145手まで、佐藤天彦名人が2度目の防衛成功
名人位獲得3期達成。
将棋の第76期名人戦第6局が6月19、20日に山形県天童市の「天童ホテル」で行われ、佐藤天彦名人(30)が羽生善治竜王(47)勝利、対戦成績を4勝2敗としタイトル防衛を果たした。佐藤名人はこれで2016年に奪取して以来、3期連続。敗れた羽生竜王は、タイトル通算100期の偉業達成はならず、現在開催中の棋聖戦などに持ち越しとなった。
佐藤名人は先手番だった第2局、第4局で勝利すると、第5局で今シリーズ初めて後手番で勝利。防衛に王手をかけると、第6局は2日目の夜を迎えても優劣が見えない中、お互いの持ち時間が少なくなってきた終盤で逆転。タイトル100期に向けて粘る羽生竜王を振り切った。
情報源:佐藤天彦名人が防衛成功 羽生善治竜王「タイトル100期」達成は持ち越しに(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース
情報源:佐藤天彦名人が防衛成功 羽生善治竜王「タイトル100期」達成は持ち越しに | AbemaTIMES
将棋の八大タイトルの1つ、名人戦の第6局が山形県で行われ、タイトルを持つ佐藤天彦名人が挑戦者の羽生善治二冠を破り、4勝2敗で3連覇を果たしました。羽生二冠はこの名人戦でのタイトル通算100期はなりませんでした。
将棋の第76期名人戦の七番勝負は、おととし初めて名人のタイトルを獲得した佐藤天彦名人に、タイトル獲得数の通算100期という前人未到の記録をかけた羽生善治二冠が挑む対局となり、ここまで佐藤名人が3勝2敗とタイトル防衛に王手をかけていました。
第6局は、19日から山形県天童市で行われ、終盤まで互角の展開が続いたあと、佐藤名人の攻めがつながり、20日午後9時40分、145手までで、羽生二冠が投了しました。激戦を制した佐藤名人は、4勝2敗としてタイトルを防衛し、名人戦3連覇を果たしました。
羽生二冠はこの名人戦でのタイトル通算100期はなりませんでした。
情報源:将棋名人戦 佐藤天彦名人が3連覇 | NHKニュース
佐藤天彦(あまひこ)名人(30)に羽生善治竜王(47)が挑戦していた第76期将棋名人戦七番勝負第6局(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛、山形県天童市、天童商工会議所協力)は20日、天童市の天童ホテルで2日目が指し継がれ、同日午後9時40分、佐藤名人が145手で勝って対戦成績4勝2敗で名人位を防衛し、3連覇を達成した。
持ち時間各9時間のうち残りはともに1分だった。
佐藤名人は福岡市出身。2006年にプロ入りし、15年に名人挑戦権を争うA級順位戦に初参加。すぐに挑戦権を獲得し、当時の羽生名人から初タイトルとなる名人位を奪取した。21年ぶりの20代対決となった前期は稲葉陽(あきら)八段(29)の挑戦を退け初防衛。今期は終始安定した戦いぶりで羽生竜王の挑戦を退けた。
羽生挑戦者は昨年、竜王位を奪還して「永世竜王」の資格を得るとともに「永世七冠」を達成。2月には将棋界初の国民栄誉賞を受賞した将棋界の第一人者。名人挑戦権を争う今期A級順位戦では史上初の6者プレーオフを制して挑戦者になった。タイトルを通算99期獲得しており、今期名人戦には通算100期がかかっていた。(村上耕司)
第76期将棋名人戦七番勝負第6局(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛、山形県天童市、天童商工会議所協力)は19、20の両日、天童市の天童ホテルで指され、佐藤天彦名人(30)が挑戦者の羽生善治竜王(47)に勝ち、対戦成績を4勝2敗とし、名人3連覇を達成した。
羽生挑戦者が今期名人戦で勝てば、タイトル獲得通算100期だったが、今回は達成できなかった。(佐藤圭司)
情報源:佐藤名人が3連覇達成 羽生挑戦者破る 将棋名人戦(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
情報源:佐藤名人が3連覇達成 羽生挑戦者破る 将棋名人戦:朝日新聞デジタル
第76期将棋名人戦七番勝負は、佐藤天彦(あまひこ)名人(30)が3連覇を果たして幕を閉じた。史上初の6者プレーオフを勝ち抜き、4度目の復位を目指した羽生善治竜王(47)の挑戦を4勝2敗で退けた。先手番の3局をすべて勝つなど安定した戦いぶりが光った。
