石川)小松市で大盤解説会 将棋名人戦第2局:朝日新聞デジタル

ふむ・・・


スクリーンに映し出された盤面を見ながら解説する杉本昌隆七段=2018年4月20日午後、石川県小松市のこまつドーム、小川智撮影
スクリーンに映し出された盤面を見ながら解説する杉本昌隆七段=2018年4月20日午後、石川県小松市のこまつドーム、小川智撮影

佐藤天彦(あまひこ)名人(30)に羽生(はぶ)善治竜王(47)が挑戦する第76期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛、小松市、こまつ観光物産ネットワーク協力)の第2局が20日、小松市湯上町にある旅館「辻(つじ)のや花乃庄(はなのしょう)」で指し継がれた。両対局者の指し手をプロ棋士が分かりやすく解説する大盤解説会が、近くの「こまつドーム」集会室で開かれ、熱心な将棋ファン約180人が参加した。

名人戦が朝日新聞社、毎日新聞社の共催となった第66期から、より多くの人に将棋界で最も歴史があるタイトル戦の魅力を知ってもらおうと、全国一斉の大盤解説会が開かれている。今期は第2局で全国一斉に開かれることになり、県内では小松市で催された。

杉本昌隆七段(左)と石本さくら女流初段(右)が登壇して解説した大盤解説会=2018年4月20日午後、石川県小松市のこまつドーム、小川智撮影
杉本昌隆七段(左)と石本さくら女流初段(右)が登壇して解説した大盤解説会=2018年4月20日午後、石川県小松市のこまつドーム、小川智撮影

解説は、「高校生棋士」として知られる藤井聡太(そうた)六段(15)の師匠としても注目を浴びている杉本昌隆(まさたか)七段(49)。聞き手は関西の新鋭女流棋士、石本さくら女流初段(19)。

杉本七段が「現在の将棋ブームはうれしい限りです」と切り出すと、石本女流初段は「その火付け役が杉本先生です」。杉本七段は「いえいえ。最近、よく『時の人』と言われますけど、『時の人』は藤井六段。私は師匠なだけです」と応じるなど、楽しい雰囲気で進行した。

大勢の人が参加して開かれた大盤解説会=2018年4月20日午後、石川県小松市のこまつドーム、小川智撮影
大勢の人が参加して開かれた大盤解説会=2018年4月20日午後、石川県小松市のこまつドーム、小川智撮影

立会人の中村修九段(55)も和服姿で駆けつけ、解説会を盛り上げた。

参加した小松市の派遣社員、高田藍(あい)さん(31)は、関西の若手プロ棋士、船江恒平六段(30)や西川和宏六段(32)のファン。プロ棋士がコンピューターソフトと戦った電王戦で、船江六段が奮戦する姿を見て将棋ファンになった。「地元でのタイトル戦開催がうれしくて駆けつけました。杉本七段の解説も分かりやすくて素晴らしかったです」と喜んでいた。(佐藤圭司)

大勢の人が参加した大盤解説会=2018年4月20日午後、石川県小松市のこまつドーム、小川智撮影
大勢の人が参加した大盤解説会=2018年4月20日午後、石川県小松市のこまつドーム、小川智撮影
大盤解説を聞く参加者=2018年4月20日午後、石川県小松市のこまつドーム、小川智撮影
大盤解説を聞く参加者=2018年4月20日午後、石川県小松市のこまつドーム、小川智撮影

情報源:石川)小松市で大盤解説会 将棋名人戦第2局:朝日新聞デジタル



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