藤井聡太七段、ベスト4入り 史上2人目の連覇へA級棋士相手に1日2勝/将棋・朝日杯

藤井聡太七段、ベスト4入り 史上2人目の連覇へA級棋士相手に1日2勝/将棋・朝日杯 | AbemaTIMES

96手まで、藤井聡太七段の勝ち、ベスト4進出決定。


2019.01.20 15:33

将棋の藤井聡太七段が1月20日、朝日杯将棋オープン戦の本戦1回戦で稲葉陽八段に98手、2回戦で糸谷哲郎八段に96手で勝利し、準決勝進出を決めた。昨年、同棋戦で史上最年少での一般棋戦優勝を果たした藤井七段は、順位戦A級に所属する2人の先輩棋士相手に堂々と連勝。羽生善治九段以来、史上2人目となる同棋戦連覇に向けて、トップクラスの棋力を示す2連勝でスタートを切った。次局は行方尚史八段と対戦する。

藤井七段は昨年2月、羽生九段(当時竜王)や、広瀬章人竜王(当時八段)らを破り、史上最年少15歳6カ月での一般棋戦優勝を果たした。前年覇者として本戦からの出場なった今期は、いきなり順位戦A級棋士との対局となったが、名人挑戦経験もある稲葉八段、竜王位の経験があり早指し巧者としても知られる糸谷八段と、現在の将棋界でもトップクラスの実力を誇る2人を相手に快勝。前年覇者が、一回り成長した姿を見せて、見事にベスト4入りを果たした。対局後に藤井七段は準決勝の抱負に「今年も準決勝の舞台で戦えるのをうれしく思います。行方八段とは初対戦になりますが、居飛車党の本格派という先生という印象があります。思い切りぶつかっていければと思います」と語った。解説を務めた佐々木勇気六段は「2人のA級棋士相手にびっくりするぐらいの快勝」と称えていた。

朝日杯は持ち時間各40分の早指し棋戦。過去11回のうち、複数回の優勝、さらに連覇をしたことがあるのは、羽生九段だけ(優勝5回、2013~2015年で3連覇)。藤井七段が優勝すれば、史上2人目の連覇達成となる。

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2019年1月20日 15:15

準々決勝で糸谷哲郎八段(手前)と対戦する藤井聡太七段
準々決勝で糸谷哲郎八段(手前)と対戦する藤井聡太七段

将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太七段(16)が20日、名古屋市内で指された朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメントに連覇を目指して登場。午前の1回戦、午後の準々決勝を連勝して、ベスト4入りを決めた。

1回戦でA級棋士の稲葉陽八段(30)に快勝。昼食休憩を挟んだ午後2時からの2回戦では、同じくA級棋士の糸谷哲郎八段(30)と対戦した。

19日に都内で行われる準決勝では行方尚志八段(45)と対戦。勝てば同日の決勝に挑むことになる。

朝日杯は昨年2月に初優勝の最年少記録(15歳6カ月)を更新した棋戦。前期の成績によって予選が免除されたため、今期はこの日が初の対局。公開対局となっており、地元・愛知のファン100人近くが対局場で勝負の行方を見守った。

持ち時間は各40分(チェスクロック使用)で、切れたら1分以内に指す早指しルール。同じ会場内で開かれている大盤解説会にも多くのファンが駆けつけた。

情報源:藤井聡太七段が朝日杯4強 A級棋士の稲葉八段、糸谷八段に連勝(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段が朝日杯4強 A級棋士の稲葉八段、糸谷八段に連勝― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2019年1月20日15時31分

朝日杯将棋オープン戦の2回戦、糸谷哲郎八段(左)との対局中に将棋盤を見つめる藤井聡太七段=2019年1月20日午後2時4分、名古屋市港区、上田潤撮影
朝日杯将棋オープン戦の2回戦、糸谷哲郎八段(左)との対局中に将棋盤を見つめる藤井聡太七段=2019年1月20日午後2時4分、名古屋市港区、上田潤撮影

第12回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦のうち1回戦2局と2回戦1局が20日、名古屋市港区のポートメッセなごやで指され、藤井聡太七段(16)が1回戦で稲葉陽八段(30)、2回戦で糸谷哲郎八段(30)と、2人のA級棋士を相次いで破り、4強入りを決めた。藤井七段は前回の第11回朝日杯で初優勝を果たした。朝日杯の連続優勝まで、あと2勝と迫った。(佐藤圭司)

