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「eoプレゼンツ関西将棋まつり2018」(スポニチ後援)が3日、大阪・茶屋町のMBSちゃやまちプラザで最終日を迎え、中村太地王座(30)らが出演した。例年9、10月開催の王座戦5番勝負は挑戦権争いがベスト8まで進行中。タイトル初挑戦へ、その8人に残る藤井聡太七段(15)について、「勝ち上がっても何も不思議ではない」と高校生棋士の動向に注目していることを明かした。
関西でのイベント初登場の中村がフル稼働した。東京都出身で関東所属。メインの特別記念対局では斉藤慎太郎七段(25)と対局し、谷川浩司九段(56)都成竜馬五段(29)ペアと畠山鎮七段(49)斉藤ペアによる師弟ペア対局では解説も務めた。
関西との縁は、関西将棋会館での対局以外では早実時代、甲子園球場で同級生・斎藤佑樹(日本ハム)らを応援した程度という。昨秋、羽生善治竜王(47)を3勝1敗で破って3度目のタイトル挑戦を実らせ、オファーが届いた。
師弟ペア対局の解説では大盤の向かって左側に立ち、「大変緊張してまして、立ち位置を間違えました」と右側へ直る愛嬌(あいきょう)も見せた。NHK「NEWS WEB」ネットナビゲーターで知られた棋界の顔が存在感を発揮した。
出演の合間に取材に応じ、進行中の挑戦権争いについて、「待つ立場は初めて。(ベスト8は)強豪ぞろいなのでしっかり準備したい」とした。もちろん藤井の存在は念頭にある。「実績、将棋からも勝ち上がっても何も不思議はない」。王座獲得で昇段した七段に藤井も先月、並んだ。四段昇段から要した11年半に対し、藤井は1年7カ月。「早いですねえ」との感嘆は本音だった。
一方、昨年度の藤井は61勝12敗の勝率・8356。中村には2011年度、40勝7敗の・8511があり、歴代4位タイの藤井を同2位で上回る。「正直、どうしてそこまで勝てたのか…と思います」。元祖勝率男は秋の戦いを見据えていた。
○…王座戦挑戦者決定トーナメントのベスト8には藤井だけでなく斉藤も名を連ね、昨年の棋聖戦以来2度目のタイトル挑戦を目指す。王座・中村との特別記念対局はまさにその前哨戦。153手に及ぶ熱戦を落としたが、「終盤、日頃何か悪いことしたかなあと思うくらい粘られた」と中村がジョークを飛ばせば、斉藤は「粘り強く戦うことをテーマにしている。次の対戦を楽しみにしてます」。挑戦への意欲とも受け取れるコメントに闘志をのぞかせた。
≪谷川が師弟ペア対局でファンうならせる勝利≫谷川が師弟ペア対局でファンをうならせた。解説の中村に「今年の名局賞でいいんじゃないでしょうか。まだ6月ですが」と言わしめる115手で勝利。予定終了時間を20分もオーバーする熱戦に、「師匠の威厳がなくなってしまうところでした」と表情を和ませた。特別記念対局では師弟で解説と聞き手を務め、「(弟子との呼吸が)妙にぎこちなかった」と苦笑いした。
情報源:中村太地王座 関西将棋まつりに登場 藤井七段の動向に注目と明かす(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
情報源:中村太地王座 関西将棋まつりに登場 藤井七段の動向に注目と明かす― スポニチ Sponichi Annex 芸能
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