公式戦では初めてだな。
昨年12月、将棋の竜王位を奪取して永世竜王の称号を獲得、永世七冠を成し遂げた羽生善治竜王(47)=棋聖=の第30期竜王就位式が16日、東京都渋谷区のホテルで行われた。就位式では、予選のランキング戦(1~6組)の各優勝者も表彰され、最年少棋士の藤井聡太四段(15)=6組優勝=らが出席した。
就位式に先立ち、羽生竜王と藤井四段がそろって会見した。
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–羽生先生、竜王奪取から約1カ月。その間、国民栄誉賞受賞が決まるなどしました。そうして迎えた竜王就位式です。今の心境を
羽生竜王「1カ月たって就位式を迎え、竜王を獲得できたと実感しています」
–竜王戦のランキング戦から振り返ってみると
羽生竜王「ランキング戦でも本戦でも途中で負けている将棋があった。その中で勝ち上がることができたのは非常に幸運でした。紙一重の戦いでしたのでラッキーという感じでした」
–これだけ注目を集めている就位式は珍しいと思うが
羽生竜王「竜王戦30回ということで長い間、この棋戦を育てていただいた点で感謝しています。私は前身の十段戦から参加しており、非常に感慨深いものがあります」
–既に31期竜王戦が始まっていますが、今度はディフェンディングチャンピオンとしてこれからの1年、挑戦者を待つお気持ちは
羽生竜王「将棋の対局は始まってしまえば同じ条件で、同じ場所で対局していくので、挑戦していく気持ちで第31期七番勝負も指していくつもりです」
–藤井先生は竜王戦6組優勝し、本戦2回戦では負けましたが、29連勝や公式戦初黒星も竜王戦でした。第30期竜王戦は自分にとってどのような経験になりましたか
藤井四段「デビュー戦の加藤(一二三)九段に教えていただく機会があり、(佐々木)勇気五段=現六段=に敗れるまで負けてしまいましたが、良い経験をさせていただきました。29連勝で多くの方に注目していただきました。自分自身、竜王戦を通して成長させていただきました」
–第31期竜王戦も始まっており、5組で既に1局が終わっているわけですが、今期の目標は
藤井四段「少しでも上を目指せるように一局一局、全力を尽くしていきたいと思います」
–羽生先生は昨年、今年できれば藤井さんと公式戦で戦えるようになればとおっしゃってましたが、2月17日に朝日杯(本戦準決勝)でそういう(対局する)ことになりました。今、どのようにお感じですか
羽生竜王「先週末、対局があって対戦が決まった。どこかで必ず顔合わせと思っていましたが、こんなに早く実現するとは思っていたので驚いています。多くの皆さんに楽しんでもらえる対局になればいいな、と思っています」
–藤井さんはいかがですか
藤井四段「朝日杯では佐藤天彦名人に勝つことができて、羽生竜王とも対戦することになり、うれしく思っています。公開対局になりますので皆さんに楽しんでもらえるような熱戦になればいいな、と思っています」
–過去の対戦は非公式戦で1勝1敗でした。指した感触、相手の棋風はどう感じていますか
羽生竜王「先日(朝日杯)の(藤井四段の)2局は非常に手厚く、少しずつリードを広げていく指し回しで、感心しました。もちろん棋譜を見るだけでは分からない部分がありますので、実際に対局してどういったものか体感するのも楽しみにしています」
藤井四段「先日(朝日杯)は羽生竜王は四間飛車で指されまして懐の深さを感じました。公式戦では初めてになるので、少しでも近づけるように頑張っていきたいです」
情報源:【羽生竜王と藤井四段共同会見(1)】2月17日に公式戦初対戦 羽生竜王「こんなに早く実現するとは」 藤井四段「熱戦になればいいな」(1/3ページ) – 産経ニュース
–先ほど、藤井四段との対局がこんなに早く来るとは、とおっしゃっていましたが、実際、どのくらいの期間で自分のところまで来ると想定していましたか
羽生竜王「将棋界の制度上、四段の段階では1次予選から出場するので勝ち上がってこないと組み合わせになりません。ただ、今期の朝日杯は並み居る強豪を打ち破ってきて非常に立派だと思っています」
–藤井四段の強さはどのように思いますか
羽生竜王「全体として8割の勝率というのは将棋の世界では大変な数字。結果だけではなく、内容も伴っているという点で強い、手ごわい存在という感じです」
–藤井四段、デビューして1年。この1年で、自分の中で、ここは早かった、ここは遅かったと思ったことはありますか
藤井四段「羽生先生と対戦するというのは、こちらが予選から勝ち上がっていかなければならない。その機会(羽生竜王との対戦)を得たということは光栄に思い、公式戦で(羽生竜王と)戦えることは楽しみにしています」