2度目の防衛戦となった今期は、第4局まで互いに先手番を制するシーソーゲームとなったが、第5局を後手番で勝つと、第6局の先手番で激戦を制してシリーズを終わらせた。第5局まで勝った対局はすべて快勝。いずれも優位を築いて押し切るという内容で、羽生竜王は持ち時間が残っていたにもかかわらず、投了に追い込まれた。
昨年度は名人を防衛するも勝率4割5分と負け越すなど、決して成績はよくなかった。対する羽生竜王は竜王位を奪還し、A級順位戦の6者プレーオフを勝ち抜くなど上り調子。3連覇を危ぶむ声もあったが、開幕前に佐藤名人は「将棋に対する興味もしっかりあって勉強もできている。調子は悪くない」。第1局に負けた時にも「敗れはしたが、内容のよい将棋が指せた」。冷静に自分の状態を見極め、自信を持って七番勝負に臨んでいた。
国民栄誉賞を受賞して注目される羽生竜王と戦うことについても「アウェー感があるかもしれないが、やりがいもある。人生でそういう出来事は多ければ多いほど面白い」と、逆風さえ楽しんでいるようだった。日本将棋連盟会長の佐藤康光九段(48)は「勝った将棋も負けた将棋もしっかり分析し、糧としている。余裕を感じます」と言う。
年齢的には活躍めざましい藤井聡太七段(15)と羽生竜王の中間の世代に位置する。「将棋界の歴史で最上位クラスの天才と言われる人たちと、自分がいい状態の時に戦えるのは幸せなこと。それは年下相手でも同じ。棋士人生という観点からすると恵まれていると思う」と話す。
名人3連覇は、13連覇の故大山康晴十五世名人を筆頭に過去5人しかいない。いずれも通算5期以上獲得して「永世名人」となり、一時代を築いている。今回の勝利は大きな一歩となった。(村上耕司)
◇
〈羽生挑戦者の話〉
(今回の七番勝負は)一進一退という感じでした。ちょっと、後半の(対局の)方が内容的に悪かった感じです。(名人戦七番勝負は)非常に長丁場なので、全体的に内容を上げていくのが大事なのかな、と思いました。
情報源:逆風さえ楽しむ佐藤名人、史上初の6者プレーオフ制す(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
情報源:逆風さえ楽しむ佐藤名人、史上初の6者プレーオフ制す:朝日新聞デジタル
山形県天童市の天童ホテルで19日から行われていた第76期名人戦七番勝負第6局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、天童市、天童商工会議所協力)は20日午後9時40分、佐藤天彦(あまひこ)名人(30)が挑戦者の羽生善治竜王(47)に145手で勝ち、4勝2敗で3連覇を飾った。残り時間は佐藤1分、羽生1分。
名人通算3期は、大山康晴十五世名人18期▽中原誠十六世名人15期▽羽生(十九世名人資格保持者)9期▽木村義雄十四世名人、森内俊之九段(十八世名人資格保持者)8期▽谷川浩司九段(十七世名人資格保持者)5期--に次ぐ単独7位の記録。佐藤は二十世名人の資格獲得まであと2期に迫った。
昨年永世7冠を達成し、今年国民栄誉賞を受賞した羽生の名人通算10期と史上初の通算タイトル100期獲得は持ち越しとなった。【山村英樹】
結果が出て良かった
佐藤名人の話 七番勝負は黒星が先行する展開だったが、持ちこたえながらやってきた。第6局は気をつかう将棋で、自信はなかった。良くなったのはかなり後のほう。自然体で指せたかなと思う。先が見えない戦いが続いたが、結果が出たことは良かった。
後半は内容的に悪かった
羽生竜王の話 第6局は、歩損はするが手得が生きるかどうかという将棋だったが、(2日目午後に)仕掛けられて角のラインが受けにくく、はっきり悪くなったと思った。七番勝負は一進一退だったが、後半は内容的に悪かった。
情報源:<名人戦>佐藤が3連覇 4勝2敗で羽生降す(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
情報源:名人戦:佐藤が3連覇 4勝2敗で羽生降す – 毎日新聞
