ふむ・・・
第77期将棋名人戦・順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)が12日、開幕する。第76期名人への挑戦権と、上のクラスへの昇級を目指す戦いが始まる。
12日の開幕局は、A級の稲葉陽(あきら)八段―豊島将之八段戦。前期、史上初の6人によるプレーオフに進出した両者が初戦で激突する。14日には、名人挑戦の経験がある三浦弘行九段と、4期ぶりにA級で戦う阿久津主税(ちから)八段が対戦する。28日には久保利明王将―広瀬章人八段戦、佐藤康光九段―深浦康市九段戦がある。新A級の糸谷哲郎八段は、佐藤天彦名人と挑戦者の羽生善治竜王が戦っている名人戦七番勝負の敗者と初戦で対戦する。
14日に初戦を迎えるB級1組は、タイトル保持者の他にタイトル戦の常連や若手が在籍し、混戦が予想される。前期、無念の降級となった渡辺明棋王は山崎隆之八段と、菅井竜也王位は木村一基九段と当たる。
C級1組初参加の高校生棋士、藤井聡太七段の相手は、B級2組から降級となった森下卓九段になった。1回戦は19日。
日本将棋連盟は順位戦開幕を前に、順位戦の規定であいまいだった項目についての対応を新たに確認した。(村瀬信也)
■順位戦の規定で新たに確認された主な点
・総当たりではないB級2組以下のクラスにおいては、全勝者は必ず昇級するものとする
・指し分け(勝率5割)以上の成績をあげても、降級枠に該当した場合は降級となる
・B級2組以下において降級点の人数枠に該当する一方、「2期連続指し分けで降級点消去」を達成した場合、降級点の数は従前と変わらない
・A級において、降級枠に該当しながらプレーオフに進出した場合は、挑戦者にならない限り降級となる
情報源:将棋名人戦・順位戦12日開幕 稲葉八段と豊島八段、初戦で激突:朝日新聞デジタル
第77期はどうなるかな・・・