ほぉ・・・
将棋駒の生産量日本一を誇る天童市で、人間が将棋の駒を務める「人間将棋」が21日始まった。今年で63回目となる春の恒例行事だが、この日、県内各地は最高気温が25度を超える「夏日」を記録、甲冑(かっちゅう)姿で王将を務めた土田怜央君(17)は「かぶとの中が蒸し蒸しして勝敗がついたときはほっとした」と汗だくだった。22日まで。
桜が舞い散る中、集まった観客は4万5千人(主催者発表)。対局したのは香川愛生(まなお)女流三段と、外国人で初めて将棋のプロになったカロリーナ・ステチェンスカ女流1級=ポーランド出身。2人の指示で動く将棋駒の40人の高校生は真剣な表情で、約1時間半の対局は香川女流三段が92手で勝利した。
小学生が将棋駒を務めた「子ども人間将棋」も初めて開催。市観光物産協会によると、藤井聡太六段の活躍などで、子どもたちの間で将棋人気が高まり要望があったという。ステチェンスカ女流1級と、県小学生名人で寒河江市立南部小6年の清野達嗣君(11)が対局し、清野君が111手で勝利した。
22日の人間将棋は屋敷伸之九段と山崎隆之八段が対局する。史上最年長棋士だった加藤一二三九段やタレントつるの剛士さんらによるトークショーもある。(上月英興)
情報源:山形)天童で恒例の人間将棋 夏日で汗だくに:朝日新聞デジタル
熱中症と脱水症状に気を付けないと・・・