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将棋界の最高棋戦で、羽生善治竜王(48)に広瀬章人八段(31)が挑戦している第31期竜王戦七番勝負第7局(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)が20、21日、山口県下関市の春帆楼(しゅんぱんろう)で行われる。
3勝3敗、2年ぶりのフルセットになった今シリーズ。竜王戦初開催の春帆楼は1895年、日清戦争の講和条約「下関条約」が締結された老舗の割烹(かっぽう)旅館だ。19日午後、現地入りした両対局者は、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で有名な巌流島を訪れ、両雄にちなんだ全力での戦いを誓った。
同日午後6時から、春帆楼で行われた前夜祭で、羽生竜王は「歴史ある春帆楼という素晴らしい舞台を用意していただいた。持っているものを全て出し切って悔いの残らない将棋を指したい」と語った。広瀬八段は「巌流島に足を運び、下関は決戦へ向けて気持ちが高まる場所だと改めて思った。平成最後の竜王戦にふさわしい内容の対局をお見せできたら」と話した。
情報源:竜王戦、20日から最終局…巌流島で熱戦誓う(読売新聞) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:竜王戦、20日から最終局…巌流島で熱戦誓う : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
将棋の八大タイトルの1つ「竜王戦」の最終局が、20日から山口県下関市で行われるのを前に、羽生善治竜王と挑戦者の広瀬章人八段が、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地として知られる巌流島を訪れ、決意を新たにしました。
第31期竜王戦の七番勝負は、タイトルを保持する羽生善治竜王(48)に広瀬章人八段(31)が挑み、ともに3勝3敗で、20日から2日間、山口県下関市で最終局に臨みます。
19日午後、下関市に到着した2人は、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地として知られる巌流島を訪れました。
羽生竜王は武蔵と小次郎の像の前で、「巌流島に初めて来られてよかったです。あすは最後の1局なので、思い切って自分らしい将棋を指したい」と意気込みを語りました。
また、広瀬八段は「巌流島は有名な決戦の地ということですが、あすからの最終戦も決戦の地にふさわしい対局になるので、いい刺激になりました」と話していました。
2人はこのあと、対局が行われる下関市内の旅館で前夜祭に参加し、地元の将棋ファンなどおよそ140人を前に意気込みを述べました。この中で羽生竜王は「明治150年という記念すべき年に竜王戦の最終戦が行われるということで、それにふさわしい、悔いが残らない対局にしたい」、広瀬八段は「自分が持っている力を発揮し、平成最後の竜王戦にふさわしい内容の対局をお見せしたい」とそれぞれ話していました。
今回の竜王戦は、この最終局に勝ったほうが七番勝負を制し、羽生竜王が勝てば、平成元年から積み上げてきたタイトルの獲得数が、前人未到の通算100期に達します。
一方で、敗れれば「竜王」のタイトルを奪われて、27年間続けてきたタイトル保持者の地位を失って無冠となり、最終局の行方に注目が集まっています。
情報源:羽生竜王と広瀬八段が巌流島で決意 「竜王戦」最終局を前に | NHKニュース
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