141手まで、大橋四段の勝ち、棋戦優勝は二回目。
第8期加古川青流戦三番勝負 第2局、梶浦宏孝四段VS大橋貴洸四段の対局が10月20日に行われ、大橋四段が141手で梶浦四段に勝ち、2勝目を挙げ、優勝を決めました。
大橋四段は第3期より本棋戦に参加しており、本棋戦の通算成績は11勝5敗(0.667)です。
情報源:大橋貴洸四段が梶浦宏孝四段に勝ち、加古川青流戦優勝 第8期加古川青流戦三番勝負|棋戦トピックス|日本将棋連盟
第2局、▲大橋-△梶浦戦は141手で大橋四段が勝ちました。終局時刻は12時23分。消費時間は▲梶浦1時間0分、△大橋54分(チェスクロック使用)。大橋四段は2勝0敗として優勝を果たしました。
終局後、すぐに両対局者にインタビューが行われました。
–大橋四段インタビュー
–第2局を振り返っていかがでしたか。
大橋 仕掛けの糸口を探すような将棋になりました。ずっと玉が薄かったので、どうだったか。あまり自信のある展開ではなかったです。–勝ちを意識されたのはどのあたりですか。
大橋 ▲3一と(125手目)と、金を取ったところで勝ちになったと思いました。–優勝した感想をお願いします。
大橋 結果を出せたことをとてもうれしく思います。経験を今後に生かしていければと思います。–梶浦四段インタビュー
–第2局を振り返っていかがでしたか。
梶浦 自分から仕掛けて、反動をうまく利用されました。苦しくなったので、そのあたりの見極めが甘かったかもしれません。–シーズンを振り返っての感想をお願いします。
梶浦 タイトル戦のような環境で指させてもらって、とてもいい経験になりました。ただ、2局で終わらせてしまったのは力不足だったと思います。
場所を大盤解説会場に移し、表彰式が行われました。
大橋 2局とも序盤から難しい将棋でした。どちらも形勢が揺れ動く将棋だったんですが、うまくチャンスをつかむことができて、とてもうれしく思います。優勝した力を次に生かしていきたいと思います。
梶浦 2局とも全体的に自分のほうが押されているなと感じるところがあったので、ちょっと力及ばずという気持ちです。ただ、こういった立派な舞台で指させていただいたので、この経験を糧にこれからも頑張っていきたいと思います。
情報源:加古川青流戦中継ブログ: 表彰式
将棋のプロ公式戦の一つ、「第8期加古川青流戦(せいりゅうせん)」(兵庫県加古川市など主催、朝日新聞社など後援)の決勝三番勝負が19、20の両日、加古川市内の鶴林寺(かくりんじ)で指され、大橋貴洸(たかひろ)四段(26)が梶浦宏孝四段(23)に2連勝し、同棋戦での初優勝を決めた。鮮やかな赤色のスーツ姿で戦った大橋四段は「結果を残せてうれしい。大舞台で戦った経験を次につなげたい」と喜びを語った。
大橋四段は和歌山県新宮市出身。藤井聡太(そうた)七段(16)と同じ、2016年10月1日付でプロデビューを果たした。対藤井七段の公式戦では2勝2敗で、好敵手として知られる。
加古川青流戦は、プロ四段やプロ棋士養成機関「奨励会(しょうれいかい)」の三段らが参加する若手対象の棋戦。(佐藤圭司)
情報源:大橋貴洸四段が加古川青流戦を制す 藤井七段の好敵手(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
情報源:大橋貴洸四段が加古川青流戦を制す 藤井七段の好敵手:朝日新聞デジタル
村)加古川青流戦は、大橋貴洸四段が梶浦宏孝四段に2連勝して、優勝しました。大橋四段はYAMADAチャレンジ杯に続く優勝。藤井聡太七段が新人王戦で優勝しており、プロ入り同期の2人が三つの若手棋戦を制することとなりました。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) October 20, 2018
https://www.youtube.com/watch?v=R-eBrQgVc18&hd=1
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- 2018年10月20日 三番勝負 第2局 梶浦宏孝四段 対 大橋貴洸四段|第8期加古川青流戦
おめでとうございます。
大橋四段は現在26歳、9月が誕生日だから新人王戦はもう出れないのか。