前夜祭の様子。
11日に開幕する第76期将棋名人戦七番勝負は、佐藤天彦名人(30)に羽生善治竜王(47)が挑戦する豪華な顔合わせとなり、10日の前夜祭は例年より多くの将棋ファンらでにぎわった。
前夜祭は、第1局が指される東京都文京区のホテル椿山荘東京で開かれた。朝日新聞社の渡辺雅隆社長は「将棋界は明るいニュースばかり。記憶に残る名人戦になるのではないか」、毎日新聞社の丸山昌宏社長は「今期の名人戦は素晴らしいものになると期待が膨らんでいる」と話した。日本将棋連盟の佐藤康光会長は「AI(人工知能)の強さを採り入れた両者の進化が見られる対決」と語った。
佐藤名人は3連覇、羽生竜王は4回目の返り咲きと通算10期目の名人獲得を目指す。羽生竜王は史上2人目の通算1400勝まで、あと1勝と迫っている。
対局は2日制で持ち時間は各9時間。第1局は11日午前9時に始まり、12日夜までに終局の見込み。立会人は森雞二九段。(村瀬信也)
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対局の模様は朝日新聞デジタル(http://www.asahi.com/)で随時お伝えします。棋譜は有料の名人戦棋譜速報(http://www.meijinsen.jp/別ウインドウで開きます)でも見られます。
現地の大盤解説会は、11日が午後2時半から同6時半まで、12日は午後2時から終局まで。入場料は2日通し券3千円、1日券2千円。
情報源:防衛か奪取か、将棋名人戦11日開幕 ファン集う前夜祭:朝日新聞デジタル
- 名人戦・順位戦|棋戦|日本将棋連盟
- 名人戦棋譜速報│将棋・名人戦順位戦棋譜速報サイト
- 名人戦・順位戦 – 毎日新聞
- 第76期将棋名人戦七番勝負:朝日新聞デジタル
- 【将棋】第76期名人戦 七番勝負 第1局 初日 佐藤天彦名人 vs 羽生善治竜王 – 2018/04/11 09:00開始 – ニコニコ生放送
佐藤名人は2年前に羽生竜王から名人を奪取し、昨年は稲葉陽八段との20代対決を退けて初防衛を果たしました。羽生竜王は、この七番勝負にタイトル獲得通算100期が掛かります。また、本局に勝てば通算1400勝に到達します。https://t.co/1E0qV7Ngkg
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) April 11, 2018
【第76期名人戦】4/11(水)・12(木)9時より、佐藤天彦名人 vs.羽生善治竜王の七番勝負を完全生中継します。
3連覇を目指す佐藤名人に、3期ぶりの名人挑戦となった羽生竜王が挑みます。羽生竜王は名人位獲得となるとタイトル通算100期となります。
●視聴(第1局初日)→ https://t.co/RIYvSNTr8X pic.twitter.com/qtJWgNckoO— ニコ生公式_将棋 (@nico2shogi) April 3, 2018
どちらが先行にするか・・・