–羽生竜王は藤井四段にとって、特別な存在ということになりますか
藤井四段「私が将棋を始める前から第一線で戦ってきた。そういう意味ではすごい存在だと思います」
–一昨年頃から羽生竜王に挑戦してきているのは20代の若手が多かった。次の藤井四段は15歳。15歳の若手が来ることは想定していましたか
羽生竜王「最近はほとんどは公式戦は自分より年下。私自身、棋士になって30年以上になるので、それは普通かな、と思っています。例えば、竜王戦は30期になりますが、藤井さんはその半分の15期は歴史上の出来事。それには驚かされますし、一方で将棋の世界は非常に若い棋士と対局できる可能性を持っている世界なので、そこは一つの大きな流れととらえています」
–羽生竜王が順位戦A級に初めて昇級したとき、当時名人だった米長邦雄永世棋聖が羽生竜王の存在について、『近い将来、必ず私を倒しに来る存在』とおっしゃってました。今の羽生竜王の心境としては
羽生竜王「米長先生は自宅を開放して、私たちと一緒に研究をして、ずっと活躍されてきました。経験とか実績とか大事だと思いますが、若い世代の人たちも感性とか、考え方とか、戦術とかを自分なりに勉強して工夫して頑張っていく、という気持ちです」
–1年前は非公式戦で2回戦っています。1年たって、そのときと違う心持ちの一局になりますか
羽生竜王「1年前は初めてですし、棋譜も見たこともなかったので未知の相手という感じ。1年たちまして、非公式戦、公式戦を見て、スタイルみたいなものは少しずつ見えてきているという時期にきている。そういう中で公式戦で顔を合わせる意味でも張り切って、自分の持っている力を出し切って臨みたいと思います」
藤井四段「いろんな経験をさせていただき、成長できたと思っている。その成長を見せることができれば、と思います」
–羽生竜王、重圧は感じないでしょうか
羽生竜王「将棋って、同じ条件でやるものなので、対局が始まってしまえば五分と五分という気持ちです。もちろん、対局をするという点ではプレッシャーはありますが、普段と同じような気持ちで指すつもりです」
–藤井四段、先ほど1年たって成長してきた、と言っていましたが、どのような点で成長してきましたか
藤井四段「トップ棋士と対局の機会をいただいて、その中で課題が見えてきた部分があり、課題を克服してきた」
–どういった課題が
藤井四段「形勢判断がまだまだ課題と感じる部分が多いので、精度を上げていければ」
–羽生さんから見て、藤井さんが1年で成長している点はどうですか
羽生竜王「実際に公式戦を指されている中で、場慣れして、どんな状況でも自分の力を出している」
情報源:【羽生竜王と藤井四段共同会見(2)】羽生竜王「(藤井四段は)強い、手ごわい存在」 藤井四段「(この1年での)成長を見せることができれば」(1/3ページ) – 産経ニュース
昨年12月、将棋の竜王位を奪取して永世竜王の称号を獲得、永世七冠を成し遂げた羽生善治竜王(47)=棋聖=の竜王就位式が16日、東京都渋谷区のホテルで行われた。就位式では、予選のランキング戦(1~6組)の各優勝者も表彰され、最年少棋士の藤井聡太四段(15)=6組優勝=らが出席した。
就位式に先立ち、羽生竜王と藤井四段がそろって会見。羽生竜王は「竜王を獲得できたという実感がわいてきました」と喜びを語り、次の竜王戦七番勝負は「挑戦していく気持ちで指したい」と話した。藤井四段は「初戦の加藤一二三・九段から佐々木勇気六段=当時五段=に負けるまで貴重な経験をさせていただいた」と振り返った。
2人は2月17日、朝日杯将棋オープン戦本戦準決勝で対戦するが、羽生竜王は「どこかで顔を合わせる(対戦する)と思ったが、こんなに早く対戦するとは思わなかった」、史上最年少の棋戦優勝が懸かる藤井四段は「羽生竜王と対戦することになり、うれしく思っている」と、それぞれ笑顔で話した。
就位式には、映画「聖の青春」で羽生善治役を演じた俳優の東出昌大さん(29)が来賓として出席し、祝辞を述べた。
情報源:羽生竜王就位式 藤井四段「挑戦していく気持ちで指したい」 (産経新聞) – Yahoo!ニュース
情報源:羽生善治竜王就位式 藤井聡太四段と会見 藤井四段は「挑戦していく気持ちで指したい」 – 産経ニュース
将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太四段(15)と国民栄誉賞の受賞が決まった羽生善治竜王(47)が16日、東京・渋谷区で「第30期竜王就位式」を前に記者会見を行い、公式戦初対局となる朝日杯オープン戦本戦準決勝(2月17日、東京都内)について意気込みを語った。