情報源:藤井七段、朝日杯将棋でベスト4 A級棋士に2連勝(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段、朝日杯将棋でベスト4 A級棋士に2連勝:朝日新聞デジタル


2019年1月20日15時42分

好発進し、感想戦を行う藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)
好発進し、感想戦を行う藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)が20日、名古屋市内で行われた第12期朝日杯オープン戦の本戦トーナメント準々決勝で、糸谷哲郎八段(30)を破り、ベスト4に進出した。同棋戦の史上2人目の連覇へ、大きく前進した。

対局はファンに公開され、大盤解説会と合わせて多くの人が詰めかけた。藤井は午前中の1回戦で、得意の角換わりの戦型から積極的な攻めを見せ、稲葉陽八段(30)を下した。糸谷との準々決勝は、中盤優位を築いた藤井が押し切った。稲葉、糸谷とも名人への挑戦者を決める順位戦で最上位のA級に在籍するトップ棋士。公式戦の通算成績は105勝18敗となった。

昨年の同棋戦では15歳6カ月の史上最年少で棋戦初優勝。中学生棋士としての棋戦優勝は史上初の快挙だった。

前年優勝者のため、今回はシード枠として本戦から参加した。藤井は地元・愛知での対局に「多くの方にお越しいただく中での対局はうれしい」とファンに感謝した。

1回戦後には糸谷との対局について「A級の先生との対戦は楽しみ。(糸谷先生は)早指しは非常に強い。自分のペースで指せるようにしたい」と意気込みを語っていた。終始、ペースを握った快勝だった。過去、同棋戦で連覇を達成しているのは羽生善治九段だけ。高校生プロが連覇を狙う。

情報源:藤井七段4強、羽生善治九段に続く同棋戦連覇へ前進(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段4強、羽生善治九段に続く同棋戦連覇へ前進 – 社会 : 日刊スポーツ


2019/1/20 16:06

第12回朝日杯オープン戦本戦トーナメントの準々決勝で、糸谷哲郎八段(右)と対局する藤井聡太七段=20日午後、名古屋市
第12回朝日杯オープン戦本戦トーナメントの準々決勝で、糸谷哲郎八段(右)と対局する藤井聡太七段=20日午後、名古屋市

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)は20日、名古屋市で指された第12回朝日杯オープン戦本戦トーナメントの1回戦で稲葉陽八段(30)、準々決勝では元竜王の糸谷哲郎八段(30)を破り、ベスト4に進出、2連覇にあと2勝とした。準決勝で行方尚史八段(45)と対戦する。

稲葉八段と糸谷八段は、名人への挑戦者を決める順位戦で最上位のA級に在籍するトップ棋士。藤井七段は昨年の同棋戦で、佐藤天彦名人(31)や羽生善治九段(48)、広瀬章人竜王(32)らを破り、最年少の15歳6カ月で優勝した。

準決勝と決勝は2月16日、東京都千代田区で行われる。

第12回朝日杯オープン戦本戦トーナメントの1回戦で、稲葉陽八段(手前)と対局する藤井聡太七段=20日午前、名古屋市
第12回朝日杯オープン戦本戦トーナメントの1回戦で、稲葉陽八段(手前)と対局する藤井聡太七段=20日午前、名古屋市

情報源:将棋の藤井聡太七段が朝日杯4強(共同通信) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:将棋、藤井聡太七段が朝日杯4強 連覇にあと2勝 – 共同通信 | This Kiji


2019年1月20日 15時34分(最終更新 1月20日 15時52分)

朝日杯将棋オープン戦本戦の1回戦と準々決勝が20日、名古屋市港区のポートメッセなごやで行われ、昨年優勝の藤井聡太七段(16)が稲葉陽八段(30)、糸谷哲郎八段(30)に連勝して準決勝・行方尚史八段(45)戦に駒を進めた。2月16日に準決勝と決勝が行われ、藤井が連勝すれば連覇を果たす。

朝日杯は、全プロ棋士と女流棋士3人、アマチュア10人が参加する棋戦。藤井は昨年、佐藤天彦名人(31)や羽生善治九段(48)らを破って優勝して六段に昇段した。今回は、前回覇者として本戦から登場した。【丸山進】

