ダメだったか・・・
女性初の将棋のプロ棋士を目指してきた里見香奈女流五冠が、18日の対局で2連敗した結果、プロ棋士を養成する奨励会を退会することが決まりました。今後、編入試験を受ける道が残されていますが、里見さんのプロ入りはこれまで以上に難しくなりました。
「出雲のイナズマ」の愛称で知られる里見香奈女流五冠(25)は、現在6つある女流タイトルのうち5つを保持する一方、女性初のプロ棋士を目指して、男性と同じように棋士を養成する奨励会で「三段リーグ」に参加しています。
日本将棋連盟によりますと、里見さんは、今期のリーグで18回の対局のうちこれまでに14回戦って7勝7敗で、プロとなる四段に昇段できる上位2位以内に入る可能性が無くなっています。
さらに、勝ち越せなかった場合は、年齢に関する規定によって奨励会を退会しなければならず、里見さんは残る4回の対局で1敗しかできない状況に追い込まれていました。
里見さんは、18日に大阪で2回の対局に臨みましたが、いずれも敗れて7勝9敗となり、このあと2回勝っても勝ち越すことができないため、奨励会の退会が決まりました。
今後、編入試験を受ける道が残されていますが、里見さんのプロ入りは、これまで以上に難しくなりました。
情報源:将棋 里見女流五冠が連敗 女性初のプロ入り困難に | NHKニュース
将棋の棋士養成機関「奨励会」の第62回三段リーグ15、16回戦が18日、東京と大阪の将棋会館で一斉に行われ、女性初の棋士を目指していた里見香奈三段(25)は連敗で7勝9敗となり、残り2局に勝っても勝ち越すことができないため、年齢制限で退会が決まった。奨励会を突破しプロ棋士になる道は断たれたが、プロ編入試験の道は残されている。
◇プロ編入試験の道は残される
里見は2011年に編入試験を受けて奨励会1級になり、21歳だった13年12月に女性としては初めて三段へ昇段。14年4月から始まる第55回三段リーグへの参加資格を得たが、体調不良のため3回休場し、15年10月に始まった第58回から対局した。過去4回はいずれも負け越し。3月で年齢制限の26歳を迎える今回は12回戦を終えて7勝5敗と白星が先行し、次回のリーグにのみ参加できる延長条件である勝ち越しに近づいたが、そこから4連敗した。里見は終局後、無言で将棋会館を後にした。
昨年10月に始まった今回の三段リーグは36人が参加、各自18局を戦って上位2人が4月1日付で四段へ昇段、プロ棋士となる。女性の参加者は西山朋佳三段(22)だけとなる。
里見三段は女流棋士も兼ねており、現在女流6冠のうち5冠を持つ。【山村英樹】
◇最後の一局までベストを
関西奨励会幹事の北浜健介八段の話 女性の第一人者としての挑戦がこういう形でついえたのは残念。7勝目を挙げてからの4連敗でショックも大きいと思うが、まだ最終日が残されているので、最後の一局までベストを尽くしてほしい。
将棋の第62回奨励会三段リーグの15、16回戦が18日、東京と大阪の将棋会館で一斉に行われ、女性初の棋士を目指していた里見香奈三段(25)が連敗して7勝9敗となり、残り2局に勝っても勝ち越すことができないため、年齢制限で今回限りで退会が決まった。
里見は2011年に編入試験を受けて奨励会1級になり、21歳だった13年12月に女性としては初めて三段へ昇段。14年4月から始まる第55回三段リーグへの参加資格を得たが、体調不良のため3回休場し、15年10月に始まった第58回から対局した。過去4回はいずれも負け越しで、今回は12回戦を終えて7勝5敗と白星が先行し、延長条件の勝ち越しに近づいたが、そこから4連敗した。
昨年10月に始まった今回の三段リーグは36人が参加、各自18局を戦って上位2人が4月1日付で四段へ昇段、プロ棋士となる。女性の参加者は西山朋佳三段(22)だけとなる。
里見三段は女流棋士も兼ねており、現在女流6冠のうち5冠を持つ。【山村英樹】
情報源:<将棋>里見香奈、女性初の棋士ならず 奨励会退会決まる (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
情報源:将棋:里見香奈、女性初の棋士ならず 奨励会退会決まる – 毎日新聞
残念・・・・