・栗木一考)

アシックス社の佐々木邦明さん(34)は「鈴木選手は昨年、製作現場に実際に足を運び、スイングしながらリクエストしていました。納得した形をつくるためコンマ1ミリ単位で調整し、振り抜きやすさを追究したんです」と説明する。

鈴木誠也のバットのグリップ(撮影・栗木一考)
鈴木誠也のバットのグリップ(撮影・栗木一考)

変更点は長さ86・5センチ→85・1センチと少し短くなり、最も太い部分が直径65・2ミリ→64・0ミリとやや細身に。グリップ部分は直径25・0ミリで変わらないが、グリップエンドに左手の小指がしっかりかかるよう、形状を変更したという。重さ900グラムは同じで、素材はメープルとホワイトアッシュの2種類をつくった。

鈴木の原点は「もっとうまくなりたい」ということ。今キャンプではスケールアップしたスイングでスタンドの度肝を抜いている。過去の栄光にすがらず、さらなる進歩を目指す。

情報源:鈴木誠也の1・2ミリ、神バットと決別/カープ観測(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:鈴木誠也の1・2ミリ、神バットと決別/カープ観測 – プロ野球 : 日刊スポーツ


身体に慣らして、高打率を!