山形県天童市で指されていた第76期名人戦七番勝負第6局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、天童市、天童商工会議所協力)は、佐藤天彦(あまひこ)名人(30)が3連覇を果たした。定跡のあまり整備されていない最新形で斬新な手を次々と繰り出し、昨年末に竜王を奪取して勢いに乗る挑戦者の羽生善治竜王(47)を押し切った。
佐藤は第2、第4、第5局で、序中盤の構想で差を付けて快勝した。第2局は、打った角を直後に移動する「時間差攻撃」でペースを握った。第4局は、検討陣の候補手になかった歩を敵陣に打ち込み、主導権を奪った。
ベテランの羽生も積極的な作戦を披露した。第1局は佐藤の攻めを誘って乱戦を勝利。第6局は、2手目で例の少ない6二銀から、7筋の歩をあえて取られる作戦を選び、検討陣を驚かせた。作戦は奏功せず接戦を落としたものの、健在ぶりを印象づけた。
羽生は同時進行中の棋聖戦五番勝負で、挑戦者の豊島将之八段(28)に1勝1敗としており、タイトル獲得通算100期を達成する可能性もある。
十七世名人の資格を持ち、名人戦七番勝負の経験も豊富な谷川浩司九段(56)は「名人は七番勝負に照準を合わせてきた。名人を初めて獲得した頃は受けに回る棋風だったが、変わってきた。第1局から先手番が勝ち、名人は第5局で苦しいと言われる横歩取りの後手番で結果を出せたのが良かった。挑戦者は名人戦の中盤から調子を落とした気がする」と分析する。
将棋界は若い世代の活躍が目立つ。昨年以降、高見泰地叡王(24)、菅井竜也王位(26)ら20代のタイトル保持者が相次いで誕生。藤井聡太七段(15)も王座戦本戦で8強入りし、タイトル挑戦の期待が高まっている。若手が台頭するなか、中堅、ベテラン棋士がどこまで貫禄を見せるのか、注目が集まっている。【丸山進、山村英樹】
情報源:<名人戦>佐藤、斬新な手次々に 羽生も積極的な作戦披露(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
情報源:名人戦:佐藤、斬新な手次々に 羽生も積極的な作戦披露 – 毎日新聞
将棋の第76期名人戦7番勝負第6局は19、20の両日、山形県天童市で指され、先手の佐藤天彦名人(30)が145手で挑戦者の羽生善治二冠(47)を破り、対戦成績4勝2敗で3連覇を果たした。羽生二冠は前人未到のタイトル通算100期獲得にあと1期と迫っていたが、6日に開幕した棋聖戦に持ち越しとなった。
佐藤名人は福岡市出身で、2006年にプロ入り。16年、当時の名人だった羽生二冠を破り、初タイトルを奪取。昨年の7番勝負では、実力者の稲葉陽八段(29)の挑戦を退けて、初防衛を果たした。今回、通算3期目の名人獲得となった。
羽生二冠は昨年12月、竜王を奪還して自身の通算タイトル獲得記録を99期に更新。防衛戦となる棋聖戦5番勝負で夢の大台を目指す。豊島将之八段(28)を挑戦者に迎え、第2局を終えて1勝1敗となっている。第3局は30日に行われる。
佐藤天彦名人の話
「(今シリーズは)黒星が先行する展開だったが、意識することなく自然体で指せた。(3連覇に)厳しい戦いが続いたが、結果を出せて良かった」
羽生善治二冠の話
「今日の将棋は仕掛けが難しく、よく分からなかった。(今シリーズは)一進一退という感じで、後半は内容が悪かった」
情報源:佐藤名人が3連覇 羽生二冠の100期はお預け/将棋 – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)
佐藤天彦名人に羽生善治竜王が挑戦する第76期名人戦七番勝負の第6局が6月19・20日(火・水)に山形県天童市「天童ホテル」で行われ、佐藤名人が羽生竜王を145手で破り4勝目を挙げ、4勝2敗で防衛を決めました。
佐藤名人はこれで、3期連続の名人獲得となりました。
情報源:佐藤天彦名人が4勝2敗でタイトル防衛 第76期名人戦七番勝負第6局|将棋ニュース|日本将棋連盟
終盤から投了~インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=EM72bfoKn9c
記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=05kVrUX-2xQ
【#将棋 ニュース】