藤井四段は14日、名古屋市で指された同棋戦準々決勝で佐藤天彦名人(29)を破り、ベスト4に進出。準決勝で、第一人者の羽生竜王と対戦する。両者は公式戦初対局で、非公式戦では1勝1敗となっている。
「(藤井四段とは)もちろんどこかで必ず顔を合わせるというふうには思っていましたが、こんなに早く実現するとは思っていなかったという意味では少し驚いています」と羽生竜王。一方で、「多くのみなさんに楽しんでもらえるような対局ができたらいいなというふうには思っています」と意気込みを語った。
公式戦でタイトル保持者と初対戦し、見事に勝利を飾った藤井四段は「今季の朝日杯では佐藤天彦名人に勝つことができて、羽生竜王との対戦の機会を得る事ができたのはとてもうれしく思っています」と先週末の大金星に感慨深げ。「みなさまに楽しんでいただけるような熱戦が演じられるように頑張りたいというふうに思っています」と羽生竜王に“食らいつく”ことを誓った。
非公式戦では1勝1敗の2人。羽生竜王は「先日の将棋も2局とも内容がよくて、手厚く少しずつリードを広げていくという指しまわしを見て、非常に感心をしました」と藤井四段を称賛。褒められた天才中学生は「(朝日杯を見て)懐の深さというのを感じましたし、やはり自分にないものを多く持っておられるというふうに感じました。公式戦での初めての対戦となりますので、少しでも近づけるようにと思っています」と語った。
情報源:羽生竜王、藤井四段との公式戦初対局が「こんなに早く実現するとは」/将棋 – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)
将棋の第30期竜王戦を制した羽生善治竜王(47)が16日、都内のホテルで行われる就位式を前に、同6組を制した史上最年少プロ、藤井聡太四段(15)とそろって会見した。
15年ぶり7期目の竜王獲得と同時に、永世・名誉称号7冠すべてを獲得した羽生は、「奪取から1カ月たってようやく実感が湧いてきた。今年は防衛戦を控えているが、挑戦していく気持ちを失わず、31期の開幕を迎えたい」と話した。
また、この棋戦でデビューし、将棋界の連勝記録となる29連勝、初黒星も喫した藤井は、「いろいろな経験ができた。5組に昇級して強敵がそろっているが、少しでも上を目指せるよう1局1局全力で頑張りたい」と抱負を口にした。
2人は、2月17日に行われる第11回朝日杯オープン戦の準決勝(東京・有楽町朝日ホール)で激突する。羽生は、「どこかで顔をあわせると思っていた。こんなに早く実現するとは」と驚いてみせた。14日の準々決勝で佐藤天彦名人を破った対局についても、「内容が良く、手厚い。少しずつリードを広げていく指し回しに感心しました。公式戦で初めて対戦するにあたり、張り切って、自分の持てる力を出し切りたい」と全力投球を宣言した。
非公式戦では1勝1敗。初顔合わせの時と比べ、実力が上がってきていると感じている。「(藤井さんの)勝率8割は考えられないくらい大変な数字。手ごわい存在」と、力を認めた。
対する藤井は、「自分に持ってないものを持っている。少しでも近づけるように頑張りたい」と言葉少なながら、闘志を燃やした。
会見は約20分だったが、羽生は終始、体を左30度ほどに傾けていた。相手をにらみつける「ハブニラミ」こそなかったが、視線を合わせなかった。
藤井もじっと前を見ており、左に座った羽生の方を見ることはなく、来月の対局に向けてお互いに意識している様子だった。
情報源:羽生竜王「手ごわい存在」藤井四段と視線合わせず (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
情報源:羽生竜王「手ごわい存在」藤井四段と視線合わせず – 社会 : 日刊スポーツ
将棋の羽生善治竜王(47)と藤井聡太四段(15)が16日、都内で記者会見に臨んだ。両者が公の場でツーショットを披露するのは初めて。
羽生竜王が新竜王として、藤井四段が6組優勝者として表彰を受ける第30期竜王就位式の前に用意された会見の席。式の途中で質疑応答の時間がないためセッティングされたが、くしくも、2月17日の第11回朝日杯将棋オープン戦準決勝で両者が公式戦初対戦することが決まったばかり。決戦に向けた抱負を語る場に様変わりした。
