王将戦:久保が豊島破り、防衛へ王手 第4局 – 毎日新聞

130手まで、久保王将の勝ち。


王将戦七番勝負第4局を制して3勝1敗とし、防衛へ王手をかけた久保利明王将=兵庫県尼崎市の都ホテルニューアルカイックで2018年2月20日午後7時35分、丸山進撮影
王将戦七番勝負第4局を制して3勝1敗とし、防衛へ王手をかけた久保利明王将=兵庫県尼崎市の都ホテルニューアルカイックで2018年2月20日午後7時35分、丸山進撮影

兵庫県尼崎市の都ホテルニューアルカイックで19日から行われた第67期王将戦七番勝負第4局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、尼崎王将戦実行委員会ほか共催、囲碁・将棋チャンネル協賛)は20日午後7時12分、久保利明王将(42)が挑戦者の豊島将之八段(27)に130手で勝ち、対戦成績を3勝1敗とした。残り時間は豊島2分、久保2分。第5局は3月6、7日、島根県大田市のさんべ荘で行われる。

途中で形勢に差がつくことが多かった今期の七番勝負だが、第4局は最後まで勝敗のメドがつかない大熱戦になった。豊島の攻めをわずかにかわした久保が終盤の競り合いを制して3勝目を挙げ、2連覇通算4期へあと1勝に迫った。

今期3度目の相振り飛車から、封じ手は控室でも予想されていた1六歩(54手目)の端攻め。豊島も覚悟していた攻めだったが、1筋の形を決めた後4六歩(64手目)から4五歩と方向を変えた攻めが調子よく見え、控室では久保ペースと思われた。

豊島は昼食休憩をはさむ1時間38分の長考で7七桂(67手目)と活用し、久保玉に肉薄して混戦に持ち込んだ。久保の7四銀(104手目)が巧みな受けで、最後は詰みの形を作った。

初戦は敗れた久保だが、第2局以降は3連勝と波に乗ってきた。豊島はカド番に立たされたが、力強い中盤の戦いは充実ぶりを感じさせた。3月2日には両者が首位に立つA級順位戦の一斉最終局があり、その直後に王将戦第5局を迎える。【山村英樹】

久保王将の話 一手一手難しい将棋だった。2日目の昼食休憩の頃は端からすぐに手にならないので4筋から攻めたが、受けの手の組み合わせがはっきりせず難しかった。4一飛(120手目)が詰みにも利いてくるのでよくなった。

豊島八段の話 相振り飛車を指したいと思い、序盤戦はイメージとして考えていた進行になった。5五桂(79手目)を打って難しくなったと感じたが、7四銀(104手目)と受けられてまずいと思った。6三銀成(101手目)では8一銀だったか。

情報源:<王将戦>久保が豊島破り、防衛へ王手 第4局 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:王将戦:久保が豊島破り、防衛へ王手 第4局 – 毎日新聞


王将戦第4局に勝った久保王将
王将戦第4局に勝った久保王将

将棋の第67期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第4局は20日、兵庫県尼崎市の都ホテルニューアルカイックで2日目が指され、久保利明王将(42)が130手で挑戦者の豊島将之八段(27)に勝ち、3勝1敗とリードを奪った。終局は午後7時12分。

第5局は3月6、7日に島根県大田市のさんべ荘で指される。

情報源:王将戦第4局 久保王将が豊島八段に勝ち3勝1敗に (スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:王将戦第4局 久保王将が豊島八段に勝ち3勝1敗に― スポニチ Sponichi Annex 芸能




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