既存の規定では、「タイトル一期で七段」「タイトル三期で九段」となっていいる。ここに「タイトル二期で八段」が加わるのか。
日本将棋連盟は21日、棋士の昇段規定を一部改訂し、6月1日から八段への昇段規定に「タイトル2期獲得」を追加すると発表した。これまで、八段昇段は「竜王位1期獲得」「順位戦A級昇級」「七段昇段後公式戦190勝」の3条件だった。
18日に七段に昇段した藤井聡太七段(15)は、これまで年度内の昇段は「竜王位1期獲得」のみ可能性があった。しかし、新条件の「タイトル2期獲得」も年度内に達成する可能性があり、年度内に八段へ昇段する可能性が広がった格好だ。
今回の改訂は、タイトル3期で九段に昇段する規定があることから、バランスを取るため「タイトル2期」の昇段規定を追加することになったという。
情報源:藤井七段、年度内の八段昇段可能性広がる 将棋連盟が昇段規定を一部改訂(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース
情報源:藤井七段、年度内の八段昇段可能性広がる 将棋連盟が昇段規定を一部改訂/芸能/デイリースポーツ online
日本将棋連盟は21日、棋士の昇段規定のうち八段昇段条件を改定すると発表した。従来の「竜王位1期獲得」「順位戦A級昇級」「七段昇段後公式戦190勝」の3つの条件に、新たに「タイトル2期獲得」が加えられる。改定は6月1日付。
今月18日には藤井聡太(15)が竜王戦2期連続昇級を決め、史上最年少の15歳9カ月で七段に昇段した。次の八段昇段の最年少記録は、加藤一二三・九段(78)が持つ18歳3カ月。藤井の最短での八段昇段は今期竜王戦7番勝負(例年10〜12月)で羽生善治竜王(47)から竜王位を奪取することで変わらないが、現在挑戦者決定トーナメントで8強に勝ち進んでいる王座戦など他のタイトル2期獲得でも可能となり、最年少での八段昇段のルートが一気に広がることになる。
なお、日本将棋連盟によると、藤井の七段昇段と今回の規定改定は直接関係がないという。
情報源:藤井“最年少八段”に追い風!!昇段規定改定「タイトル2期獲得」追加(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
情報源:藤井“最年少八段”に追い風!!昇段規定改定「タイトル2期獲得」追加― スポニチ Sponichi Annex 芸能
このたび八段昇段規定の一部改定をします。改定部分は下記の通りです。なお、本規定の施行日は2018年6月1日です。よろしくお願いいたします。
【公益社団法人日本将棋連盟 昇段規定】
八段昇段条件
- 改定前
- 竜王位1期獲得
順位戦A級昇級
七段昇段後公式戦190勝- 改定後
- 竜王位1期獲得
順位戦A級昇級
タイトル2期獲得
七段昇段後公式戦190勝以上となります。
情報源:昇段規定改定のお知らせ (八段昇段の改定)|将棋ニュース|日本将棋連盟
村)日本将棋連盟が、棋士の昇段規定の改定を発表しました。現行の八段昇段の規定は「順位戦でA級昇級」「竜王1期」「七段昇段後190勝」ですが、6月1日から「タイトル2期」でも八段に昇段できるようになれます。「タイトル1期で七段」「3期で九段」という従来規定に合わせたものです。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) May 21, 2018
村)これまでは、七段でタイトルを3期獲得しても、八段に昇段してからでないと九段になれませんでした(屋敷伸之九段がこのケースに当てはまります)。この問題点については従来から指摘されていて、少し前から将棋連盟内などで改定が議論され、このほど正式に決定したようです。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) May 21, 2018
ちなみに、「名人獲得で九段」「竜王二期獲得で九段」「竜王一期獲得で八段」という規定がある。