羽生竜王撃破だ! 藤井聡太七段、年内タイトル&八段昇段への道 青野九段「挑戦者になる可能性十分ある」 (1/2ページ) – zakzak

まぁ、可能性はいくらでもあるけどな。


昇段を決め笑顔の藤井七段。八段と初タイトルも遠くなさそうだ=18日、関西将棋会館
昇段を決め笑顔の藤井七段。八段と初タイトルも遠くなさそうだ=18日、関西将棋会館

将棋の藤井聡太六段(15)が18日、竜王戦5組ランキング戦準決勝で勝利し、史上最年少の15歳9カ月で七段に昇段した。四段から七段までわずか1年7カ月で駆け上がった。今期の竜王戦七番勝負は年内にあるため、挑戦者となって羽生善治竜王・棋聖(47)から竜王位を奪えば、史上最年少タイトルを獲得し、八段に昇段する。最年少プロは恐るべき進化を続けている。

「ここまで速いペースで昇段できると思っていなかった。目の前の一局一局に全力で打ち込んできたので、うれしく思う。これからも、少しでも上に行けるよう頑張りたい」

藤井七段はこう喜びを述べた。18日の対戦相手は、苦手とする井上慶太九段(54)門下の船江恒平六段(31)だったが、72手で破って決勝に進み、4組への昇級を果たした。

2016年10月のプロ入り以来、藤井七段は驚異のスピードで、昇段を続けている。中学生でデビューした棋士の七段昇段時の年齢と比べても圧倒的だ。

羽生善治竜王・棋聖
羽生善治竜王・棋聖

夕刊フジで毎週金曜日に「勝負師たちの系譜」を連載している青野照市九段(65)は「本来は、順位戦で昇級して昇段するのが一番早い。藤井七段は順位戦で上がるよりも速いペースで昇段している。飛行機がなく、列車で移動している時代に、一人だけ飛行機に乗っているようなものだ。八段は本当の高段者といわれている。そこも簡単にクリアしたら化け物だ」と驚きを隠さない。

八段に昇段するには、竜王位1期獲得▽順位戦A級昇級▽七段昇段後の公式戦で190勝-という条件がある。非常に高いハードルといえるが、仮に藤井七段が竜王戦で挑戦者となって10月からの竜王戦七番勝負で羽生竜王を破れば、八段への昇段も可能となる。

藤井七段は王座、棋王の2タイトル戦の予選などでも勝ち残っている。タイトル挑戦の最年少記録は屋敷伸之九段(46)の17歳11カ月、タイトル獲得の最年少記録も屋敷九段の18歳6カ月。藤井七段がタイトル戦の挑戦者となれば、大幅に記録を更新し、将棋界に新たな歴史を刻むことになる。

青野九段は「タイトルを取れるかどうかは別にしても、いずれかで挑戦者になる可能性は十分にあると思う」と話した。

「藤井旋風」はさらに続きそうだ。

情報源:羽生竜王撃破だ! 藤井聡太七段、年内タイトル&八段昇段への道 青野九段「挑戦者になる可能性十分ある」(夕刊フジ) – Yahoo!ニュース

情報源:羽生竜王撃破だ! 藤井聡太七段、年内タイトル&八段昇段への道 青野九段「挑戦者になる可能性十分ある」 (1/2ページ) – zakzak


さて・・・