石川)きょうから名人戦第2局 小松で前夜祭:朝日新聞デジタル

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前夜祭で花束を抱える佐藤天彦名人(中央)と羽生善治竜王(右から4番目)、右端は小松市のイメージキャラクター「カブッキー」=石川県小松市湯上町
前夜祭で花束を抱える佐藤天彦名人(中央)と羽生善治竜王(右から4番目)、右端は小松市のイメージキャラクター「カブッキー」=石川県小松市湯上町

佐藤天彦名人(30)に羽生善治竜王(47)が挑戦する第76期将棋名人戦七番勝負第2局(朝日新聞社、毎日新聞社、日本将棋連盟主催、大和証券グループ協賛)の前夜祭が18日、石川県小松市湯上町にある粟津温泉の旅館「辻のや花乃庄」であった。19日からの対局に向け、それぞれ意気込みを語った。

18日に現地入りした2人は午後5時から対局室を検分し、使う駒や部屋の温度などを確かめた。午後6時に始まった前夜祭には将棋ファンらが詰めかけ、会場に入った2人は大きな拍手に迎えられた。

東京で11、12日に指された第1局は、激しい攻防の末に羽生挑戦者が勝利。史上最速・最年少で通算1400勝を達成する大きな節目となった。第2局について、羽生挑戦者は「長丁場の対局になるが、持っているものを出し切りたい」。佐藤名人は「前回は負けはしたが手応えある将棋ができた。次は結果が伴うように」と応じた。

地元・小松市の和田慎司市長は「粟津は1300年の歴史がある。その地で名人と竜王が本気でぶつかる試合がとても楽しみ」とあいさつ。朝日新聞社の山口進・文化くらし報道部長は「この名人戦は、今世紀屈指のゴールデンカードになる」と期待を寄せた。(木佐貫将司)

情報源:石川)きょうから名人戦第2局 小松で前夜祭:朝日新聞デジタル



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