情報源:藤井七段が連勝 朝日杯、2月16日に準決勝と決勝 – 毎日新聞


2019年1月20日17時09分

準決勝進出を決め、大盤解説会場に駆けつけた藤井聡太七段(右から2人目)=2019年1月20日午後3時18分、名古屋市港区、滝沢隆史撮影
準決勝進出を決め、大盤解説会場に駆けつけた藤井聡太七段(右から2人目)=2019年1月20日午後3時18分、名古屋市港区、滝沢隆史撮影

 

第12回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦が20日、名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で指された。大盤解説会が前日と同様あり、第4回朝日杯で優勝した木村一基九段(45)と藤井聡太七段(16)の師匠、杉本昌隆七段(50)らが解説役を務め、ファンら約450人が見守った。

藤井七段が1回戦で戦った稲葉陽八段(30)は公式戦で1度敗れている相手。杉本七段は藤井七段が事前に研究していた展開になったと解説し、「すごい切れ味。快勝です」。対局後に駆けつけた藤井七段は「(展開によって)やってみようと思っていた」と研究手を振り返った。

昼食にエビフライやきしめんのセットを食べ、2回戦(準々決勝)は元竜王の糸谷哲郎八段(30)と対局した。木村九段は「鋭い攻めで快勝。きょうは2局ともノーミスで不気味です」と評し、杉本七段は「安心して見ていられ、2局とも万全だった」と弟子の活躍に目を細めた。

対局を終え、大きな拍手で迎えられた藤井七段は「今年も準決勝の舞台に出られてうれしい。思い切りぶつかりたい」と話した。

解説会で観戦した名古屋市立大高北小学校3年の馬渕結和さんは、藤井七段があこがれの棋士の一人。藤井七段に「大駒のさばき方がすごかった。2連覇してほしい」と期待した。(滝沢隆史)

情報源:「すごい切れ味」藤井七段2連勝 大盤解説会に450人:朝日新聞デジタル


2019年1月20日18時40分

朝日杯将棋オープン戦の2回戦で糸谷哲郎八段(右)と対局する藤井聡太七段=2019年1月20日午後2時、名古屋市港区、上田潤撮影
朝日杯将棋オープン戦の2回戦で糸谷哲郎八段(右)と対局する藤井聡太七段=2019年1月20日午後2時、名古屋市港区、上田潤撮影

第12回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦2回戦で藤井聡太七段(16)が糸谷哲郎八段(30)に96手で勝ち、優勝した前回に続きベスト4入りを決めた。相手の隙をつく機敏な攻めから優位を拡大し、そのまま押し切った。

1回戦で藤井七段は稲葉陽(あきら)八段に、糸谷八段は佐藤天彦名人に勝った。両対局とも正午前に終わったため、昼食休憩はゆっくり取れたようだ。藤井はジャンボ海老フライセット、糸谷は八丁味噌(みそ)とんかつセットを食べた。いずれもミニきしめんがつくというボリュームだったが、2人とも完食。その後は控室で過ごしたが、藤井は一人で席に座って近寄りがたい雰囲気を漂わせ、対照的に糸谷は聞き手の女流棋士2人と雑談するなどリラックスした様子だった。

振り駒で糸谷が先手に。対局は午後2時に始まった。

今回で2回目の対戦となる両者。前回は2018年3月、王座戦2次予選で先手の藤井が糸谷の向かい飛車を破っている。本局は2人ともほぼノータイムで角換わり早繰り銀の先後同形に進んだ。

糸谷の仕掛けに対して、藤井が9筋と8筋から反撃した。A図は藤井が持ち駒の角を△8七角と打ち込んだ局面だ。控室で検討する棋士たちからは、一見無理筋ではないかと言われた手だったが、よくよく検討すると先手の受けが難しい。4九から▲3八金と上がった形に隙があるとにらんだ藤井の機敏な一手だった。糸谷も「▲3八金ではなく▲3七桂とすべきだった。△8七角が思った以上に厳しかった」と話した。

ここから藤井は8筋を破ることに成功し、飛車交換から△3六飛と打ったのがB図。角金銀の三方取りがかかった。ただ藤井は「こっちの玉も不安定なので不安な要素が多かった」という。優勢には違いないが、糸谷が▲4三角成△同金▲3七桂としていれば、藤井も1分将棋の中、勝ちきるのは大変だった。

