ふむ・・・
佐藤天彦（あまひこ）名人（３０）への挑戦権を争う第７６期将棋名人戦・Ａ級順位戦（朝日新聞社、毎日新聞社主催）のプレーオフ２回戦が１０日、大阪市福島区の関西将棋会館で指され、豊島将之（とよしままさゆき）八段（２７）が１１１手で佐藤康光九段（４８）に勝ち、３回戦進出を決めた。
将棋Ａ級順位戦のプレーオフ２回戦の開始を待つ豊島将之八段＝大阪市の関西将棋会館、佐藤圭司撮影 振り駒で先手番となった豊島八段が、佐藤九段の得意戦法「ダイレクト向かい飛車」に的確に対応し、熱戦を制した。佐藤九段は和服姿で臨んだが、勝利はつかめなかった。
将棋Ａ級順位戦のプレーオフ２回戦が始まった。佐藤康光九段（左）は和服で臨む。右は豊島将之八段＝大阪市の関西将棋会館、佐藤圭司撮影 広瀬章人（あきひと）八段（３１）との３回戦は１２日、東京都渋谷区の将棋会館で指される。勝者は羽生善治（はぶよしはる）竜王（４７）と対戦。その勝者が稲葉陽（あきら）八段（２９）との挑戦者決定戦に臨む。
今期Ａ級は６勝４敗の同星で６人が並び、挑戦権争いは史上最多の６人によるプレーオフに、もつれこんだ。プレーオフは、前期の成績をもとにしたシード順位の下位から戦う変則トーナメントで進行中だ。
Ａ級順位戦プレーオフの組み合わせ 豊島八段は愛知県一宮市出身、兵庫県尼崎市在住。２日に静岡市でのＡ級最終戦で広瀬八段に敗れた後、４日、大阪市でのＡ級プレーオフ１回戦で久保利明王将（４２）に勝利。６～７日には島根県大田市での王将戦七番勝負第５局で久保王将に勝利。過密日程の中、自身初となるタイトル獲得を目指している。（佐藤圭司）
情報源：豊島八段が勝ち、３回戦進出 将棋Ａ級順位戦プレーオフ：朝日新聞デジタル
次は広瀬章人八段との三回戦ですね。