羽生竜王は「1年目、(非公式戦で)初めて対戦する時はあまり藤井さんの棋譜も見たこともなかったので、未知の相手という感じでしたが、1年の時間が経って藤井さんの棋譜を見るようになって、スタイルのようなものは見えて来ている時期になっています。公式戦で顔を合わせるという意味では、張り切って、自分の力を出し切って臨みたいなと思います」と抱負。重圧は感じないか、との質問には「将棋って同じ条件でやるものなので、対局が始まってしまえば五分と五分と思っています。プレッシャーはあると思いますけど、普段と変わらないように指すつもりです」と述べた。
終始緊張した面持ちの藤井四段は「1年間で成長することが出来たと思っているので、成長した自分を見せることが出来たらと思います」と語った。
情報源:羽生竜王「五分五分」藤井四段との公式戦初対局に向け抱負語る (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
情報源:羽生竜王「五分五分」藤井四段との公式戦初対局に向け抱負語る : スポーツ報知
将棋の羽生善治竜王(47)が16日、都内で行われた第30期竜王就位式に出席。竜王戦ランキング戦6組優勝者として出席した中学生棋士、藤井聡太四段(15)と、式の前に会見に臨んだ。羽生と藤井が公の場でツーショット姿を見せるのは初めて。
羽生は昨年12月に当時の渡辺明竜王(33)との竜王戦7番勝負を4勝1敗で制し、竜王在位を通算7期として永世竜王の資格を獲得。規定のある全7タイトルの永世資格を史上初めて獲得した。その快挙を称えられ、将棋界では初めてとなる国民栄誉賞の受賞が今月5日に決定。はかま姿で登場した羽生は「対局直後は実感がなかったのですが、きょう就位式を迎えて、獲得することができたんだということを実感しています」と感慨深げに話した。
藤井は加藤一二三・九段(78)とのデビュー戦、公式戦新記録の29連勝を達成した増田康宏五段(20)戦と節目がいずれも竜王戦の対局だった。今月14日には、一般棋戦の朝日杯オープン戦の準々決勝で佐藤天彦名人(30)を破る金星。同じく4強に勝ち上がった羽生と2月17日の準決勝で、公式戦では初めて対戦することが決まった。
2人は昨年春に非公式戦で2度対局し、1勝1敗。藤井は「私が将棋を始めるずっと前から、第一線で活躍されてきた方。(非公式の対局後)この1年で成長したところを見せることができれば」と意気込みを語った。羽生も「どこかで必ず顔を合わせると思っていたが、こんなに早く実現するとは思っていなかったので驚いている。持てる力を出し切りたい」と笑顔で話した。
情報源:羽生竜王 藤井四段と初ツーショット、2月に初公式戦対戦「こんなに早く実現するとは」 (スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
情報源:羽生竜王 藤井四段と初ツーショット、2月に初公式戦対戦「こんなに早く実現するとは」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
史上初の「永世七冠」となった羽生善治竜王(47)の就位式が6日夕に都内である。それに先立ち、羽生竜王と藤井聡太四段が午後5時から共同会見を行う。
羽生氏は昨年12月の竜王戦で渡辺明竜王を破り、2002年以来7度目の竜王位を奪取。「永世」規定がある7つのタイトルすべての永世・名誉称号を得て、永世七冠を達成した。年が明けた1月5日には、囲碁の井山裕太七冠(28)とともに国民栄誉賞が授与されることが閣議決定された。
昨年29連勝を果たした藤井四段(15)は、1月14日の朝日杯オープン戦準々決勝で佐藤天彦名人に勝つ金星を挙げた。2月17日の準決勝では羽生竜王と対局する。
※THE PAGEでは会見の模様をライブ配信します。
情報源:【中継録画】「永世七冠」羽生竜王が藤井四段と共同会見 就位式に先立ち (THE PAGE) – Yahoo!ニュース
情報源:【中継録画】「永世七冠」羽生竜王が藤井四段と共同会見 就位式に先立ち | THE PAGE(ザ・ページ)
https://www.youtube.com/watch?v=iEvVxqylF0k
https://www.youtube.com/watch?v=vvcqZncKEeQ
https://www.youtube.com/watch?v=P5fsWPFiU58&t=13s
https://www.youtube.com/watch?v=_v4jrWTIGZU&t=21s
https://www.youtube.com/watch?v=VqeQf2Aa-I8
https://www.youtube.com/watch?v=SlKe_fbHekc
ほぉ・・・