実戦ではB図から▲8二飛△7二桂▲8一飛成△3八飛成▲4八香△7七金▲5六歩△6八金打と進み、藤井は「勝ちになったと思った」という。最後は先手玉を寄せきった。終了図以下は▲6五玉△6四歩▲7五玉△7六馬までの詰みだ。

大盤解説を担当した木村一基九段は「藤井七段の鋭い踏み込みが功を奏した。有利になった後はノーミスで、押し切った。稲葉八段も糸谷八段もバリバリのA級ですから、充実ぶりにあぜんとします」と話した。

準決勝は行方尚史八段が相手となる。藤井は「今年も準決勝という大きな舞台で対局できることになった。また思いっきり全力でぶつかっていければと思います」と話した。(村上耕司)

情報源:藤井七段「準決勝の大舞台、思いっきり全力でぶつかる」:朝日新聞デジタル


藤井七段「朝日杯将棋オープン戦」連覇に向け2連勝
藤井七段「朝日杯将棋オープン戦」連覇に向け2連勝

2019年1月20日 18時00分

高校生の将棋棋士、藤井聡太七段が20日、地元 愛知県で、去年優勝した「朝日杯将棋オープン戦」の対局に臨み、本戦トーナメントで2連勝して来月行われる準決勝に進みました。

愛知県瀬戸市の高校1年生、藤井聡太七段(16)は20日、名古屋市で行われた「朝日杯将棋オープン戦」の対局に臨みました。

藤井七段は、去年、この大会で当時、2冠だった羽生善治九段などの強豪を次々と破って初優勝し、棋戦の優勝の最年少記録を塗り替えています。

ことしの本戦トーナメントに登場した藤井七段は、午前中に行われた初戦で稲葉陽八段に勝ち、午後2時から糸谷哲郎八段と対局しました。

対局は、それぞれの持ち時間が40分の早指しで、藤井七段は96手までで糸谷八段を投了に追い込んで2連勝しました。

藤井七段は、来月16日に東京で行われる準決勝で、行方尚史八段と対戦することになっていて、自身初となる棋戦の連覇を目指します。

終局後、藤井七段は「早い段階から変化の多い将棋で、常に不安定な形での戦いでしたが、自分なりに思い切り指せたことが勝利に結び付いたと思います。地元で多くの人に対局を見てもらえてうれしかったです。次回も思い切りぶつかっていきたい」と話していました。

情報源:藤井七段「朝日杯将棋オープン戦」連覇に向け2連勝 | NHKニュース


藤井聡太七段、準決勝進出 「朝日杯将棋オープン戦」
藤井聡太七段、準決勝進出 「朝日杯将棋オープン戦」

2019/1/20日18:04

https://www.youtube.com/watch?v=arh6q57lxtI&hd=1

将棋の公式戦「朝日杯将棋オープン戦」の本戦が名古屋で行なわれ、去年覇者の藤井聡太・七段が準決勝進出を決めました。

名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で行なわれた朝日杯将棋オープン戦。去年、史上最年少で優勝を果たした藤井七段は、1回戦で稲葉陽・八段、準々決勝で糸谷哲郎・八段と将棋界トップのA級棋士2人を相次いで破り、準決勝進出を決めました。

藤井七段は「A級棋士の先生との対局は楽しみだった。思い切り指したので勝利に繋がった」と話していました。

朝日杯の準決勝と決勝は、2月に東京で行われ、藤井七段が優勝すれば羽生・九段以来、史上2人目の連覇達成となります。

情報源:藤井聡太七段、準決勝進出 「朝日杯将棋オープン戦」(CBCテレビ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段、準決勝進出 「朝日杯将棋オープン戦」 | CBC NEWS(CBCニュース) | CBCテレビ


2019年1月20日18時44分

終局後、大盤解説に参加した藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)
終局後、大盤解説に参加した藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)が20日、名古屋市内で行われた第12回朝日杯オープン戦本戦トーナメントの1回戦で稲葉陽八段(30)、準々決勝では元竜王の糸谷哲郎八段(30)の2人のA級棋士を破り、ベスト4に進出した。大盤解説した木村一基九段(45)は「2戦ともほぼノーミスの完全試合」と絶賛した。同棋戦の連覇は羽生善治九段(48)のみ。史上2人目の連覇まであと2勝だ。