佐藤天彦名人が防衛成功 羽生善治竜王「タイトル100期」達成は持ち越しに|AbemaTIMES https://t.co/n8TihUKAgb #AbemaTV #佐藤天彦 #羽生善治 #名人戦— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) June 20, 2018
【第76期名人戦 七番勝負】6/20(水)、佐藤天彦名人 vs.羽生善治竜王の第6局は、佐藤名人が145手までで勝利し、3連覇達成となりました。
この後、佐藤名人の記者会見を生放送します。
●視聴→ https://t.co/iLCBgrk7Kw pic.twitter.com/rktRMnCbQ6— ニコ生公式_将棋 (@nico2shogi) June 20, 2018
第76期名人戦七番勝負・第6局は145手で佐藤名人が制して4勝2敗。名人位防衛(3連覇)を決めました。https://t.co/4Ewc1PD4uw #shogi #meijinsen pic.twitter.com/faDNLS9RRL
— 名人戦棋譜速報 (@meijinsen) June 20, 2018
村)名人戦第6局、佐藤名人が羽生挑戦者に勝ちました。佐藤名人は3連覇を達成しました。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 20, 2018
#名人戦 第6局は午後9時40分、145手で佐藤天彦名人が勝ち、名人位を防衛して3連覇を果たしました。羽生竜王のタイトル獲得通算100期はなりませんでした。
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) June 20, 2018
#名人戦 第6局の終局時間と手数は、今期七番勝負で最も遅く長い熱戦となりました。検討陣は112手目の羽生竜王の△7七との辺りで、別の決め手があったのではないかという見方が多く、佐藤名人の逆転勝ちだったのかもしれません。
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) June 20, 2018
佐藤名人は「黒星が先行する展開だったが、星の状態を意識することなく自然体で指せた。先が見えない難しい長い戦いが続いたが、結果が出たことは良かった」、羽生竜王は「シリーズ後半の内容が悪かった。名人戦は長丁場なので、全体的な内容を上げていくのが大事と感じた」と振り返りました。#名人戦 pic.twitter.com/Nmv3q4cYzA
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) June 20, 2018
名人戦第6局羽生竜王戦。序盤は歩得vs堅さの構図で先の見えない長い戦いでした。ポイントはたくさんありますが、84手目△22玉に対して効果的な攻めの具体案が浮かばず、そのあたりから形勢を損ねていった気がします。96手目△88歩で△35歩、112手目△77とで△17歩なら厳しい情勢かと思っていました。
— 佐藤 天彦 (@AMAHIKOSATOh) June 20, 2018
ただ、本譜の進行もずっと自信はありませんでした。125手目▲21飛成に△67と▲同玉△77銀打とされた場合の対応の仕方は定かではなかったです。そのあとは141手目の▲44歩が厳しく入り、形勢が良くなったのを感じました。
— 佐藤 天彦 (@AMAHIKOSATOh) June 20, 2018
これで今回のシリーズは4勝2敗となり、名人を防衛することができました。皆さまのあたたかい応援のおかげで、大きな舞台でも落ち着いて指すことができた気がします。今後も変わらぬご声援をいただけると嬉しいです。これからも頑張ります。
— 佐藤 天彦 (@AMAHIKOSATOh) June 20, 2018
https://www.youtube.com/watch?v=I8p_Lw507GE
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羽生竜王は残念、佐藤名人はおめでとうございます。
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