「出場制限を変えて」と師匠 藤井七段、新人王戦を卒業:朝日新聞デジタル

ほぉ・・・・


新人王表彰式を終え、師匠の杉本昌隆七段(左)と記念撮影に応じる藤井聡太七段=2018年12月4日午後、東京都港区、伊藤進之介撮影
新人王表彰式を終え、師匠の杉本昌隆七段(左)と記念撮影に応じる藤井聡太七段=2018年12月4日午後、東京都港区、伊藤進之介撮影

将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(16)が4日、東京都港区で開かれた第49期新人王戦(しんぶん赤旗主催)の表彰式に出席した。初優勝をたたえる表彰状が手渡され、さらなる飛躍を誓った。

新人王表彰式で佐藤康光・日本将棋連盟会長のあいさつに笑顔を見せる藤井聡太七段=2018年12月4日午前、東京都港区、伊藤進之介撮影
新人王表彰式で佐藤康光・日本将棋連盟会長のあいさつに笑顔を見せる藤井聡太七段=2018年12月4日午前、東京都港区、伊藤進之介撮影

式には、約170人が集まった。新人王戦には六段以下の棋士しか出られないため、今回が最後の出場だった藤井七段は「優勝という形で卒業できて、うれしく思っている」と謝辞を述べた。式の後の取材に対し、「まだまだ実力的にタイトルには足りない。少しずつそこに近づけるようにしたい」と話した。

新人王表彰式で師匠の杉本昌隆七段(左)のあいさつに笑顔を見せる藤井聡太七段(中央)。右は囲碁の新人王の広瀬優一・二段=2018年12月4日午前、東京都港区、伊藤進之介撮影
新人王表彰式で師匠の杉本昌隆七段(左)のあいさつに笑顔を見せる藤井聡太七段(中央)。右は囲碁の新人王の広瀬優一・二段=2018年12月4日午前、東京都港区、伊藤進之介撮影

師匠の杉本昌隆七段(50)は祝辞を述べた。「2連覇、3連覇していただきたいが、今回がラストチャンスだった。出場制限を変えていただけないかな」と冗談を飛ばして、会場を沸かせた。

新人王の優勝杯=2018年12月4日午前、東京都港区、伊藤進之介撮影
新人王の優勝杯=2018年12月4日午前、東京都港区、伊藤進之介撮影

藤井七段は10月、史上最年少の16歳2カ月で新人王戦優勝を果たした。今年2月には、全棋士が参加する第11回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)で優勝している。

新人王表彰式を終えて、師匠の杉本昌隆七段(左)と報道陣の質問に答える藤井聡太七段=2018年12月4日午後、東京都港区、伊藤進之介撮影
新人王表彰式を終えて、師匠の杉本昌隆七段(左)と報道陣の質問に答える藤井聡太七段=2018年12月4日午後、東京都港区、伊藤進之介撮影

また、囲碁の第43期新人王戦で優勝した広瀬優一・二段(17)の表彰式も合同で行われた。(村瀬信也)

情報源:「出場制限を変えて」と師匠 藤井七段、新人王戦を卒業:朝日新聞デジタル




記念対局の相手は豊島将之二冠