◇   ◇   ◇

藤井がA級棋士を圧倒した。地元・愛知で開催された朝日杯。対局はファンに公開され、大盤解説会と合わせて約450人が詰めかけた。終局後、地元ファンは「強い」と驚きの声とともに納得の表情を浮かべた。

「地元の方に見ていただける機会は少ないので、すごく励みになりました」。午前中の1回戦は、得意の角換わりの戦型から積極的な攻めを見せ、稲葉を下した。糸谷との準々決勝は、中盤に優位を築き、押し切った。稲葉、糸谷とも名人への挑戦者を決める順位戦で最上位のA級に在籍するトップ棋士。大盤解説した木村一基九段は「プロでも1局のうち1つか2つはミスはするものだが、ほぼノーミス。2局とも仕掛けてからは優位に運び、“完全試合”といってもいい」と絶賛した。

2度目の対戦となった稲葉は「成長されている。強敵です」と完敗を認めた。早指しの名手と言われる糸谷は「踏み込みが鋭い。スピード感がある」と負けを認めながらも、トッププロとしての素直な感想を話した。

昨年の朝日杯では15歳6カ月の史上最年少で棋戦初優勝。中学生棋士としての棋戦優勝は史上初の快挙だった。今回は前年優勝者のため、シード枠として本戦から参加し、堂々のベスト4進出を果たした。高校生プロは「自分なりに思い切り指せたのがいい結果につながった」と振り返った。

2月16日に東京都内で準決勝と決勝が行われる。藤井は準決勝で行方(なめかた)尚史八段と対戦する。「今年も準決勝の舞台で戦えることをうれしく思います。行方八段とは初対戦ですが、居飛車党の本格派の先生という印象があります。思いっきり、ぶつかっていけたらなと思います」。高校プロが史上2人目の連覇を目指す。【松浦隆司】

◆朝日杯オープン戦 全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人が参加。1次、2次予選、本戦と、すべてトーナメントで行う。優勝賞金750万円。持ち時間各40分。本戦には予選を突破した8人と、組み合わせが決定した時点でのタイトル保持者、前回優勝の藤井らシード8人が出場。過去の連覇は第7~9回を3連覇した羽生しかいない。

◆A級棋士 名人を頂点とする将棋界のクラス分けの中で、その名人への挑戦権を争うリーグ戦に在籍するトップクラスの10人。順位戦には以下B級1組(13人)、B級2組(24人)、C級1組(39人)、C級2組(49人)と5段階の格付けがある。新人はC2でデビューし、藤井は昨年C1に昇級した。1年で1クラスしか昇級できず、名人になるには最短5年かかる。

情報源:藤井七段「すごく励みに」地元愛知でA級棋士を圧倒(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段「すごく励みに」地元愛知でA級棋士を圧倒 – 社会 : 日刊スポーツ


第12回朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメントで、稲葉陽八段VS藤井聡太七段の対局が1月20日に行われ、藤井七段が98手で稲葉八段を破り勝ち進み、また同日に行われた糸谷哲郎八段との対局でも96手で糸谷八段に勝ち、トーナメントを勝ち進んでいます。これで藤井七段は8連勝となりました。

藤井七段は第11期より参加しており、本棋戦の通算成績は12勝0敗(1.000)、本戦トーナメント出場は2回目です。昨年は本棋戦初参加で並みいる強豪を破り、史上最年少で一般棋戦優勝を果たしました。これまでに朝日杯で連覇したことがあるのは羽生善治九段のみで、今期藤井七段が優勝し連覇を達成すれば史上2人目の快挙となります。

本対局の投了図(日本将棋連盟ライブ中継より)
本対局の投了図(日本将棋連盟ライブ中継より)

情報源:藤井聡太七段が稲葉陽八段、糸谷哲郎八段を破り勝ち進む 朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント|棋戦トピックス|日本将棋連盟


https://twitter.com/shogi_jsa/status/1086872986190114816


▲糸谷哲郎八段 vs △藤井聡太七段(棋譜を見る

https://www.youtube.com/watch?v=8kfPrzw9nDw&hd=1



藤井七段、2期連続ベスト4決定。